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-集会場-
[...はテーブルの上のランプに灯りをともした]
さてどうするか。
何かしなければならないことがあったような……気がするのだが。
困った。思いだせん。
[...は手近な椅子に*腰掛けた*]
[辺りをキョロキョロと見回しつつ]
誰かいないかな・・・うぅ、一人は心細いよ。
あ、明かりがついてる! 人、いるのかな。
[前方に明かりのついている建物がある、中に人がいたのなら*挨拶をするだろう*]
─小さな部屋─
──…うう…ん。
[それは、夜が明ける前の深い闇。]
───……が……。
──…!……………!!
……ッ…
……………………て…………。
[──闇の中、ひとり。
醒めた時には忘れ去る夢。]
うぁ…。頭、いてぇ…。
[ベッドに起き上がり、額を押さえる。
不快げに眉を顰め、頭を振った。]
こ、こ……今、は…。
ああ、そうか。
今日は集まる日だって…、そう、だよな。
[確認するように呟き、身支度を整える。
外に出れば、雪解け前の空気がひやりと冷たい。]
─村内の雪解け道─
冷える、な…。
早く雪が解けないと。
解けたら……あれ。解け、たら…?
[自らの呟きに、眉根が寄る。
やれやれと、息をついた。]
……雪が解けたら、学校。
戻らなきゃ。戻って、きちんと勉強して……。
──隣町まで、もう少しまともな交通機関があればいいのになあ。
[愚痴を呟いて、吐いた息が白い。
細めた目の先、小さな建物がランプの明かりを*灯していた。*]
[ふと気づくと、周りに人がいた]
おやあ……あたしゃあ何をやっていたんだろうねえ……
[手元を見ると、編みかけのセーターが]
……ああ、そうか、セーターを編んでいたんだねえ。このセーターを……
……ええと。誰にあげるんじゃったかねえ……?
………。
なんであたし、こんな所に居るのかねぇ?
しかも突然。
ブラックアウトの逆みたいだ。
ホワイトイン?
そんな言葉ありゃしないよ。[雪道に自嘲気味に鼻で嗤って]
あー、それにしても寒い寒い!
こんな所でぼーっとしてたら凍えちまうよ!
うん?ちょうどいい所に、灯りのついた家があるじゃないか。
こんばんは!(でいいのよね?と小声で呟き)
邪魔するよ?誰か居るかい?
[ギイイと扉を*開いた。*]
>>4メイ
[人の気配に入り口へ目をやるが、ランプの明かりはそこまで届かない]
おや君は……メイ……か?
ここにいるのは私だけではなかったようだな。
ふむ、それがいい事なのか悪いことなのか……。
いや……ここはあまり良い所ではないような気が……。
……何を言ってるんだ、私は。ここは私の村ではないか。
そう、私の故郷。のどかで良い村だ。
ふむ……困った。私は何を忘れているのか。
[視線を宙に泳がせながら記憶を辿る]
そうだ…早く仕上げなければならない仕事があったはずだ。
仕事のこと忘れるなんて、一体どうしたのだ私は!
>>11カミーラ
おや。君は……誰だったか……。
見覚えがあるようなないような。
むう、さっきからこんな調子だ。おかしいな……。
なにやら感覚が希薄で…思い出せない事が多いように思う。
―集会所の片隅―
[いつからそこにいたのか、ずっとセーターを編んでいた]
おやおや……人が集まってきたねえ……。
……こんなことが、昔もあったような気がするねえ……あれはいつのことだったかねえ……。
[ふ、と気が付けば何らかの建物の傍に立っていた]
…いやですわ、私ったら何故こんな所で立っているのでしょう。
でも、おかしいですわ…私は何をしにここへ来たのかしら…?
[何か思い出せるようなものが落ちていないかを確かめる。しかし足元には何も落ちていない]
うぅん…ありませんわね…。
[傍にある建物へと近付いて中の様子を伺った]
どなたかいらっしゃるようですし、ほんの少しお話を聞いてみる事にしましょう。
そうすれば、私がここに居る理由も少しは解るでしょう…。
ごめんくださいまし、少々お話を伺いたい事があるのですが…
[軽く建物…集会所の扉をノックする。反応があれば入って行くだろう]
ぅう〜う、さむいっ!
