151 藤色酔夢
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ぁ、はい…。えへへ。
[問いかけ>>1:97に頷いて、優しい口調と笑みに釣られて、笑顔を浮かべてしまった。
―― このままじゃ…。]
ぅん、久しぶり。
なんか… 変わったよ、ね?
[微妙なイントネーションの言葉>>1:98にそう答える。経った月日からすれば当然の事なのだけれど。]
――という所に住んでた頃があって…
ね?
[ギンスイさんに紹介するように以前暮らしていた場所の名を口にすれば、綴木くんへと同意を求めるような視線を向けた。]
(1) 2014/05/02(金) 00:13:05[何処?]
ぅーん…。何も無い所、ですよ?
[辺りを見回しながら言う>>3声に、少しきょとんとしながら答える。
ぼんやりとした>>5の、何処がとは言い難い変化を指摘するのは難しくて。]
なんとなく…なんだけどね。
[そんな曖昧な返答を返し、裏山の話に至った時。其れこそ言い知れぬ違和を感じて微かな身震いを。]
…向こう?
あ、あの…ごめんなさい。
[不意に視線を向けたのは薄紫の奥。
二人にぺこりと頭を下げれば、髪がふわり。
見据えた先に何が待つのか、知らず知らずに歩き出した**]
(10) 2014/05/02(金) 00:53:17[何処?]
高校生 キクコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/02(金) 01:00:41
高校生 キクコが接続メモを更新しました。(05/02 01:12)
高校生 キクコが接続メモを更新しました。(05/02 21:59)
[まるで呼ばれるかの様に歩を進める。
傍から見れば、うつろな様子だろうか。
二人の声>>14>>19も届いていないわけでは無かったけれど、何故か振り返る事は出来なくて。]
……。
ごめんね…私やっぱり、駄目な気がするの。
[涙が込み上げてくる感覚に、唇を噛んで堪えながら、歩みを止める事はしなかった。]
(53) 2014/05/02(金) 22:24:34[藤林]
……。
(私、逃げちゃったの、かな。でも仕方無いよ、ね。)
……だって。
(きっと壊れちゃうもん。思い出さなければ…。大丈夫、なんだもん。)
[進んでも進んでも変わらない薄紫の下、鞄をきつく抱きしめる様にしながら。]
(58) 2014/05/02(金) 22:31:44[藤林]
[再び白い兎に遭遇したのは、そのすぐ後の事。
最初に会った時とは少し違う感情が、心の何処かに浮かんでは消える。]
……私のせいじゃ…ないもん。
[きっと此方の言葉なんて、聞いてないだろうけれど、揺れる長い耳に、そんな一言を。
兎が去れば、また歩きだそうとしたけれど、ふと感じたのは誰かの視線>>56]
(62) 2014/05/02(金) 22:41:00[藤林]
高校生 キクコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2014/05/02(金) 22:51:13
……ぁ
[視線の主を確認して、少し安堵したのは、見知った顔では無かったから。
先程までとは、少しちぐはぐな心の動き。]
は、はい…。お二人、も…ですか?
[ふんわりとした雰囲気の女性>>68と、大人の男性>>70。
二人に小さく頭を下げつつ、上目遣いに声を返した。]
(73) 2014/05/02(金) 23:00:35[藤林]
[てっきりお二人は恋人か何かなのだと思っていたけれど、どうやらそういうわけでは無いらしい。]
……ぇっと。
[お姉ちゃんとは違うけれど、とてもとても優しい声と表情。
傍らに立つ男性の軽めの応対>>77も、警戒を解く切欠になったかもしれない。]
藤代さんと、結城さん…。
私…。斉藤 掬子です。
[そもそも自分が何処へ向かっていたのかさえ判らないのに、つい頷いてしまったのは、優しい笑顔>>76に安心したからかもしれない。]
(80) 2014/05/02(金) 23:21:21[藤林]
ウサ…?
[よく判らなかったけれど、藤代さんが喜んでいる姿を見れば、良い事の証に思えて。]
あ、はい…ろ、六花さん?
お花っぽい…。あ!ほんと…。
[そう言いかけて、瞬間脳裏に浮かぶのは、懐かしい声。
同じ言葉。記憶の中に。
思いがけず、記憶の欠片がまた一つ。
手が差し伸べられれば、おずおずと手を伸ばしたかもしれない。]
(89) 2014/05/02(金) 23:41:28[藤林]
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