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[晴れた青空に高らかと笑い声をあげる]
さすが私の輝子さん。
なぁ、ゴロウマル。
[だてに大きくないだろう?と肩を組むと再び笑う]
ところで、今日は何をすればいいんだい?
まったく女子は姦しいな。
[やれやれと肩を落とす。
自分の話が出てるなど、露知らず]
ラジオ体操とはまた地味な!
[プログラムを口にくわえると、三つ編みを編み始めた*]
首を切るとは物騒な。
昨日の神隠し話、信じているのかゴロウマル。
[にやりと笑うと、そこの女子とアンに声をかけた]
てるてる坊主と戯れている場合じゃない。
今日は勝ちに行くぞ。
ふん、そうかもしれん。
そうかもしれんが、その笑顔、気に食わん。
[組んだ肩に乗りかかるように体重をかけ]
ラジオ体操が競技ならば…。
芸術点で競うしかなかろう。なぁ、チカノ?
[きらりと歯を輝かせた]
歌なんかあったか?
[はて、と首をひねり。
笑顔については、なんのことやら]
ラジオ体操が踊れる犬を手に入れたのか。
賢いな。
連れてこい、見てやろう。
[顔を引きつらせて組んでいた肩を開放する]
お前の歌は…遠吠えか?
飼い犬といいコンビが組めそうだ。
[校庭の中央に向かうにつれ、塊を大きくする女子たちに続いて歩を進める。
間もなく開会式]
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