ああ、人がいた、人がいた。
よかったよ〜…って、なんだい部屋の中真っ暗じゃないか、辛気臭いねぇ。
暖炉の火も点いてないのかい、まったくぅ…。
[とぶつぶつ言いながら勝手に暖炉に薪をくべる。]
はぁ〜あ、これでやっと人ごこちついたよ。
これでワインでもあれば完璧だねぇ。
あ、ああ、みなさん、ごきげんよう。
はじめましてー。
[と、とってつけたような優雅なお辞儀。]
んんんっ?
ちょいと、ちょいとおばあちゃん、いい物編んでるじゃないのさ。
それ、セーター?よかったらそれちょっとあたしに…。
って、おばあちゃん?!おばあちゃん?!
息してる?ちょっと?!
[と、片隅に座るデボラの頬を軽くピタピタ叩く。]
…!!
息はしてるけど…。
あたし…、あたし前にもこうしてた…?気がする………。
ああああ!!
あたし、あたし、この人知ってる………!!
前にもこうして…、あたし、この人が息を引き取るとこみてた…!
…って?なにこれ?
どういうこと…?!!
ここ?…あたしたち、どこに居るの?
[そっと集会所の中へと入れば集まっている人の姿が目に映る]
……あら、皆様こんばんは…?
今日はとても冷えますわね、風邪など召されませんようお気を付け下さいませね。
[首を傾げて1人1人の顔を見渡して行く]
うぅん…やっぱり初めまして?
でも、違うような…
-集会所-
>>14メイ
そ、そうか。明るいほうが、いいな。確かに。
[少し戸惑いながらぎこちない笑みを浮かべた]
>>16デボラ
デボラさんいたのか。気づかなかった…申し訳ない。
ふむ、今日は何か集まりがあったか?
>>19ステラ
また誰か来たようだな。
[扉を開け、ステラを招き入れる]
まだ雪が残る外は寒かったろう。
>>20カミーラ
ああ、気が利かなくてすまない。後は私がやろう。
[さらに薪を追加して、ついでにケトルを乗せる]
>>15メイ
『カミーラ』……そうだ、カミーラだ。
[メイの声に思い出したように手をポン叩く]
>>22カミーラ
……そういえば、どこで会ったのだったか。
[記憶を辿るが、見慣れた村の風景に彼女の姿はない]
……買出しにいった街……か?むう、私はボケてしまったのだろうか。
>>24カミーラ
縁起でもないことを言うな。
デボラさんは一見死んでいるように見えるがきちんと息をしているし、いまいち規則正しくはないが心臓も動いている。
[そこまで言ってから、ふと考え込んだ]
……?
[何かが引っかかるが思い出せない]
>>28ステラ
何かあるから来たのではないのか?
[小首をかしげる]
ふむ、困った。私も何故ここに来たのか思い出せないのだ。
>>29カミーラ
ああ、皆の分も淹れよう。
[椅子から立ち上がり、小さな炊事場に向かう。
水屋の中の不揃いなカップを人数分取り出した]
コーヒーでいいか?
[聞きながら湯を注ぐ。実質聞いてない]
>>32ステラ
[お葬儀の段取りが組めるか、の言葉に]
何を言っているんだシスター。
あんなにテキパキやっていたじゃないか。
大した事ではないから忘れているのではないか?
…いや、私も大事な仕事の事を忘れていたな。む。
[淹れ立てのコーヒーをステラに差し出す]
…?はて、それはシスターのカップ、だな。
なぜここにシスターのカップを置いているのだろう。
[先ほど棚から出したのはそれぞれの愛用品だ]
こちらは私のだし、そっちはメイの……む?
集会所備え付けのものを使えば良いし…何故ここに持ってきたのだったか……。
>>33カミーラ
君だけロイヤルミルクティーなんて面倒なんだよ。
まったく、カミーラは協調性というものがだな。
[そう言いつつミルクパンを暖炉の上に載せる]
あっ……。
ああ!ああ!?
デボラばあちゃん?だよ、な。
うわあ、久しぶり……あいたかっ…え?
