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[いつの間にかうとうとしていたようだ。気がつけば夜が明けて―朝の9時くらいだろうか。
昨夜はうつむきながら、周りの話を聞いていた。ザクロの話は信じられないものではあるが、だからといって否定するものでもない。特に返事もせずに暫く聞いていた。
誰かが食堂から出て行こうとしているようだ。顔を上げると、ライデン>>0に続いてザクロが出て行くのが見えた>>2]
また…減ってるんだ…
[ベックの言葉>>1を聞いて、ぽつりつぶやいた。あたりを見回すと、昨夜優しくかけられたままの薄いベール>>2:26が視界に入る]
あれ…オトハさんは…
[周りを見渡しても、ベールの持ち主が見当たらない。テーブルの上にある人形が目に入る。数は確かに5つ**]
オトハさんを探しに行ってみます…
[食堂に居る人にそういい残し、食堂を出る。
階段は上がらずに。1階の廊下を歩く。
とぼとぼと歩く足がふと止まった]
僕もみんなも…死んじゃうのかな…嫌だな…
[くしゃりと顔をゆがめる。軽く目の周りを拭った]
僕は死にたくなかった…だから………したのに…
死にたくなかっただけなのに…なんで…
[嗚咽を含んだ声が漏れた**]
[程なくして歩き出す。そして1階のある部屋で、オトハの姿を見つけた]
…オトハ…さん…
[暫く項垂れたのち、彼女の顔にそっとベールを被せた]
[その後、報告の為に食堂に向かう事にした**]
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