42 狂い咲きの村―ハナミズキ―
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雨園君、逃げて。
あの子、追わないと。早く。
オッサンは俺が、食い止めるし。
[振り返れないまま、背後に向かって大声を張り上げる]
(64) 2009/02/23(月) 23:16:38[外]
[>>62あまりにも寂しげなテンマに言葉を失う]
でも、あんたを心配してる子が居るだろう。ここに誘って……一緒に居る姿は……幸せそうに見えた。
[かつて見た、いくつもの光景。
遺される者を見るのはそれでもまだ辛い]
兎を守れば、何かが得られるのか。
(65) 2009/02/23(月) 23:17:48[外]
タバコって何が美味しいんですかネ。
[ぼへーっと見上げた煙は、パオリンの目線では狼煙のよう*だった*]
(+13) 2009/02/23(月) 23:18:06[外]
………あぁ、もう。
お前はこっち来るなっつうのに。
[獏の思いつめた顔を見て、わしわしと頭を掻く。]
(+14) 2009/02/23(月) 23:19:30[外]
やはり あの時に…火の中に飛び込めばよかったと。
彼女と一緒にいけばよかったと。
[何度も苦しい夢をみた]
そんな 後悔をするなら…
(66) 2009/02/23(月) 23:19:49[外]
>>65先生 兎との約束…契約です
ニキを護れば…獏を護る
(67) 2009/02/23(月) 23:21:08[外]
てか、せんせも何してんだよ!
雨園君も!
あの子、止めなくていいのかよ。
オッサンは、何とかするから。絶対何とかするから!
んなショッキングな話知った子、1人にすんな!
[地団太踏んで、言う。せめて、建物の中に入ってもらえば何か変わるのではないかと期待を込めて]
(68) 2009/02/23(月) 23:21:27[外]
別に美味くて吸ってたわけじゃぁないさ。
普段は、『仕事』が終わった後に吸っていただけだ。
日常と非日常の境を区切る為の、一種の儀式みたいなもんでな。
[いつもの癖で、懐に手を伸ばす。
空を切った。]
ああ、もう死んでたよな。忘れてた。
(+15) 2009/02/23(月) 23:22:49[外]
──。
[未だ現実感は無い。
ただ、ニキもテンマも追い詰められてる状態というのは分かった]
[頭を振り、煙草とジッポをグリタの胸元に戻す]
代わりに守ってやってくれ。
[そうして管理棟の方に向かう]
(69) 2009/02/23(月) 23:23:06[外]
[吹き上げる風。舞い上がる花水木の花びら。
その中で、人々の生き様を、じっと見つめている]
(+16) 2009/02/23(月) 23:23:59[ふわふわとふらふら]
ヤメテ......ニキ.....
ヤメテ.......
[さすがに嫌がっているのか兎の声が心に響く、これは最後のチェロの声。
そして私が最後に聞く言葉。
私は決意を固め引き金を引いた.......]
(70) 2009/02/23(月) 23:25:31[管理棟 一室]
兎も、ヤツも。
わけわからねえわ、ホント。
[天を仰ぎ、うんざりしたように呟く。]
満足かね、おれが死んで。
(+17) 2009/02/23(月) 23:25:38[外]
.........。
撃てない....なぜ....?
[確かに引いたはずだった。しかし兎が何かしたのか。銃をうつことは出来なかった。かわりに銃声ではなく聞くつもりのなかった声が私に届く]
ニキ.......
イトシイボクノニキ.....
ヤメテ........
モウニンゲンヲ.....ヤメテ.....
[私は兎の驚愕した。恐れではなくこの兎は私に人間を捨てろといっているのだ]
ソノヤサシサナ.....ボクニクダサイ......
.ニキ....
イトシイニキ.....
ボクハニキヲハナサナイ.....
(71) 2009/02/23(月) 23:25:57[管理棟 一室]
[風は 吹き荒れ…
タカハルの視線を閉ざし
動きを止める]
(72) 2009/02/23(月) 23:26:19[外]
[テンマ>>67に振り返り、怒鳴りつけるように返す]
だったら連れてくるな!
そんな風に守ったってなァ……守られたほうが辛いんだぞ!
(73) 2009/02/23(月) 23:27:17[外]
……僕は……
人を結んだりなんて、していません。
ましてや兎を攫ったりなんて……
僕は、嘘は吐いていません。
僕は嘘吐きではないんです。
役立たずでも、……
[バクの声に踵を返そうとするも、身体がうまく動かずに。ぽつりぽつりと零しながら、一歩、二歩だけ後退する。管理棟へ向かうドウゼンの姿が視界の端に見え]
(74) 2009/02/23(月) 23:27:28[外]
[>>67が耳に入れば、目を見開いて]
オッサン、啓太さん、俺を見ろよ。
俺を舐めるなよ! ただじゃ死なねえよ!