え、ええと。
僕、こないだ帰ってきたはずだから。
会った、よな。あれ…。
何だか、急に懐かしくなったんだ。おかしいよな。
[編み物をする老女へと、首を傾げた。]
>>37ハーヴェイ
…今度はハーヴェイか。今日は何の日だ?
ああそうだ、ハーヴェイ、頼まれていたシャツが出来てるぞ。
後で取りに来てくれ。
[デボラを見、再び2人の方へと向き直り]
…し、少々油断出来ない状況のような気が致しますわ。お部屋は常に温かくしておいて下さいましね。
急激な温度変化は負担になりますので、何かおかしいなと思ったら……
[途中で話すのを止めて視線を彷徨わせた]
おかしいですわ、私…同じ事を言った事があるような気がしますわ?
うぅん?
[ヒューバートからカップを受け取り>>34一礼して口を付けた]
私、いつお葬儀の準備なんてしたのでしょう…いやですわ、主の御許へとお送りする大切なお式ですのに忘れてしまうだなんて。
[カミーラにも同じ事を言われて>>35少々混乱気味に眉を下げた]
あれっ、ヒューバードのおじさん。
あ、シャツ出来たんだ?
ありがとう、今度取りに……ん?
あれ???
ねえ、行かなかった…いや?
行ってないよな、そうだよな。
チェックが赤に……。
ごめん。僕、少し寝ぼけたみたいだ。
どうも調子が出ないな。
>>39カミーラ
カミーラ、落ち着け。
ハーヴェイが幽霊か何かだとでも言うのか?
殺してやりたい気持ちは分かるが………ん?殺してやりたい?
はて、ハーヴェイに何か恨みでもあったか?
[顎に手を当てて考える]
…そうだ、ハーヴェイ、お前が、お前がうちの娘をたぶらか……ん?いや、違うか。
はて。婿は誰だった…?うちの娘をかっさらったのは……。
[小さく唸りながら必死に考える]
…娘…そうだ、娘のウェディングドレスを作らなければ…式に間に合うように……娘の……娘の……名前は……。
[家族の名前が思い出せない]
>>46カミーラ
ただでさえ厄介なのがいるのに、死人が動き回ったら大変だな。
[じっくりコトコト煮こみすぎたロイヤルミルクティーを渡す]
>>47ハーヴェイ
だ、な。混乱している、な。
[座るハーヴェイにコーヒーを差し出す]
(……やはりお前が婿のような気がするんだが)
[口には出さずに睨み付けておいた。突き刺され!私の視線!]
まあいいわもうー、飲まなきゃやってらんない。結局コーヒーだしぃ。
これ尼さんもどうぉ?
[と、勝手に戸棚からブランデーの瓶を漁り、コーヒーにかなりの量たらす。]
そんでヒュー、殺すとかたぶらかすとか、なぁに物騒なこと言ってんの?
そりゃ確かに真っ赤なシャツ注文するよーなセンスの子なんてブチコロシたくなるのは解るけどさー。
って、アンタ仕立て屋だったの…?ふーん…。
>>50カミーラ
今更何をいってるんだ。
君の服も仕立てただろう。死に装束にするとか言って。
>>52カミーラ
君がハーヴェイに突っかかっているから微妙に濃度の高いミルクティが出来たんだ。諦めてくれ。
それが嫌なら自分で作れ。
ふぁああ…。ちょっと眠いな。ブランデー、効き過ぎ…だよ。
デボラばあちゃん、ばあちゃん…寝てるの?
そうだね、部屋は暖かくしないと。
あと毛布を…おか、しいな。
毛布を、沢山かけないと。そうして、暖かく…。
じゃないと、手が冷えてしまうから。
だろ?ばあちゃん。
[一瞬不安げに、デボラを見遣った。]
ぼ…僕も、少し眠いな。
毛布貰おうかな。まだ時間あるでしょう?
[何に。一瞬の疑問へは首を振る。
辺りを見渡し、困ったような表情を浮かべた。]
そしたら、きっと ……会える。
ですよ、ね。
[ちらりとヒューバードへ視線が向かい、慌てたようにその目を逸らす。
そうして程なく、ひと時の眠りへと意識は*おちた*]
>>59カミーラ
すぐに作れというから大急ぎで作ったんだぞ。
ドレスの類は経験が浅いというのに、真紅のイブニングドレスを……いや、イブニングドレスは別の者だったか?
