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あれは、目覚めてから十九日後のことだった。
私は一人、様々な楽器が置かれている研究所の一室に呼ばれた。
ピアノ、トランペット、ヴァイオリン、ギター、果ては太鼓まで、無秩序なラインナップ。
「イヴは、ヴァイオリンと相性がいいみたいでね」
しかし、そこには選択の余地はなく、私はただ与えられたプログラムをこなすだけだった。
古今東西、人種も時代も曲も関係なく、ありとあらゆる音源を聴き、演奏VTRをインプットし、模倣した。
初めてヴァイオリンに触れてから百日後、私は質問を投げかけられた。振り返れば、あれが人生で最初の選択だったことになる。
「どんな演奏がやりやすい?」
つまり、演奏に「私らしさ」をもたらそうという試みだったわけだ。
その問いに私は酷く困惑した。どのように答えても構わないことは理解していた。誰か演奏家の名前でも、作曲家の名前でも、抽象的な単語でも、何か言えばいいだけだとはわかっていた。
ルリだって子守ロボだもん。
「等身大のお友達タイプ」だから護衛機能は同じシリーズの大人タイプのロボよりは弱くて、そもそも対象とするのが子供だから大きな人を守るのは難しいけど……二人同時には守れないけど、ピンポイントで一人くらいなら、守れる。
[なかなか起動完了しない護衛機能に]
あーもう。しばらく起動してない機能とはいえ、起動が遅すぎる…システムのセルフチェックもしなくちゃいけないでしょ。一刻も早くハツネとオトハのところに行きたいのに。大丈夫かな、二人とも…。
/*
3dからは24hコミット。
コミット時刻セットを忘れないように。
あー、吊り喰いどうしよーーーー。
みんなどうやって決めてるの?後学のために教えて下さい!ひゃっほーい!
[起動にはしばらく時間がかかりそうだ。
その間動けないのでは仕方がない。先ほどの人間に憧れるロボットの会話を思い出して。遠い記憶を辿る。]
『ドウシテ、ソンナニ、「悲シイ」トサレル顔ヲスルノ。』『アノ子ガ泣ク理由ガ、ワカラナイノ。』
『院長モ、泣クノデスカ。』
『――ナゼ、るりノ思考、乱レル?
フシギ。
フシギ。ココロ。』
『――知リタイ。
知リタイ、デス。分ケテクダサイ。泣カナイデ。』
『聞イタ事リマス。心ヲ持テルプログラム『イヴ』ノウワサ。ソレガ、欲シイデス。るりニ、ソレヲ、クダサイ。
――ドウシタノデスカ?ソンナ驚ク顔シテ、るりノ思考プログラム、オカシイデスカ?エ?モウ一度、言ッテミテ欲シイト?ヨク、聞コエナカッタノデスカ?ハイ。モウ一度、言イマス。』
『ココロ。知リタイデス。』
演奏ロボ 立花 ハツネは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
オトハ
聞こえる?
スパイにはたぶん協力者がいるわ
それが誰なのかはわからないけど
ここのセキュリティーを突破してさらにその情報を持ち帰るのだとしたら単独だけでは無理なはずよ
今日はきっとハツネに接触するわ
あなたとハツネが停止し誰かをスパイ容疑で追い出すことができれば3人になる。
ハツネがスパイの手先でなければイブは終わりね
*/あと35ポイント。一発言で終わるね。
文章まとめるの苦手だなあ。あと、多弁式に慣れすぎ。
言わなきゃいけないこと、纏めなくちゃだね。今一番情報持ってるはずだし。
あと、スペイン語訳は、もうちょっとみんな考えたいかなと思ったというか、誰か言いたいかと思ってたからわざと言ってないです。更新して生きてたら言おうと思っています。
ごめんねアンさん。無視してた訳じゃないのですです。
よし、下書きしてくる。
[給湯室に行く途中、ハツネが追いついてきた。>>84]……ありがとう。私も、もし襲われてしまったら、ごめんなさい。一人になった時は、気をつけるね。
[給湯室でお湯を汲み、検査室へ戻ってきた。]
[受信機を通して声が聞こえてくる。お茶を飲むフリをしながら指輪に囁いた。]
……。やっぱり、いい人ですね、アンさん。
そうか、スパイに協力している人がいるかもしれないのね。
私とハツネを停止させ、容疑を他の者に向けて追い出してしまえば、残りは3人。2人が協力して情報を盗んでしまったら、最後の一人が止めるのは難しい。
スパイは今日、ハツネと接触するかもしれないのですね。
*/56ポイントorz
演奏ロボ 立花 ハツネは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
ええーー!?まさかーーーそんなオトハが霊騙りだったなんてーーー(棒)
…ホントに狂がわからないのよー。投票どーしよー。
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