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………、冷めれば悪くない。
[柔らかな食感の中にいぼのついたゴムの欠片のようなものが入っていたのは、少し不気味だったが、味は結構美味しかった]
殺伐……、
2ndはその日記の通りに……、
日記の未来になるように行動するのか?
[視線が水分を探す、まだ少し舌がひりひりしてた]
…あの胸糞悪い奴が言ってたから、
じゃなくてか?
[クルミの言葉に、問う。
取ってきたカツサンドを頬張って、
なんだこれ、美味いな、と目を見張り
マジマジと手元を見たりもしつつ]
…そうか。
気になってるんだよな、俺。
生きてる意味がわからないとか言ってたから。
…―――気になってる。
[物陰に座り、落ち着いたところで日記を開く。
見ていなかった分は数ページに渡り苦笑した]
[8thからもらったたこ焼きは確かに熱かったけど美味しかった。
日記どおりに動くのかと言う問いに、手帳を顎にあててちょっと考える]
ま、会いにいって日記どおりになるともかぎらないし。
[誰かに水をさされるかもしれないし、最悪やり返されることだってあるだろう。
それでも、回避してばかりではきっと何も動かない]
でもまあ、そういう未来が表示されるってことは、あの人となにかしら接点があるってことだし。
それを確かめてみようかな、って。
[緩く肩をすくめて応えた]
さてに……。
[食事が終われば、そのまま、窓際で暮れて暗くなる空を眺めている。
閉店の音楽は昨日と変わりはない。]
ん?
[ふと、袖が揺れた気がして扇子を取り出す。
見れば、
『七番を見かける』
そうあったので、つい、とみやった。
だが、考えてみれば七番がどういう人なのかもわからない。]
うん、多分、それより前。
それ以降だとしても、名前を呼ばれる意味が無いしそれはそれで……不思議だよね。
[私のパンはカスタードと生クリームが挟まったフランスパン。
一口サイズにちぎりながら、口に放り込めば、甘さが広がって疲れが癒えるような気がしていた。]
生きてる意味、……難しい、ね。
ソラさんは、自分の生きてる意味、分かる?
[>>445 たこ焼きを何個か貰えば、嬉しそうに礼を告げたが、罠、と耳にすれば、一瞬どきっとして2ndを見てしまった。
何ともないと解れば、口にするが、何度か噛んだ後、
ぐにゅ、といった感触が歯に伝わった時は、怪訝な顔をした。
味は、悪くない。 と、8thと似た感想を持った。]
…、…。
[軽い口調で、7thと戦いに行くらしき2ndの様子へ視線だけ流す。8thの問いに>>448答えるのを、口髭に青海苔をつけながら聞く。]
本来、知るはずもなかった未来を知って
それを受け入れるも拒むも、本人次第、だろ。
─ 屋上 ─
[辿り着けばそこには日記に書かれていた顔を知る多数の人間の姿は一つも無く、一歩一歩ゆっくりと進み辺りを見渡せば
目に飛び込む
ベンチに横たわる女性の遺体
生々しい光景に怯み、一瞬後ずさりするが
目を逸らさずにじっと彼女を見つめ、何か手がかりになる物は無いかと勇気を出して遺体を調べてみたが]
…やっぱわかんない。仕方ないか。
一体誰が…。
[遺体に手を合わせ、さて他の階にで何か情報が入らないかと下の階に降りる事にした]
まぁ…そうだな。
歳は近そうに見えたけど。
関係無ぇよな。
[カツサンドとやらの旨さに感動したので
クルミと、いるなら9thにも差し出した。
勿論カノの分も一切置いておく]
生きる意味なんて。
俺が生きてるから意味があると思ってる。
前後が逆じゃねぇ?