……わかった、もうミルクティは淹れない。自分でやってくれ。
私は仕事で忙しいんだ。
[コーヒーを啜りながら溜息一つ。でもその顔は少し笑っていた**]
[何処からともなく、何かをドアを開け閉めする音が微かに響く。
徐々に音が集会所の方に近づいてきたかと思うと
一人の男が部屋に飛び込んできた]
ふ、ふはは、ふはははははは!!
ここは何処かね!?
いや、参った。
道を歩いていたと思ったんだが、気づけば変な部屋だ。
何処なのか話を聞こうにも、誰もいない。
紅茶の香りを辿ってようやく人に出会う事が・・・
って、誰もいないのかね!?
[狐につままれたような顔をし、誰もいないか室内を眺めている]
[部屋に人がいた残滓に気付くと、部屋の中を観察し始めた]
紅茶の香り、微かに残る温かさ。
そして何より、何故かこんなところで寝ているメイ君。
ここには沢山人が居たに違いない!
・・・一人で語って結論を出しても寂しい物だね?
ところで、メイ君は何故ここで寝ているのだろうね。
しゃ、喋りかけてさえ来なければ女性だって大丈夫だ。うむ。
しかし、夜は寒いだろうから少しは暖かくさせとこうか・・・。
[何処からか調達してきた毛布を、メイを起こさないよう恐る恐る掛け
メイから対角線上の部屋の隅に陣取り、座りこんだ]
・・・さて、この部屋に居れば明日だれか来るだろう。
そしてここが何なのか、誰が居るのかなんかを聞いておきたい所だ。
こんな場所は見た事がないはずなのに、どこか懐かしい・・・。
[明日は何が起きているかを把握できる事を祈りつつ、*寝付いた*]
―回想・前の晩―
[...はデボラの編み物を眺めている]
おばあちゃん編み物上手だよねぇ、私も練習してマフラーぐらいは編めるようになろうかなぁ。
ふぁーぁ・・・なんだか眠くなってきちゃった。
[カミーラが暖炉に薪をくべている]
んぅ・・・温かくなってきたし・・・このまま寝ちゃ・・・おっと・・・おやすみぃ・・・。
―集会場・朝―
[...は毛布に包まりながら朝日に照らされている]
うぅ、眩しいぃ・・・あと五分だけ・・・ありゃ!?
ぁ、私あのまま寝ちゃったんだっけ・・・この毛布誰がかけてくれたんだろ?
[視線をテーブルの上に放置されているカップに移す]
もう、きちんと片付けないとダメじゃん!
私のカップも出てるし・・・って、これステラさんとハー君のカップじゃん。 二人とも来てたんだ?
うっわぁ・・・なんだかお酒臭いなぁ・・・もう。
[食器類を片付けつつ厨房を往復する]
[...は厨房から戻ってくる]
よーし、これで片付いたっと!綺麗は正義だよね!
って、うわ!ギル兄ちゃんいたんだ!?
もう、寒そうな格好で寝ちゃって。
[自分で使っていた毛布を部屋の隅で寝ていたギルバートにかける]
さーて、朝だー!
今日も元気に張り切っていこー!
なーんか忘れてるような気もするけど・・・ま、気にしない気にしないっと!
[簡単な掃除をしながら集会場を*歩き回る事にした*]
─集会場─
あれ。えーと、僕は…。
ああ、そうだ。
集合して、そして昨日は色々と変なこと、を。
[眉を顰めて、額を押さえる。
外に感じるいくつかの気配。足音。
──知らないはずはない。]
やっぱりそうだ。
きみ、何をや……って。
[フラッシュバックする。]
こんな、ところ…
[虚ろな瞳。何も映さない。]
……で。
[ながれた。]
[あか が]
………ッ!!!!
[口元を押さえ、後ずさる。
目を大きく見開いて、年下の少女を見つめる。
がたり。背に当たった扉が、大きく音を*立てた。*]
ちょ・・・ハー君、本当にどうしたの?
