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>>75
これが全てじゃねぇだがだいぶ色々やったな。
どうよ、面白かったろ?
[にっと笑みを向ければもう一発地を走らせて。後何発かロケット花火を打ち上げれば満足して片付け始める*だろう*]
[昨夜の余韻か今までずっと眠っていたようで。
漸く起き出してくると、身支度を整えて食堂へ降りた]
おー…誰もいねぇ?
まぁ夜遅くまで騒いでたし、しょうがねぇか。
[偶には俺も飯作りましょーかね、と冷蔵庫の中身を漁り始め]
…チーズあるのか。
だったら後は卵にじゃがいも、玉ねぎ、トマト…
んでベーコンでも入れりゃいいかな。
[よし決定、と、材料を取り出して冷蔵庫を閉める]
今は何人いんだっけか…
つーか俺らが此処来て何日目だ?
[指折り数えつつじゃが芋を茹でて切り、ベーコンその他と共に炒め出す。終わればトマトと一緒に耐熱皿に並べ、其の上に卵とチーズを流し込んだ。
最後は其れをオーブンに投入し、焼き目がついた頃に取り出そうと。どうやら*グラタンだったらしい*]
[昼過ぎには目を覚まし、時計を見ながら指折り数え]
61時間つってたから…
ん?あと何時間になるんだ?
ま〜いいか!
アーヴァイン先生のこったから言ってる事も適当だろ〜しな!
[そういえばセシリアが先生に言われてたものは何だったんだろう?と思い出した疑問に首を捻ったが]
…今の内に見れるもん見とかなきゃな。
[教室、体育館、職員室、近所の公園…高校時代によく遊びに行っていた場所や思い出のある場所を一つずつ周り、懐かしい思い出の幻影を目に焼き付けるように*見入っている*]
[ふらりと訪れた図書館で、受験に向けた自習をしている自分達の幻に出会う。以前に見た幻よりも、いくぶん陰が薄くなった様に見える]
自習って言いながらいつもすぐにおしゃべり会になってたわね。
[頼み込んで講師をしてもらっていたシャーロットが怒っている。メイはやっぱり何か描いている。幻が消えると、窓に手を当てて]
むつとせを 隔てし我と 磨りガラス
ふれなば伝う 冷たさありて
[ぼんやりとした表情で起き出すと、まだ手に冷たい水で顔を洗う。昨夜は随分遅くまで花火をしてはしゃいでいたせいか、完全に寝坊をしていた。]
…あら?今日の小人さんはギルバートさんなのね。
[オーブンの中を覗き込んでいる後姿を見て声をかけると、食堂を出て雑貨屋へと向かった。]
[6年前の残り香を探すように校内を歩き回り、手触りや空気を記憶していく。廊下で時々数人の生徒の気配とすれ違う]
すれちがう…おともせむ…違うなぁ。
あ、ロッテ。
[幻ではないシャーロットが校門に向かって歩いていくのを窓越しに認めて手を振る]
[校庭を横切りながら、名前を呼ばれた気がして周りを見る。]
…今度はドッペルゲンガーではなくて、空耳かしら?
[しかしよく見ると、校舎の中に実体があるのに気づき近寄る。]
セシリアさん、何をしてらっしゃるの?
[校庭に昨日拾い残された花火の残骸を認めて]
昨日は楽しかったね。
[何をしてるの?と聞かれれば]
もうこっちの生活も長くないかなって思って、改めて見て回ってたの。
2階をぐるっとまわって、今1階に降りてきたとこ。
ロッテは今から外?
[視線の行方に花火の残骸を認め、拾って近くのゴミ箱に入れて。]
ええ、楽しかったですわ。色々な花火がありましたわね。
…ああ…そうですわね…ずっとこの世界に取り残されるという心配は随分と減りましたけれど…。
[何とはなしに校庭を眺めて]
名残惜しいですわ…。
[外にと聞かれると、嬉しそうな表情で]
ちょっと、カップ麺を仕入れに。
先生はどうかしらないけど、モーガン先輩やデボラ先輩がついてればそうそう変なことにはならないと思うな。
[嬉しそうにカップ麺を、と答えるシャーロットに、まさか夕飯、カップ麺じゃないよね…という不安が頭を過ぎるが]
あ、買出しに行くとこだったんだ?
引き止めてごめんね。そろそろ暗くってきたから気をつけて。
[と手を振って音楽室に*向かった*]
[目を覚まし、食堂へと降りていく。]
……そういえばソフィー居ないんだ……
後はご飯への生命線はシャルだけ……って。
[オーブン前のギルバートに瞬いて。]
……料理できたんだっけ。
>>86
先に戻った人たちもいますものね。
きっと大丈夫だと思いますわ。
[不安そうな表情には]
今日の小人さんは、グラタンを作ってくださいましたわ。
[ふふと笑って]
ええ、セシリアさんも気をつけて。
[手を振り返すと、雑貨屋へと入っていった。]
[雑多なものが並ぶ雑貨屋の中で、数種類あるカップ麺をひとつずつ選んで籠に入れていく。]
あら?三分間のものと五分間のものがありますのね。
どう違うのかしら?
[レトルトカレーも見つけると、いそいそと手に取る。
籠を一杯にして外に出ると、夕焼けに辺りは燃え立つように赤く染まり、長い影があちこちに伸びている。]
…人がいないなんて、本当におかしなところ…。
六年前のわたくしたちはどこに行ってしまっているのかしらね。
[食堂前のコンクリ階段に腰掛けると、籠から小さな容器とストローを取り出し、夕焼けに向かってしゃぼん玉を飛ばす。]
>>90
……。
一言多いよね、ギルバートは。
[べし、と後ろから蹴りを入れつつ。
後ろを振り返って。]
……しゃぼんだまかー。
懐かしい。
[二人の声に食堂の中を見て]
あら、仲直りしましたのね。
[虹色の泡が夕焼けを映し込んで、ふわふわとあたりを漂う。それをぼんやりと見ながら。]
>>93
……。
それはやだ。
絶対克服しない。
何か、大人になる度にそういうの忘れてくよね。
あんなに楽しかったのにさ。
寂しいな。
……シャル、かな?
[窓から見える青い髪に手を振ってみたり。]
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