俺を姉さんと一緒にすんな。
姉さんを、俺を言い訳に、沢山の人を殺すんじゃねえ。
これ以上、俺たちを汚すな。
(75) 2009/02/23(月) 23:28:00[外]
─管理棟─
望ちゃん! 何処にいるんだ!?
[大きな声を張り上げ、ニキの名を呼ぶ]
(76) 2009/02/23(月) 23:28:43[→管理棟]
――っ、
[風の音が強まると共に。彼が去った光景が、歪み、ぼやけた。闇の中のように閉ざされる視界に、完全に動かなくなった身体に、息を呑む]
(77) 2009/02/23(月) 23:30:04[外]
孤独だろうがなんだろうがな。
バケモノと契約した時点で、てめぇもバケモノさね。
[天を仰ぎ見るのを止め、今度はうんざりした声音を隠すことなく。]
どんな風に否定してもな、変わりゃしねえ。
(+18) 2009/02/23(月) 23:30:37[外]
[>>73 堂禅先生…呆れたように声が浮き]
わかっていたら 連れてきたりしませんし
もし わかっていたら…
先に解っていたら
あの居眠運転のトラックの運転手を
先に殺していましたよ
[吹きすさぶ風の中に 絶望の笑い声が 響く]
(78) 2009/02/23(月) 23:31:49[外]
医師 ドウゼンは、管理人の姪 ニキのか細い呟き>>71が耳に入り、そちらに向かう。
2009/02/23(月) 23:32:35
[義兄にとりすがり、必死で風とその絶望の声を止めようとする]
もう、いいだろ。
結ぶものって、もういねえよ。雨園君はそんなんじゃない。
小さな女の子を殺そうとする人じゃない。
もう、やめろよ。俺も、死なないから。
オッサンより先には、死なないから。
もうそんな辛いことは、止めてくれよ。頼むよ。
(79) 2009/02/23(月) 23:37:13[外]
[ぼんやりと座りこんで宙を眺めていた]
…。
[ここが何処だかもよく分からないまま。地上に残る者たちの声を聞いていた]
(+19) 2009/02/23(月) 23:37:15
─管理人棟・一室─
何してるんだ!
[猟銃を手にするニキを見つけて、血相を変えると銃を奪い取ろうとする]
[ぼんやりと兎を抱きしめているようにみえるニキの体を揺する]
(80) 2009/02/23(月) 23:39:29[→管理棟]
…ん。
センセ、ペケレセンセ。
おぉい。
[清水の前に行き、ひらひらと手を振ってみせる。]
(+20) 2009/02/23(月) 23:40:25[外]
[栗田の声が聞こえたが、あたりを見回すこともせず]
…。
[ふと、視線を下に落とすと手を握ったり、開いたりをゆるやかに繰り返した]
(+21) 2009/02/23(月) 23:40:53
思考の端…
もしかしたら 佐藤杏奈
あれは 兎が…?
一瞬そう考えた
しかし…
結ぶ者が残っていれば…
二木が狙われる
もしかしたら 獏まで…
きっと これが 最後…
(81) 2009/02/23(月) 23:41:16[外]
抵抗しないで....
お願い.....一緒に死んで.....
[兎の、花達の気が狂いそうになる位の激しい声が頭に響く。
必死に私は我慢し兎の首を絞め続ける
風がまわりを次々に破壊していく。
兎は仲間に助力を求めた。]
チカラガホシイ.....チカラヲササゲテ....
ニキノイシニマケル......
チカラヲ.....
チカラヲボクニ....
(82) 2009/02/23(月) 23:41:43[管理棟 一室]
カメラが…。
[呟いて、目をしばたく。目の前で手が振られていた]
栗田さん…!カメラどこ!?
(+22) 2009/02/23(月) 23:42:11
会社員 テンマが接続メモを更新しました。(02/23 23:42)
っていうか、この声は何。
ここ何処!?
[掴みかかりそうな勢いで、栗田に迫った]
(+23) 2009/02/23(月) 23:43:40
管理人の姪 ニキが接続メモを更新しました。(02/23 23:43)
ええと。
いや、カメラは………何処でしたかな。
[多分壊れてる気がするなぁとぼんやり思いつつ、辺りを見回す。]
(+24) 2009/02/23(月) 23:44:05[外]
医師 ドウゼンが接続メモを更新しました。(02/23 23:45)
ちょ、えっ?!
