86 ひとりの冒険村
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放浪者 マコト 03記す
割れる鏡 その向こうの血文字
放浪者 マコト 02、放浪者 マコト 01、放浪者 マコト 15、放浪者 マコト 07 4。
そうそう、これだよこれ。
[そう言いつつ手にしたのは――*[ブラジャー]*]
(0) 2012/ 4/ 2(月) 23時00分位
[掴んだもの。まさにその姿はある意味で「勇者」だったのだろう。その時、またフっと後ろから、声が聞こえた気がした]
(マコトちゃん………)
(……やっぱり……)
[振り返る。誰も居ない]
…… サクラ、ちゃん
(1) 2012/ 4/ 2(月) 23時10分位[廃屋]
やはりブラジャーはよいものだ……
じゃなくて!
[ブラジャーを投げ捨てた。
それをすてるなんてもったいない!
……というのは完全な空耳だった]
(2) 2012/ 4/ 2(月) 23時10分位
前に来たときはなかったよな……?
[首を傾げつつもう一度机へ。
血文字には、まだ*きづかず*]
(3) 2012/ 4/ 2(月) 23時10分位
放浪者 マコト 02が接続メモを更新しました。(04/02 23時20分位)
[いや。その前に確認したいことができた。
自分を呼ぶ声の主――]
……サクラちゃん。サクラちゃん?
[自分を呼んでいる人物の名前を呼びながら
別の部屋へと+向かった+]
(4) 2012/ 4/ 2(月) 23時40分位
放浪者 マコト 02が接続メモを更新しました。(04/02 23時40分位)
[ゴトッ、パリィン!]
うわっ!?
[そして、再度聞こえる物音がある]
今の…?
なんか、ガラスが割れるような、音
……そういえば、サクラちゃんが大事にしてた……、鏡が
[近くの部屋にあった気がする*]
(5) 2012/ 4/ 3(火) 15時50分位[廃屋]
え……
[踏み出す足が何かを踏む。
じゃり、と今まで踏んでいた、木の床とは違う感触]
なんだ?
[かがみ込んで、床を撫でる。
尖った感触に、指先が跳ねた]
(6) 2012/ 4/ 3(火) 17時50分位[廃屋]
なんだこれ。
ガラス……鏡?
[ガラスの割れた手鏡が、薄い光を跳ね返す]
今の音、これじゃない、よな。
サクラちゃんの鏡はたしか[大浴場]じゃ……
[物置を後にする]
(7) 2012/ 4/ 3(火) 18時10分位[廃屋]
いやいや確かにおっきな鏡あったけど!
大浴場の鏡を私物化するのはよくない。
[ぷるぷる首を振る。サクラちゃんの笑い声が聞こえた気がした]
サクラちゃん、どこ……?
[割れた手鏡を持ったまま、すぐ隣の部屋へ向かう。ほんの少しだけ開いたままのドアのノブに手を*置いた*]
(8) 2012/ 4/ 3(火) 18時30分位[廃屋]
[キィーー
か細い悲鳴のような音を立てて、部屋のドアは開く]
サクラ…ちゃん
[人の気配が感じられない廃屋に、
声は心細く響く]
(9) 2012/ 4/ 3(火) 18時50分位
[扉を開くとそこは[4畳半]だった。]
サクラちゃんの鏡は…
(10) 2012/ 4/ 3(火) 19時00分位
[ぐるりと狭い部屋を見渡す。
薄暗い部屋。埃っぽい匂い。]
鏡…割れてる?
[視覚が後手に、嗅覚が優位に立つ部屋に微かに漂う
細かい欠片の匂い。]
(11) 2012/ 4/ 3(火) 19時00分位
[破片を踏まないように、一歩踏み出す足はそろりと。
手は、割れた手鏡の柄を無意識に握り締めて*]
――マコト…ちゃん?
(12) 2012/ 4/ 3(火) 19時00分位
マコトちゃん。
[再び響くその声は、先のものより幼い]
(+0) 2012/ 4/ 3(火) 22時10分位[廃屋]
[瞬きをする]
けほっ
[誰かいる? と問おうとして、むせた。
その四畳半は、ひときわほこりっぽかった]
むう。秘密基地も、跡形無いな。
[口を押さえて握りしめていた手鏡で空気をあおぐ。舞い上がった埃は手鏡をよけて泳ぐだけで、ほこりっぽさは変わらない]
(13) 2012/ 4/ 3(火) 22時40分位[廃屋]
やくそくしたもん。
[掠れるような幼子の涙声。
ほろほろ零れる涙は、埃の積もった床には届かない]
(+1) 2012/ 4/ 3(火) 22時50分位[廃屋]
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