なんでそんな驚いて・・・ハハハ、やだなぁ。 私そんな変な事してないと思うんだけどなぁ。
っていうか、そんな怯えたみたいにしちゃってどったの? まるで死んだ人を見てるみたいじゃん!
[瞬間、脳裏に何かが浮かぶ・・・黒いナニカが]
ぇ・・・?死・・・?
[寂しい・・・一人・・・嫌・・・孤独・・・]
っ―――!?
―夜半・宿屋の一室―
寒い。寒いねぇ。
マットレスは硬いし、毛布もちっとも温まりゃしない。
おや、あたしは今起きてるんだろうか、眠ってるんだろうか。
まあどっちだっていいことだ。
走れば暖かくなるさね―…。
走る。
あたしは暮明の中走っている。
いつからこうしているのか、そんなこた覚えちゃいない。
物心ついた頃から、こんな事ばっかりしてた気がするよ。
でもその時だけは違った。
その日あたしが最後に見たのは、白い刃のきらめき。
それが獣の物だったのか、人が放った兇器だったのかは判らない。
―ああ。
とうとう捕まっちまった―…。
そんな間抜けたことが頭を駆け巡ってたっけ。
えー……?
だって、ボケたらボケメイだろ。
モヤモヤのモヤメイの方がいいってのかい?
なっ…、草食系!?
うるさいな、僕だって最近は…あっ、こら。
聞きなよ、………おい!?
[からかう声。いつもの表情。
つられて調子を戻しつつ、メイの*あとを追いかけた。*]
―回想・昨夜―
[うとうとしながら]
>>26 ヒューバート
わしゃあずっとここでセーターを編んでおったよ……。人はいくらか来たようだが、集会というような感じではないねえ……。
>>38 ハーヴェイ
おやおや……ハーヴェイじゃあないかい、随分久しぶりに会った気がするねえ……。
でも、言われてみればついこの間会ったばかりのような気もするねえ……不思議だねえ……。
>>39 カミーラ
そう……しき……。
葬式か……じいさんの葬式にはたくさん人が集まってくれたのお……。
>>70 メイ
そうじゃろう、わしゃ編み物が好きでのお。若い頃はじいさんに揃いのマフラーを贈ったりもしたもんじゃ。イニシャル入りでのお。それでこのセーターは……
……あれ? 誰に渡すんだったかのお……。
―現在・集会場―
[集会場の片隅の揺り椅子で眠っていた。膝の上には網かけのセーター。もう少しで仕上がりそうだ]
懐かしいのお、わしゃ若いころからよく編み物をしたもんじゃ。じいさんにもいろいろ作ったし、娘にも……娘?
はて……。わしに娘は、おったかのお……
[薄手の舞踏用衣装で雪の中に立ちつくしている]
うぅ…さっむい。なんでこんな所にいるんだろう。
[服を掻き寄せ、薄さに驚き更にあたりを見回す]
―やだこれ舞台衣装じゃない。寒いはずだわ。あ…、あそこ、灯りが見える。行ってみよう。―
[日も落ちて闇が迫る。街燈すらない道の先にぽつんと見える家の灯りへと歩き始める]
誰か服貸してくれるといいけど…。っくしゅん。(こんこん
だーれかー?いますかー?
―集会所・朝、メイが起きて去った後暫くして―
う、ん・・・。
あぁもう朝か・・・。昨日は・・・少し疲れすぎた・・・かね・・・。
[...は、部屋の隅で毛布を被って寝ていたが、もぞもぞ動き始めた。
そしてメイが居ない事と、毛布に気付き、少し動揺する]
はは、まさかやんちゃ娘に気遣われるとはね。
どうやら部屋も片付けて行ったようだ。
あのメイ君が成長したものだ・・・。
さて、誰も居ないのかと思ったら語り部殿が居たのだね?
しかし、無理して現状全てを聞く訳にもいくまいな・・・。お年寄りは大切に、だ。
昨夜の様子からみて、夜には人が集まりそうだ。
それまではやはり足で探すのが一番か。
ではな、語り部殿。
[そう言って、何かを探すべく集会所から出て行った]
―回想 昨夜 寝入る前に >>88―
おや、やはりここには誰か居たの・・・
お、あ、女性か・・・。
あぁ、うむ。故郷が紅茶の香りで埋め尽くされていたから、ね・・・。
何の香りよりも、紅茶の香りには敏感、なのだよ・・・。
[現れたのが女性だと気づくと、突然声がどもって脂汗をかきはじめた
カミーラが眠ったのちに、自分の異変にようやく気付く]
・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・。
今のはなんだ・・・?
