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少しでも後悔しないように…、か。
ああ、
[クルミが宙を歩くかに、一瞬見えた。
見れば不思議な床を、彼女の足は踏みしめている。
歩み来る彼女に歩み寄ることはなく、けれど、
視線は逸らされずにずっとその姿を見つめ続けて、]
そうだな。
ならば──…
[握られた手。それを、ぐっと握り返し]
…───離さない。
最後の刻まで、ずっと。
これが俺の選ぶ”未来”だ。
[先に何があるかは、未だ分からないけど。
恐らくは平坦ではなかろう道を選ぶを宣言して、*笑った*]
[ヨシアキとクルミの手が、
互いに互いを選び掴み取るのを――…
未来を、選択したのを。
デンゴは実に楽しそうに、けらっと笑って*眺めた*]
[そして、ある柱、ない柱、見ながら、
ヨシアキとクルミのやるとりには、耳を澄ます。]
――……それは、本当に守りたいものがみつかったと、そう思っていいのでしょうか?
[惹かれ合っていることはわかっていて、
それを批判することはない。
ただ、二人に問い続けていたこと、
それに答えは出たのだと、思いながら。]
[デンゴが3rdにといかける言葉をきく。
それに応える3rdの声も。
1stが口を開くのもただ静かにきいていた。
二人の結論がでた時点で深い吐息を零し]
無理に世界を復活させないのなら、どーでもいい。
[それなら、神になる必要もないかと思う。
というかこの二人と残るのは勘弁してほしい気もした。
死後を司る神様というのも居た気もするが、きっとそんなことをしたら怒られる気もして]
それなら、還るかな。
[4thや8thの答えがどうなのかは知らぬまま。
壊れかけた球体にうつる自分の世界を見やる]
私は、このゲームは、
お互いの鏡を通して、
世界同士が知り合うものだったと思います。
でも、
消えてしまった世界は、でも、戻らない。
再生すればいいという問題でもない。
消した責任のとりようもない。
覆水盆に返らず。
起こってしまった事象、それによって生まれた結果、
残った世界のこと、考えていました。
[それは、デンゴに向かって話してはいたけれど、他にも聞こえるかもしれない。]
帰られる方はそのままそう願って頂ければ。
その世界へと帰ることが出来るでしょう。
――それくらいの力は、私にも残っています。
[はらり]
[はらり]
[剥がれた破片は まるで炎に舞う炭の破片のように
行き先を求めて揺れ踊り 辺りを漂う]
1の世界は、管理された世界
2の世界は、事象が解放された世界
3の世界は、戦いが置き換えられた世界
8の世界は、人と他の生命が違えた世界
9の世界は、大人と子どもが違えた世界
そんなところでしょうか?
ちなみに、私はやはり自世界を表現することにむつかしさを感じていますが、いずれにしても、
セイジさんとデンゴくん、
彼らは本来、人間、もしくは大人とともにあっては世界がなりたたない世界からきていました。
しかし、彼らは、人間であり、大人と生き残った。
これには意味があるのではないかと少し思っています。
私は、きっと、それ以外にも、
それぞれの世界はそれぞれと何か相いれれぬものがあった。
神が世界を作りすぎたというのは、そこに理由があったのではないかと思ったわけですよ。
[そして、扇子をたたんでまた開く。
そこには何も、文字はない。
そう、指示されるかのような文字は現れず、
そこに描く未来は、まだ未定であることだけがわかる。]
デンゴくん、
言いたいこと、わかるでしょうか?
私は、君が私たちとともに生き残っていること、
それは、きっと、
世界はすべて、重ね合わせることが、本当はできるのではないかと思っているのです。
[そこで、一息ついてから…。]
つまり、
考えているのは、
それらの世界の統合です。
[扇子またたたむ。
それは、綺麗な1の形になったあと、今度はひとつひとつ開く。]
本当はこれが12ならばよかった。
軸をひとつとして12ならば……。
だけどそれは理想です。
消えたものは戻らない。
[軸を中心に開く扇子をデンゴに持たせて…。]
こういうことになれないかと、
思っているのです。
バラバラではなく……。
[そして、また思案に沈んでから…。]
もちろん、安定がよくないといけません、
そして、軸となる部分。
ここに、神、はある。
私は、
自分の世界でも一人というわけではありませんが、
存在としては一つでした。
もし、考えが通るのであれば、
その軸となっても構いません。
そして、みなさんはそれぞれの世界、
いえ、統合された、一つの世界に戻られて、
そして、本当に一つになれるように…。
そんな風に、
考えてもみたのです。
[柱の中心はどう告げるだろうか。
そちらを見てから、また閉じて、意見が出るのを待つ…。** ]
神となった上で世界を統合する、
という話しでしたら不可能ではないでしょう。
ただバラバラにある世界を統合するのは、
どれくらいの力を使うものか、
世界同士がうまく繋がるものなのか…
[多数の世界の大きさのままにひとつになった場合
維持する為の力が減るのかどうか。
それもまた、試したことが無い為に判らない]
また、適当だと言われたとしても。
…次の世代に引き継ぐ者として。
絶対に大丈夫です、と、言い切れぬ事は
許して下さい、選ばれし子よ。
[それから。
クルミとヨシアキのやりとりを見る紅の眸は
温かく だが鋭い色も含めていた。
2人が手を取り合うならそれで良い。
きっと、悪いものではないと思う。]
…俺は、頭が悪いからなァ。
お前らがここですげー長い時間を過ごすのが
本当にお前らの幸せかどうかとかはわかんねーけど。
まぁ今幸せそうに見えていいか。
位は、思うかな。
[刹那を生きる世界の者には、
想像もつかない事が多すぎた]
ゼンジさん。
…俺が色々なものを守りたかったのは本当で、
繰り返せばきっと、俺はやっぱり色々なものに手を伸ばす。
────伸ばしたい。
これほどに望みを抱いたのは、初めてのことだ。
だから。大切にしたいと…今も思っている。全て。
[完全な管理下での人の望みは小さなものだ。
殆ど見えないほどだと言ってもいい。
従順にあれば大過なく、されど求める先の見えない世界。
緩やかに滅びへと向かう世界。
けれどもし、人が望む力を取り戻すなら世界は変わる。
きっと変わっていくのだろうと思う。]
けれど守り続けたいと思えるものは、また別だろう。
俺は彼女を守り続け…、いや。彼女の未来に添い続けたい。
[クルミの手を、意思を伝えるよう握って、]
だから、この先に本当に守りたいもの。
そういった意味では、問いの答えはイエスだ。
[視線はゼンジに置いたまま、口にする。]
…世界の統合?
