情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
てめ…っ!よくもぬけぬけと!
[男の姿を認めた刹那、堂禅が制止するよりも早く走り出す。
コートのポケットから取り出し、喉元に突きつけるは鋭く研いだ赤鉛筆。]
動くなや、バケモノ。
とぼけるんじゃねぇ。
素知らぬ顔して何企んでやがる、花水木のバケモノ。
[殺気の篭もった声。]
獏がこいつから離れるんなら、これをどけてもいい。
[それまでは、どうあっても動く気はないようで。]
ええ、犯人。
ニキさんが……昨夜、そう言っていました。
兎が犯人を、正体はわからずも、見たのだと。
[ドウゼンに答えたところで、棟内のグリタとテンマの様子が目に入り。近くのバクも見て]
栗田さん。落ち着いて下さい。
いけません。話し合う前に乱暴なんて。
[制止するような言葉をかける。届くかは不明だが]
やあ。おはよう、獏君。
[部屋の様子を見る限り特に変わった様子は見当たらず]
校正用ですか?
本当、仕事熱心ですね。
[赤鉛筆をテンマに突きつけるグリタを、少し離れた場所から見ている]
……栗田さんが、天馬さんをバケモノだと言ったんですね。
[殺気立ち、バクとテンマとを離そうとするグリタを眺め。改めて確認するように、ぽつりと。
どこかずれた事を言うフユキ(>>39)には、一瞥を]
禰宜矢が亡くなった時、天馬君は囲炉裏にいたなァ。
備前君が亡くなった時、天馬君は炊事場には居なかった。
常識的に考えれば、天馬君は犯人足りえない。
そもそも誰にも、彼らを殺害することは不可能だ……と思うぜ。
だが、栗田君は、天馬君がハナミズキのバケモノであるから、可能だと。
天馬君はここで【何か】をしたのか?
へいへい。引っ込めりゃいいんでしょ引っ込めりゃ。
…ちっ。
[流石に息子の一声には勝てず、赤鉛筆を仕舞う。]
……………獏。
この手帳を見ろ。言いたいことはそれだけだ。
[言うなり、手帳を獏に手渡す。
手帳の中には見知らぬ多数の名前と白木蓮。消された名前と花水木。
真白い頁の二つ前には堂禅の名前と白木蓮の頁。
一つ前には天馬の名前とどす黒い花水木の頁。]
[>>42 天馬の様子は酷く自然で、思考するがままに口に出す]
論理的に考えて──天馬君が犯人であるならば、いつでも誰でも殺害することが可能だな。引き離したからと言って、バク君が安全とはかぎらねェなァ。
今の状況は誰も……安全だなんて言えねェ。
いや、そもそも、栗田君の言ってることが、正しいなんて保障はどこにもねェな。
常識とか論理的って考えが、オレにあるかどうかはわかんねェが。
[>>43 に静かに頷く]
実に冷静だな。落ち着けって言ってたオレの方が動揺しているくらいだ。
バク君の言うとおり、ここはひとつ、頭を冷やして考えたほうがいいかもしれねェな。
話し合ったところで、バケモノが引き下がるかよ。
今だってすっとぼけやがってるっつうのによ。
[やや遅れながらも、孝治に返事を返す。
まだ落ち着くには時間がかかりそうだが。]
ひとつ提案だが。
望ちゃんを……兎を抱っこした女の子を探すのを手伝ってもらえねェか?
栗田君も、バク君と一緒なら……みんなで行動するなら安心できないか?
[続く思考は口には出さなかった。
何かがあった時に、一緒に居れば、不穏な動きに気づくかもしれない*]
[グリタが一旦切っ先を引っ込め、バクに手帳を渡す光景を見。ドウゼンの確認に頷き]
そう、兎が犯人を見たと言っていたのだと。
備前さんがネギヤさんの声を……
何かの存在や声を感じる、とは聞きましたが。
そうですね、彼女も……何かしらの力を持っているのかもしれません。
[グリタの鋭い声には、一度肩を揺らし]
うっさい。こーゆーのは親父譲りだ。
[親父が赤鉛筆を下ろせば、ほっとしたように表情を緩めた。
手帳を覗き込むと、首をかしげ]
ええと、これ、何?
確かに花水木とオッサンの名前が書かれてるけど……
[困ったように雨園君を見て、「これ、超能力的な奴なの?」とか聞いてみる]
っつか、親父、オッサンがバケモノだとしたら、何したいの?
[ドウゼンの提案には、あまり乗り気ではない表情で]
んー、ちょっと待って。叔父さん殺したの殺してないのって話をあの子の前でしたくはないです。
[獏が手帳を読み終わった頃合に、返却して貰い。
元通りセカンドバッグへと丁寧に仕舞う。]
ま、パパにはこういう特殊技能があってな。
…わかりました。獏と一緒なら文句はありませんぞ。
ヤツの監視も出来…?
[言ってる傍から男は何処かへ行った。
引き止める道理などはない、が。]
あちらは止めなくていいんですかね?
[不機嫌そうに鼻を鳴らした。**]
探しに行くなら、これだけはっきりしとこう。
で、オッサン。俺の目、見て答えてよ。
あの餅っとした管理人さんに、なんかしたん?
[真顔で、聞いた**]
ええ、栗田さんが言うのが本当ならば、天馬さんはバケモノという事になります。
話が通じないだろうと考えるのもわかります。
[グリタの返事に、テンマと、バクを見やって]
ですが、僕達はその話について、まだ確信を持てていませんし……
……何より、獏君は一番どうすればいいのか困っているでしょう。
[などと。
バク(>>54)に聞かれると]
孝治君は、テンマさんをどう思いますか。
その……やつらについて詳しいのですよね。
例の「儀式」で、何かわかったりしませんか?