以前はこんな事が起きた事はない・・・はず・・・。
いつから・・・?
[つい最近からのようだったが、いつからこうなったのか、
思い出そうとしても帰ってくるのは痛みのみ]
・・・難儀、だな。
現状把握以外にもやる事ができたか・・・。
―現在 集会所―
[昨夜と同じく、足音とドアの開け閉めする音が徐々に近づき、
集会所に飛び込んできた]
はは、ははははは!
やはり何もなかったね!?
うぅむ、世界を旅して生きてきたというのに
この私でも何も見つけられないとは・・・。
やはり人に聞くしかあるまいな。
[キャロルとデボラが居るのに気づき、 少し身構えたが寒そうにしているのを見て]
どうやら、踊り子君もここに来たばかりのよう、だね?
まずは、暖かい物でも羽織ると、良い。
[少し硬い動きでキャロルに毛布を渡し、硬い動きのまま離れて一息]
―現在・宿屋の一室―
あふ。お腹すいた。[むくりとベッドに上体を起こす。]
なんだい眠れたんだか、眠れなかったんだか…。あーあ。
ちょいと誰かー、食事ぐらい用意してくれてんだろうねぇー?
[と、がしゃりと部屋の扉を開き、ひょいと手すりから階下を覗くと、ギルバートの姿を認める。]
!!!
>>67ステラ
他の者もアレこれ作れと……私は普段着しか作らんというのに。
ああ、おやすみシスター。また明日。
(……明日?)
[「明日があるだろうか」という奇妙な疑問を頭の隅へ追いやる]
>>90デボラ
ん?そうか、では一番乗りはデボラさんか。
ふむ、良く分からんが皆何故かここに来た、と。
そういう私も気づいたらここにいた。
何か大切な用があったような気がするが……むう。
おっ…思い出した!思い出しちまったよ!
あたしは…あたしの仕事は泥棒…!
この村にやって来たのは、村長の家の財宝を盗みだすためだったっけ…。
村長の邸宅で行われる舞踏会に紛れ込むために、ドレスが必要だったんだ…。
そしてアイツ。
紅茶の香りを辿ってやって来たアイツ…!
アイツに見つかったらあたし…。
いや、アイツが手を下すではなくても、奴らに引き渡されてあたし「また」殺されちまう…!!
逃げよう…。
あたしは逃亡者なんだ。
走ろう…!
[...は慌てた様子で部屋に引き返し、窓をギイと開くと、表に躍り出た。
雪が厚く残る地上に、猫のようにしなやかに着地すると、そのまま走り出した。
その姿は、やがて霞んで見えなくなった…。]**
[集会所として使用されている、古びた宿屋のポーチによろりと痩身の影。
その背には巨大な竪琴。肩から掛けた革ベルトで、青年の背に固定されているようだ。]
えええと、一曲いかがですかーーー?
じゃなかった、す…すいませぇん、誰か居ますかーー?
―回想・朝―
[ふと気が付くと昨晩居なかった人物がそこに居る]
…まあ、こんな所でお休みになられて……皆様油断し過ぎですわよ?
お出かけの際は、未だ雪が残っておりますので足元にはくれぐれもお気を付け下さいませね。
[ギルバートを見送り、しばらく後に周辺の清掃などを行った]
―回想・ヒューバートの店―
なにやら奇妙な気分だが、早く仕事を終わらせなければ。
[店の裏手に回り勝手口を開く。
店の中へ入った瞬間、持っていたランプの炎がフッと消えた]
なんだ?油が切れたか…?
