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仁
言葉は、契約
言葉にした願いは、本当に信じ続ければ叶う
疑う事なく、諦める事なく、求め続ければ
叶わぬ願いなど、現世にはありはしない
ただ漠然と願うだけでなく
それを実現するだけの、努力を惜しまなければ…
―――…相棒の言っていた言葉だ
[すでにこちらに連れていけと言ったリウとセイジはどうか分からなかったが]
古山と結城が、真剣に願えば…―――
帰れるかも…しれないの…
[踊り場に座り込むタカハルを見下ろす位置でそう告げた]
仁
魂にとって言葉は契約
願いを口に出してみよ。
それが叶うのだと強く信じて。
そうすれば…―――
[帰れるかもしれないの、と付け加える]
セイジ
[仁の言葉をききつけて]
結城君…
[座り込むタカハルに話しかける]
僕はこちらに来ることを願ってしまった。
だから恐らく戻れない。
戻れたとしても…―――
[これ以上は口にしなかった]
でも…君は望んでここに来たわけじゃない。
戻りたいと口にすれば、戻れるかもしれないよ?
[寂しげな笑顔ではあったが、その顔はタカハルの知るセイジの顔]
セイジ
[タカハルには笑顔しか向けなかった。
願うことすら愚かかもしれないが、
もし、叶うなら]
でももし、戻れるものなら…戻りたい…よね。
[仁と一緒にいた女の霊が語る“お代はいただくけれど”の意味は分からなかったが、願いは口にしてみた]
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