それが本物ならば、そうでしょうね。
一般的にあるものではないでしょう。
[頷く。それとは手帳や能力をさして。
今のところ、そこまで混乱したようでもないバクの様子には、小さく息を吐いたか]
こんな時に一人にしておくべきでない、というのも……
嫌な話を聞かせるべきではない、というのも。
一理ありますね。
[ニキについての相談に、そんな事を。やがて動き出す面々を見れば、その後をついていく*だろう*]
そうですか。
では彼女を探した後で、改めてですね。
[孝治に答えると、ニキを探しに。花を咲かせている近くのハナミズキの樹に手を当てて、目を閉じる。何かに導かれるように歩きはじめると、やがてアンが使っている家屋の前へと辿り着いた]
あれは……
[ハナミズキの根元に遠目からも目立つ、白い絨毯の上に広がった朱に、広がる長い黒。自己紹介の名前は、確か佐藤。自分の作リ出した世界を知る者とは知らず]
こんな所で眠っていたら、寒いでしょう。
[風による傷を多数負って、すでに事切れている少女の器。その前に屈み込むと、髪についた雪をそっと落とす。はらりと髪が落ちて、傷を負いながらもどこか微笑みを浮かべたような安らかな顔が覗く]
皆さんに会いに戻りましょうか。え、もう少しここに、ですか?
[ハナミズキの樹を見上げると、風もないのに葉が揺れる。上着を脱いで彼女の遺体にかけると、ニキを探しに向かう。途中で会った人には、黒髪の少女の遺体のことを*告げていく*]
待てよ………こっち、だと思う。
[気乗りのしない、苛々した様子でニキが向かった方向を指差す。
無言で歩いた。聞いた、タカハルや親父の台詞を整理するために。
フユキからアンの話を聞けば、不意に足を止め]
あの人………ビセさん、は?
[周囲の人にポツリと尋ねた。思い出すのは、あの夢。
徐々に沈みこんでゆく恐怖と、自分の腕にかかる義兄の重さ。
夢のリアルが現の恐怖と実感を呼び覚まし、しばし俯いた。
目じりが、熱くなる。低い、不安に満ちた声で]
なあ、親父。オッサンを……俺のにいさん殺すのか?
俺の親父が、俺のにいさんを?
あの人、バケモノとかそんなんじゃねえよ。俺がどうしようもなかった時、姉さんと一緒に俺を引っ張りだして、励ましてくれたんだ。
[寝起きの混沌から徐々に入ってくる情報が整理されてきて、
押さえ込まれていた感情が噴出してくる。
すんと鼻をならし、がしがしと目じりを手首で擦った。
………なぜか、奇妙に腹が減る**]
備前さんも、管理人さんと同じように殺されたよ。
言うまでもなく、バケモノの仕業だ。
[亡くなったもう一人への祈りを終えた後。
ポケットから煙草─ウィンストンのクラシックレッド─とジッポーを取り出し、火を点ける。
今まで、息子には見せた事のない姿。
ぷかりと煙を吐く。]
あぁ、殺すよ。
[煙を吐きながら事も無げに、言う。]
バケモノはそうやって情に訴えてくるもんだ。騙されるな。
情に流されて死んだヤツを沢山知ってる。
…忘れろたぁ言わんがな。
[意識を失った私は夢の世界にいた。私は木となり見事な花を咲かす。鳥達の鳴く声賑やかに。遠くに見えるのは未開拓の村とそこの人間達]
_______________________
[時は流れ近くに社が建つ。私の前に人が訪れるようになり願いごとを打ち明けては時折祀りを開いては崇め。米と麦を私に捧げる。私は満足していた。悠久の時、周りには大好きな人間達とかわいい鳥達、見守ることしかできなくとも子を思う我が子のような感覚でずっとそれを見届けてきた]
[時はさらに流れだす__________
この地に根を降ろして1400年。
人はしだいに訪れなくなり社はゆっくりと廃れていく。周りに立つ木達も大きくなり村の様子は他の木達に遮られも見えない。
私は寂しくなり兎に魂を乗せ村へと降りていく。初めて見る今までとは違う景色。自分の足で行きたいところに行ける嬉しさ。すべてが新鮮で楽しく駆け足で山を降りていく。
山の下の村はかつての姿からは想像もつかないほど発展していた。
人間の数も増え騒々しいほど活気に溢れていた。私のことは忘れ去られているみたいだがそんなことはもうどうでもよくなっていた。いつでもこれでもう来れるようになったのだから......
満足して帰ろうとする私が山へ帰ろうとすると人間の仕掛けていた罠にかかった。足に刃が喰い込み激痛が走る。動けない。
太陽が昇り山をおりて初めて接触人間は凶暴で私を殺そうとした]
[そこにいた人間達はかつての大好きだった人間達とは違っていた。私はとっさに風を身にまとい猟師にけん制する。放った風は喉笛を切り裂き猟師は倒れた。
私は傷ついた足を引きづりながら山へと帰り、山を降りたことを強く後悔しまた変わらぬ木に戻る]
うーん.....
[私はそこで夢から目覚めた]
今のはなんだったんだろう......
[不思議な夢を回想していると不意に頬に生暖かい感触が起き驚く。]
チェロ......?あれ?足が動いてる。
[信じがたい光景がそこにあった。足の悪い兎の足がおぼつかないまでも這うように動いている。]
そっか.....今の夢はチェロの記憶なんだね....
[どうして治ったのかはわからないが半分察したように私はチェロを胸に抱き山を降りていく]
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了