マッチは確かこっちの引き出しに……むう、無いな……。
[暗い店内。中央に置かれた大きな作業台の上に作りかけのウェディングドレスが置かれている]
流石に灯りが無くては仕事にならん。
夜が明けるのを待つか……いや……。
[嫌な汗が滲む。夜明は来ない――そんな考えが頭をよぎる]
何を考えているのだ、私は。夜明は…夜明は……。
[歩み寄った作業台。その足元に血の海が広がっている]
ああ、そうか。……そうだったな。
[なんとか荷物を集会所の中に入れて、中身が破損していないか軽く確認する]
無事のようだ。よろしい。
>>104コーネリアス
ふむ。君も来たのか。
[どこか納得したような、哀れむような、複雑な視線を投げる]
―現在・集会所―
(私、あの十字架は一体どこにやってしまったのかしら…)
[入り口からヒューバートとコーネリアスが入ってくるのを認め、出迎える]
あらあらまあ…お帰りなさいませ、今日も寒かったでしょう?何か温かいものをお持ち致しましょうか、あまりお茶の類は淹れ慣れておりませんが……。
(十字架を探して、いわれた何かをしなければなりませんわ…でも、何かとは?)
[頭の隅で思い出せない事柄を引き出そうと思考を巡らせる]
>>108 お邪魔します。両手が塞がってるんで…すいません。
[よいしょよいしょと、竪琴をかついで部屋の中央まで。]
扉を開けていただいたお礼に一曲―…。
あ、要らないですか?そうですか…。
え?僕のこと、ご存知なんですか?
>>110コーネリアス
歌?音痴だから歌いたくないと言っていただろう。
…ふむ、君がそんな大きな楽器を持っているとは知らなかったな。
何を言っているんだ、お隣さんだろう。
ふざけてないで薪運びを手伝え。
[明らかにこの村の者ではないコーネリアスに指示を飛ばし、勝手口から外の薪置き場へ行く]
>>109 おかえりなさい…?
シスターも…僕のことを?
[ぽっと彫刻のような頬に紅が刺す。]
ああ、そうか。
いやだなぁ、そんなに僕って有名人ですか?
まあ長い事流しやってますから、近隣じゃちょっとは名前が売れてきたかなって、思ってましたけどねぇ。
僕この村、初めてだと思うんですが、故郷みたいで何か懐かしいんですよー。
[にこにこしている。]
>>111 えっ?えええっ?
僕、あなたのお隣さんなんですか?
そして音痴…?
えええ?
あのー、誰かと人違いしてませんか?
それから僕、竪琴より重い物持ったことないんで、薪運びなんてできるかどうか―?
[ヒューバートに呼びかけながら外へ追いかけるが、結局手伝わされ、薪を担いで部屋を出たり入ったりしている。]
>>113コーネリアス
勘違い?毎日顔をあわせている相手を間違えるものか。
[何度か往復して薪を運び入れる。]
ふむ、こんなものだろう。
>>114 >>116
い…いやいやいや、サーもシスターも…、僕にはまるで覚えが無いのです。
世の中には3人、よく似た人物が居ると言いますよ。それじゃないんでしょうかねぇ…?
と、言ったところで、僕のそっくりさんには興味があります。
追々よく聞かせてほしいものですねぇ。
[と、のんきに言い放つも、少し訝しげな響きを帯びつつある。]
ああ、ところでサー…、ヒューバートさんとおっしゃるんですか?
竪琴の横にあるこれ…。
この大きな荷物は何ですか?
ここにあると、弦の響き方に影響しちゃうんですが―…?
>>118コーネリアス
そういう遊びか何かか?
まったく、君はすぐそういう事を…。
良いだろう、少しくらいなら付き合ってやろう。
[椅子に腰掛けて溜息ひとつ]
>>119コーネリアス
これか?仕事道具一式だ。
……店を使う気になれないのでな。
流石にミシンまでは運べなかったが手縫いでもなんとかなる。
>>121 ああ!ヒューバートさんは外科医でしたか!
え?違う?仕立て屋さん…、ああ、そうそう、そうですね、外科医はミシンなんか…。
いやはい、もう黙ります、黙ります。
[と、ヒューバートが鋏を振り上げたのを見て後ずさる。]
えっと…、でもどうしてお店でお仕事しないんですか?
こんな所じゃ手狭でしょ?
ふむ。確かに少々邪魔だな。
あとで二階へ運んでおこう。
なにやら腹が減ったな。何かつくるか……。
…腹が減るというもの不思議なものだ……。
[一人ごちる]
[厨房の棚にはかなりの量の食料が置かれている]
寒いし……暖かいもののほうが良いか……?