[無いなら生きてないだろ?と
次のフルーツサンドに手を伸ばし
これにも おお、と、唸り声をあげた]
[ふと、また、振動を感じ、扇子を広げる。
『二番と七番をみかける』
表記が変わっていたので、瞬いた。
でも、二番の子ならわかる。
なので、そのままフードコートの端に座っている。]
[頑張ってくる、と言う2ndの言葉に口元を緩めかける。追う事はしない、ではなく、出来ない。
壁に背をつけて、ポールを抱える形を取りながら]
8th、ちょっと 頼みあんだけど。
[動く階段を使って5Fにあがる。
フロアマップを見れば目的の場所は一番端らしい。
位置的には動く階段から食べ物もらった場所を横切って、突き当たりというところ。
とりあえず、そちらに向かって歩く。
手帳に4thのことはかかれていなかったから、フードコートのほうへは視線を向けぬまま、シックな内装でまとめられたカフェバーにたどり着いた]
うん。
……あの子の世界に、同じ名前の子がいたのかなぁ。
[ソラさんとは違う視点で、私もずっと6番の子は気になっていた。
でも結局まだ2番の子とも話せていないし、……おじさんを止めてくれたネギヤさんとも、もっとちゃんと話してみたい。
そんなことを考えながらパンをちぎっていたら、細い一本が気付いたら全部一口サイズになっていて。
カツサンドのお礼に、ソラさんに一切れと、いるならデンゴくんにも。]
こういうのって、人それぞれで、色んな答えがあるんだと思う。
若い時はいっぱい悩めばいいよ、っておばあちゃんが言ってた。それが若さの特権なんだ、って。
……いっぱい悩む為にも、生きていないと、ね。
そ。
[聞きたくないと返されれば、一文字で返事とし
困った顔をして肩を落としながら]
…、残念。
[視線は8thに向けたままだけど、こちらは沈黙を守る。ポールは床につけたままそれを握る左手は離さない。]
同じ名前か、そうだな。
同じ世界じゃ無いなら同じ人物、は、無ェしな…
[貰ったパンの味にも唸る。
続く言葉にも頷きつつ、
随分と和らいできたが未だ痛む指に
たまに、眉を、顰める]
生きてないと、か。
杖置いてきちまったから、
何か武器探さねぇとな。
クルミは投げるモンまだあるのか?
[今日も事務所は人がいないようで、
安心して眠りにつけそうだ。
それは日記で確認している]
ネギヤさんの世界も……
私のとこと同じなのかな。
[でもそれを受け入れてるのは
信じるに足りる者が多いのか、それとも]
妖精の世界って、もっと
明るくてふわふわしてると思ってたけど。
[もう1本持ってきたペットボトルの水と
賞味期限が近いおにぎりを食べながら*独り言*]
[カフェバーの中は明かりもなくて薄暗い。
窓の外も暗くなっている。
そんな中に7thはいるようで。
顔をあわせて手をあげた]
や、来た理由は、わかるよね?
[互いにかかわることなのだから日記に表示されてるだろう。
さて、彼女が戦いになれているかどうか。
そんなことは知らないままに、こちらの世界で手にいれたアイスピックを、握りこんだ**]
[屋上へ向かおうとした、その動きは少し遅かったらしい。
右手首の端末が振動し、再び日記が更新される。]
”2ndは屋上で、3rd、4th、9th、10th、11th、12thと遭遇”
”2ndは、3rdが11thに抱えられているのを目撃した”
”2ndは5Fへ移動した”
肝心なところが……!
[苛立って足を踏み出すと同時、日記が更新される。]
”屋上へ辿りつく。誰とも遭遇はしない”
…、このまま行っても居るのは0thだけ、か。
[正確にはその死体だ。
確認しようか少し迷った後に、首を振る。
先のソラとクルミの記述が気に掛かっていた。]
……いや、一応、
聞くだけなら、聞いてもいいけど。
なんか今また、日記が不審なこといったからさ……。
[困った顔した10thをちら見して、
それから何かに気付いてじっと口元に目を止めた]
あと、髭にさっきのたこやきにかかってた、緑のちっちゃい奴ついてる……。
─ 5F・降るエスカレーター ─
[手がかりになればと日記を開く
そこにある文章『6th・食品売り場』『6th・12thと一緒に居る』と]
12th…確かマシロが言ってたネギヤって人か。
[一目見ておくのも悪くないかなと
1階へとエスカレーターを1つ1つ降りてゆく
4階に差し掛かった時、何やら会話をする8thと10thを見かけた
10thとは会話した事が無かったので、声をかけるべきか迷ったのだが、ふとコハルが言った「ラスボスになるかもとね」と言う冗談を思い出し]
強いんだろうなぁ
[そう思えば無意識に足は下の階へ行こうとしていた]
何だ、優しいな。
さっきのたこ焼きといい。
[何かを見た気配がないのに、日記から未来を知ったと解れば、彼の日記は「見る」タイプではないのだろうかと推測しながら]
で、日記に何て言われたの?