世界を重ね合わせる…、…?
どう、なんだろう。
俺には少し想像が難しい。
違うものは別々にあるからこそとも思える。
けれどまた、ひとつに重ねる良さも理解しないわけではない。
が…、……。
[実際、争いのない自分の世界は、
他世界と共存し得ないわけではないだろう。
けれどやはり、難しく思えて暫し考え込む。]
…それだけ世界が変われば、人も随分変わるんだろうな。
[どう思うとばかり、辺りの柱を見渡した。*]
変わらずともよいなら、
なぜ見せたのか。
そう、思っただけです。
ほかの世界に焦がれるような想いをさせた理由。
今までなし得なかったことであるなら、
最初から無理なのかもしれません。
無理であるから、
今消えた世界もある。
ただ、打ったことがない手がどう生きるのか
それとも全く無駄だったのか。
[世界を、一つに統合する。
そのゼンジさんの提案に、私は首を捻る。
もし実現するなら、悪いことではないと、思う。
でも、軸になるということは、ゼンジさんは、どうなるのだろう。
私はちらりと、8番さんを見た。]
……世界が一つになったら、……おばあちゃんに、カノウくんを紹介出来るかも、ね。
[口にしたのは、ちょっとの名残を混ぜた冗談。
神になった後、地上へ降りられるのかどうかは、分からないけれど。
神様の力を得ているのは、生き残った全員が、同じ。
実行するのであれば、私にも誰にも、止める権利はきっと無い。
だから、私は何も言わない。一つになった世界であれ、今のままの世界であれ、神になるのであれば、見守ることに変わりはないから。]
[そして思うは、消してしまった世界のこと。
責任をとるとかそういうことではない。
ただ、
どうしてだったのかと、
また思考の淵に沈む。
いや、至極簡単な理由だったことは気づいている。
まるで子どもだ。]
世界の形がどうなるかは、まだ分からないけれど…、
…やがて全てを安定させられたら。
俺は、こいつらとこいつらの世界の魂を戻す。
…ソラ、フユキ。
アン、コハル、ザクロ、ネギヤ。
世界ごと黙って消滅などさせない。
新しい世界で新しい未来を───…描いて欲しい。
その世界は、俺たちがきちんと守るから。
お前たちはお前たちの未来を行け。
[空白の座、ソラもそこに居るのだろう。
二人手を繋いだまま、目を細めてかすかに笑う。]
[一人で生きていた。
いや一人ぼっちなわけではない。
でも、気づけば、一人高いところから世界を見下ろしていた。
それは、人間でありながら、
人間でない感覚。
気づかなければよかったと思えるくらい、
静かな静かな孤独。]
難しくても…、やるさ。
クルミと二人で。
[困難な道だとは既に神に言われた。
けれど一人ではなく二人でならば。
そんな希望を語って、傍らを、そして空白の座を見渡した。]
[生者からはいくら目を凝らしても見えない。
動けると知った時も、結局この柱から動かずで。
神になるために世界に戻るという人々。
そうではなく、違う道を模索する人々。]
――…
[誰かを見る訳でもなく、
少し斜め下に視線を落としたまま
はぁ、とひとつ息を吐いてから]
ナオ。
あの茶、最期にまた 飲めるか?
カッコよかったんですよね。
[それは、
最初に手を結ぼうとした存在に。
世界を背負って戦うことがさだめられたかのような男に。
まるで少年がヒーローに憧れるかのような気持ち。
そして勝手に偶像化し、勝手に判断した。
そう、それは、誰かのために戦うといった行為への、
憧れが近かった。]
[何かのためだけに何事かをなす。
きっとそれができる者が
今を切り開ける。
そういう生き方を
男はできない。
そう、
男はいつまでも静かに、
静かに佇んでいる。**]
…で、元に戻す、って話しになると。
やっぱり、2ndは残るってなるんじゃねぇの?
[息を短く吐いて、チラと見る。
それから死者も生者も等しく見渡して――]
そういえば…蘇らされた、って言ってたけど。
その時の気分は――どんなだった?
[ナオに尋ねてから、見下ろす自分の足元。
チラチラと光る粉がまとわりつき始めている事に
つい先ほどから 気付いていた*]
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