[とりあえず鍋料理か、と思い大鍋を火にかけた]
… おやァ
[ふと。霞の向こうへと逃げていく女の影に、
陰気な男は、顔を上げた。]
……お急ぎみてぇです。
[声をかけよう、という調子でなく、
独り言を男は去っていった女の背に呟き、]
>>122コーネリアス
……お前の服も作ってやろうか……?
[はさみを振り上げ、宙でチャキチャキと開閉する]
店の中がかなり散らかっていてな……。
急ぎの仕事があるのだが…片付けに何日かかるかわからん。
[とっさに嘘を付いた]
―集会所・現在―
[両手に少し大きめの皿に乗せたクッキーを持ってくる]
はーい、お茶請けにクッキーでもいかがー?
お茶のおかわりもありますよー!
わわ、踊り子さんと吟遊詩人さんが来てる!
いいなー、綺麗で格好いいっ!
[...は新しい訪問者に興味津々のようだ]
[それから、自分が掘り返した穴を見下ろした。]
……ええと…
[ふと、穴を掘っていた手を止める。]
…あンれ
[男は先ほどまでスコップを動かしていた自分の手を
しげしげとまるで奇妙なものを見るような目で見た。]
[男の長い前髪の下のぎょろりとした眼を、
ぽっかりと地面に口を開けた穴に向け]
おれは、
なんだって
…まだ
…… 穴なんざァ、掘ってんでしたかね……?
[──不思議そうに、男は、首を傾げた。]
……このあたり、入れておくか。
[適当に野菜を手に取り、超ザク切りで鍋に投入する。]
これも入れてみるか?
[思案している間に鍋が吹き零れ、大量の水蒸気が厨房に広がる]
む、ぬ!
>>128 わぁあ!服!
服作ってもらえるんですか?
ちょうど新しいステージ衣装が欲しかったところで…。
あ、あの、ここから遥か離れた、亜米利加とかいう国の、MJって詩人の事知ってますか?今度あのイメージで…!
格好いいんですよー、MJって。「フー!」って!
[ムーンウォークしながら。]
>>129
うわ、クッキーまで!
嬉しいなぁ、ここは天国か何かですかねぇ?
[と無邪気に微笑んでいる。]
[厨房へ向かうヒューバートを見ながら]
ありゃ、何か作るのかな?
ステラさん、ヒューのおっちゃんて料理できるんだっけ? 私の記憶が確かならー・・・仕事と違ってかなり雑だったような。
[案の定厨房から水蒸気が漏れてくる]
あー!ヒューのおっちゃんなにやってるのー!?
[水蒸気をスモークだスモークだと喜び]
いやー、気分がいいんで、僕、一曲歌いますよー!
『あなたは、もおお、忘れたかしら〜♪』
…あれ?
これ…、僕…。
…。
そういえばシスター、>>114「皆様に元気を出してもらえますよう…」って…。
なんで元気を出してもらう必要があったんでしょうか…?
[微笑みつつも、無意識に眉根は曇っている。]
>>136コーネリアス
……お前、なにやら陽気になったな。
以前は無口な運動音痴だったが…。
[ムーンウォークするコーネリアスを見つめてボソリ]
>>137メイ
メ……メイ、か。
なんとうか…鍋の中で新たなる宇宙が……。
[さらに吹き零れて大きな音を立てた]
>>141 無口な、運動音痴…。ふむ。
[ヒューバートの呟きをふと耳に入れ。]
料理の香り。
この館、部屋。
僕は―、私は、その中に居た―?
[...は竪琴を爪弾きながら、今や考え込んでいる。]
─墓地─
[暫く地面を見下ろしてから、口元を片手で覆うように撫ぜる。]
……。ああ。ええと。
そおでしたっけ。
[かくり。と、男は何かを思い出すように頷く。]
穴ぁ、あけたら…、
誰かさん…
… 埋めねえといけにゃアならんでしたっけ……?
[ぶつぶつと篭る声で呟くと、ひょろりとした背格好の男は、かくん。と、首を前に突き出し、先ほど女が逃げてきた方へ向けた。]
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