待って待って待って、待ってくださいよ!
[掴みかかられてあたふた。]
此処は、まあ平たく言えば死後の世界ってヤツですな。
私達はあの男に殺されたんですよ。
[殺し損ねた、あの男へ視線を向けて。]
(+25) 2009/02/23(月) 23:45:56[外]
[背後を振り返る]
[黒い風に行く手を塞がれているタカハルを見て、焦りの色を強くする]
…………姉さん。助けてよ。
[ぽつりと呼びかけるのは、姉の名。
ハナミズキの名を持った、義理の姉。
濃密な花の香りが沸き起こり、
ゆっくりと一片の花びらがタカハルの元へと降り積もる]
雨園君、絶対、絶対助けるから。安心していて。
(83) 2009/02/23(月) 23:47:08[外]
[すぅ 風が舞いあがり とりつく獏>>79を 雪へと投げ倒す。…の体をくるくると風が包む
ヒョウゥゥゥウ… それは狂った人狼の声]
これで きっと 終わる
[見上げれば 白い空に いつの間にか 真っ赤に染まったハナミズキの花が咲き誇る]
(84) 2009/02/23(月) 23:47:23[外]
不登校児 バクが接続メモを更新しました。(02/23 23:47)
>>83
[ニキが兎の首を絞めるのを止めようと手を伸ばす]
[兎を守らなければ、誰かが死ぬ?]
[頭のどこかは信じていない]
望ちゃん!
[けれど、兎の首を絞めるニキは辛そうだった]
(85) 2009/02/23(月) 23:48:47[→管理棟]
咲いてるなぁ、バケモノの花。
[禍々しい、赤の花水木。]
枯れちまえばいいのにな、あんなモン。
(+26) 2009/02/23(月) 23:50:35[外]
しご…?ころされた…?
[掴みかかった手を離すと、わかりやすく頭を抱える]
ちょっと待ってください。
[しばらくそのまま固まって、やがて栗田の視線を追った。そこには、あの男と呼ばれたものの姿]
天馬さん?
[納得できないといった様子で眉を寄せた]
(+27) 2009/02/23(月) 23:50:37
きれい、ですね。
[理解するのを放棄したのか、座り込む。鼻に短く感想を述べた後、栗田の横顔を見上げた]
(+28) 2009/02/23(月) 23:53:38
ええ、殺されたんですよ。
納得いかないのもわかります。
私にも、何故ペケレセンセが殺されたのかはわかりませんでね。
何しろ、バケモノに人の論理なんかが通用するわけありませんからな。
[吐き捨てるように。]
(+29) 2009/02/23(月) 23:53:54[外]
[傍でドウゼンがいて何か話してるのが聞こえる。
しかし手を緩めれば確実に私はハナミズキにに取り込まれる。正念場だった。風の吹き荒れる中、手を離すことはもうできない。]
(86) 2009/02/23(月) 23:54:55[管理棟 一室]
……僕は、……僕は……
嘘では、ありません。……嘘なら、……
[闇の、風のせいか。普段表情のない少年の顔に、何かを恐れるような、どこか泣きそうにも見える色が、僅かに浮かび]
……ごめんなさい。ごめんなさい、許して下さい。僕が……悪いんです、……
[この状況に対してとも違った、謝罪の言葉を紡ぐ。幼い子供のように]
……ごめんなさい……だから、……
[お父さん、と零した声は掠れて。バクの声や、ハナミズキの香りは、届いたか、届かなかったか]
(87) 2009/02/23(月) 23:55:19[外]
[穏(オン)とどこかで獣が鳴く。
タカハルを包む黒い風の中にうっすらと銀の毛並みが見え隠れして
少しは拘束が緩まるだろうか]
………っ
[と、少し気を抜いた途端、体が義兄に投げ出された。
ぐっと地面を握り締め、狂気に犯された姿を眺めていた]
オッサン………。
もう、やめようよ。やめてくれよ。
(88) 2009/02/23(月) 23:56:01[外]
さて。
どうなりますかな。
[面倒臭そうに言葉を吐き出した。]
(+30) 2009/02/23(月) 23:57:37[外]
何かまずいものでも撮ったかしら?
[天馬を見ると、白けた様子で]
(+31) 2009/02/23(月) 23:59:12
(+32) 2009/02/23(月) 23:59:36
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