[言うより問うを選んで、8thを見たが、
口許に向けられた視線に、?、と頭の上に浮かぶ。]
! な、なにっ!?
[言われれば慌てて、右手で、ぱぱっと口髭を払って]
取れたか?
あっちか…。
[そのままいると、二番が現れたのが見えた。
気配を隠していると、向かう先は、カフェバーのようだ。
薄暗いそちら、入っていくのを遠く見る。]
――……やる気か?
[そう、感じたのは、二番の足が全く迷いがないように見えたからだ。
そして、席か立つと、カフェバーの入口が見える場所にかけなおす。]
どう探す…、そうか。
[エスカレーターで5Fに向かい、
2人を探すつもりで順に足を踏み出す。
すぐさま日記は更新された。]
”5Fを探索。ソラとクルミは居ない”
…よし。
[この要領で、二人を探し始める。]
”4Fを探索。ソラとクルミは居ない”
”3Fを探索。ソラとクルミは居ない”
”2Fを探索。ソラとクルミと集合場所で出会う”
[日記を一々チェックし、更新される未来を頼りに歩く。
こうした使い方が出来るのだと、初めて思った。]
私の友達には、6番の子みたいな子は、いないしね。
[ソラさんが逐一パンに唸るのが面白くて、口元が緩む。食文化も、建物の構造も、この世界は私の世界と変わらない。
ただ、私の世界では警官や警備員はあんまり見かけない。
それだけが唯一で、最大の差だった。]
んー……投げられるのはフォークとナイフ、ぐらいかなぁ。
じゃあ、スポーツ用品のフロアに行こうよ。
長くて硬いもの、いっぱいあるよ。
……それならきっと、おじさんにも……って、んー……。
[自分で自分の発想が、戦うことを前提にしたものになっていることに気付いて。
私は眉を寄せて、唸った。]
やさしい……、
[一瞬だけ難しい顔をして、問われた言葉に渋々といったように答える。
『 8thは死体を見る 』
またも誰のとも何処でとも示されていない不吉な予測。今、このタイミングで言われたことに意味はあるのか、少し気になってはいたが]
で、お前の頼みって……、ん……
[それどころではなかったらしい。指摘にやたら慌てた10thの口元には、まだあれが残っている、結構しつこいものらしい]
……これでふけば。
[包まってたひざ掛けで、念のため自分も口元ごしごし拭いてから、それを10thに放った]
─2F婦人服売り場─
───ソラ、クルミ。
[既に彼女たちの未来日記も更新されているだろう。
集合場所とした婦人服売り場で、二人の名を呼ぶ。
ひとまず無事な二人の様子に、ほっと息を落とした。
他人の日記越しでは、なんとももどかしい。
足早に近づく。
次第にソラの怪我が見えてきた。足が早まる。]
な……っ、襲われたのか?誰に、
[咄嗟に頭の怪我に手を伸ばしかけ、
痛むだろうかとすんでで止めた。]
おじさん…10thな。
…。
[少しの間、俯いて沈黙する。
考えている事を伝える言葉を、探す。
顔を上げた時、歩いてくる姿が目に入り]
…カノ、か?!
[無事を知り、少し音程の上がった声を上げた。
頭に伸ばされた手を取り、ぎゅ、と握る]
ちょっとヘマっただけだ。
クルミに治療してもらったし、大丈夫。
[にかっと 笑みを見せる]
―少し前:屋上―
[屋上での攻防には、口も行動も挟むことは出来ず…ただ目の前で起きた出来事を、そのままの形で視界と意識の中に受け取った。
隣の、おとなしそうだった3rdが硬球を振りかぶるのも。
11thと3rdがお互いを守ろうとしている様子も。
強そうな10thが、感情を露に激昂したのも。
12thの冷静な態度も。
…色々なものを、みんな]
[足早に1階を目指す
2階に到着した時に、左程遠くない場所から少し大きく男性の声が聞こえる。
目をやるとそこは婦人服売り場で。
女性二人に駆け寄る男性の姿が見えた。]
…柱に居た人達だな。
[聞こえる声には「襲われたのか」などと聞こえるもので、気になり1階に降りる前だがどんな人物達なのかと警戒をしながらも彼らに近寄る事にした。]
あの…やりあったんですか?
[その言葉は相変わらずと言うか]
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