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[ケンに声をかけられ、声の主を探してキョロキョロと辺りを見回す。現在のクラスメイトでは無い彼の姿を認め、記憶を手繰り寄せる]
んーと、んーと……ケンくんだー!
[思い出せたのが嬉しかったのか、両手を上げて名前を呼んだ。そしてすぐに手を下ろし]
六花ね、補習忘れてたのね。でも思い出したから来たのね。でも遅かったのよ。だから先生にごめんなさいしに行くのね。
ケンくんも補習?
[人懐っこい笑顔を浮かべて聞き返した。
今では散々注意されてやらなくなった走り幅跳びの砂場でお城を作ったり、チョークを教壇に並べて電車や動物を描いたりしていたことは去年同じクラスだった彼は知っているだろう。
当時クラスでも遠巻きに見られ勝ちだった六花にはこのように話しかけてくれる相手は嬉しい存在だった]
えへへー。ケンくんはクラスのおにーさん的存在って誰かが言ってたのね。六花、ちゃんと覚えてるのね。
[覚えててくれたという笑顔に嬉しくなって得意気に他にも覚えていることを言う。
部活をやっていたと言いながら動かされる弓に目をやり]
部活?キュウドウ?弓大きいのねー。
[言いながらテレビ等で見たことある弓を射るポーズをしてみせる]
用事?落し物なのね。
[寺崎が誰かの生徒手帳を取り出すのを見つつ、だが思い直して職員室への同行の誘いに笑顔で頷いて答えた]
うん、行くー!
―玄関→職員室―
[寺崎と連れ立って職員室に向かう途中、話しながら歩いている櫻木奈央と弓槻臣哉が歩いてくるのが見える。話の内容に気を惹かれ二人に近寄って声をかけた]
ねえねえ、なんの話してるの?
キシャ?遠足行くの?
[面識ある無しに関わらず屈託なく話かける。名前を聞かれるなら名乗るだろう**]
偽汽車?六花、聞いたことあるのね。アンちゃんが話してたのね。ユーレイ電車って。
[サラリと返された内容に最近二宮が話していた内容を思い出す]
汽車乗ってみたいのね。煙吹くのだったらいいなー。
[櫻木の行く?と尋ねる言葉にうんうん頷きながら一人で盛り上がる。
そして話している相手が名前も知らない人だということを思い出した]
六花はね、村瀬六花って言うのね。須藤センセーのクラスなのよ。おねーさんは?
[櫻木の少し大人びた風貌と喋りに年上という印象を受けたようだ]
[素通りしていくクラスメイトを時折見送りながら、そういえばまだ小春の姿を見ていないということを思い出す。
六花の頓珍漢な話題にも柔和な笑みを浮かべて付き合ってくれる彼女に非常によく懐いていた]
コハルちゃん、もう帰っちゃったかな?
[首を動かして教室の方向を眺めていると担任である須藤を見つけて片手を大きく上げた]
センセー!来たよー!
[悪びれもせずに言っていると頭を撫でられた]
あのね、六花、連絡入れてもらうの忘れてたのね。今日病院あったのね。ごめんなさい。
[お辞儀をして謝る。宿題の言葉には]
わーい、宿題たくさーん!
[何故か喜んだ。なんでもたくさんというものが好きなのだ]
宿題たくさんだと課長さんごっこが出来るのねー。
課長!書類がこんなに溜まってます!
うむ、そこに置いといてくれ。私はスマブラをやるのに忙しい。
って言うのねー。
[宿題を回避したそうに目を逸らす櫻木を他所に、楽しそうに声色を変えて一人芝居をしてみせる]
わーい、雪崩ー!
たまにセンセーの机でも起きるのね。雪崩。皆のノートがどばーって。
先生ごっこも出来ちゃうのね。
[話に乗ってくれるままに興じてしまい、今晩のことを忘れそうになっている。
教室から来る面々が声をかけるならば同行するだろう]
ケンくん部下ー!
シンヤくんも部下?
[弓槻が言う言葉に反応して楽しそうに両手を上げる]
顎で使うってやつなのね。やっぱり課長さんごっこがいいのね。
[サラリと手伝ってもらうことになっているが、断ればちゃんと一人でこなすことだろう]
ナオちゃんは積み上げるのね。秘書なのね。
皆でやると色んな役割出来て楽しいのねー。
[ウキウキとした口調で話す。
そして櫻木が時間を気にして促すのに頷いた]
あ!そうだった!遅れたら大変なのね。行かなきゃなのね。
センセーさようなら。
[櫻木が駅のことを曖昧にしている意図が伝わったのかどうかは定かではないが、須藤にお辞儀をして別れを告げると玄関に向かって歩き出した]
[家にはメールを入れて出かけることを伝えようとして、結局何も伝えずに携帯をカバンに仕舞った。
両親は病院に行っていると思っているだろうし、薬を処方されてから尚更心身のバランスが取れなくなり、病院で休ませてもらうことも出てきたので帰りが遅くなってもそう思われることだろう。
好奇心と、少しの反抗心だった]
ケンくん帰っちゃうのね。
また後で?なのね?
練習頑張ってねー。
[同行出来ないことを残念そうにしながらも寺崎の後ろ姿に大きく手を振った]
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