59 アポトーシス-雪解けの合図-
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書生 ハーヴェイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2010/03/21(日) (夜食の時間)
―少し前―
(ユージーン>>53には、彼らしいと感心するものの、「しあわせ」なら問題なかろうと苦笑して、返答は差し控える。)
>>55 はい、残念ながら私もユージーンさんがどうなったのかは、覚えていません…。
実は自分がどうなったかのすらとんと…。
どうせろくな事にはなっていないと思うのですけれどもね…。
[と自嘲する端から>>69が耳に入り]
流れ者さんの言う通り、いずれ誰かが墓守を引き継いだと思いますが―…。
生きながらに、ここに…?ですか?
[少しぎょっとする。]
(76) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
>>72ステラ
ありがとうシスター。
娘を祝ってくれて。
[例え夢のような存在でも、ここに生があるように思えた]
>>75キャロル
[キャロルからヴェールを受け取る]
一人で大丈夫か?私が取りに行っても
[言い終わる前にキャロルは行ってしまった]
…やれやれ、お前はいつもこうだったな。
(77) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
>>74 ギル…??!
[豹変ぶりもさることながら、耳朶を打つ言葉に耳を疑う。]
『村人は、旅先で出会う人々の誰よりも騙しやすかったぞ。』
[これまで思い出した僅かだが、確かな記憶が一気にフラッシュバックする。
「村の総意」の名の下に手に掛けた命たち―。]
きさ――ま―…!!!
[我を忘れて踊りかかった。]
(78) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
─集会場広間・少し前の回想─
[コーネリアスに宥められたよりも、少し前。
狂ったように笑い出すギルバートに、奥歯を噛み締めた。>>74]
……ッ…、…の…
あんた、が…お前が。
言い出さなければ──…
はじめなければ!!
(79) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
僕は──…僕、だって。
[言葉が途切れる。
コーネリアスに止められなければ>>49
きっとそのまま、飛び掛っていたのだろう。]
(80) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
[シスターの祝福を受け父親に褒められ、嬉しげに駆けだした先には広場一面のスノードロップ]
すごい!やっぱり咲いてた!
(やっぱり?)(やっぱり?)
―あの時も、父親を喜ばそうと久しぶりに帰った家を飾る為にこうやって摘みに来た―
わ…たしが しんだ ときの こ…と?
[花を摘んでいた手が止まった]
―あの人が遠くから走って来る姿に手を振ろうと立ち上がった瞬間、目の前が真っ赤に染まったあの時―
同じように…同じ事を繰り返して…私はまた死ぬの?
いやっ!今度はせめて…せめて父さんの傍で…っ!
[花束を握りしめ、片手で裾を手繰り集会場に駆けだす]
(81) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
>>74ギル
[狂ったような笑い声と、もみ合うような物音に広間へ]
>>78コーネリアス
何の騒ぎだ?
コーネリアス、なにをしている!
[コーネリアスをギルバートから引き剥がそうとするが、
怒りに任せて腕を振るコーネリアスに弾き飛ばされた]
(82) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
舞踏家 キャロルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2010/03/21(日) (夜食の時間)
仕立て屋 ヒューバートは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2010/03/21(日) (夜食の時間)
きさま!人を何だと思ってる?!
人の気持ちを…一体なんだと…――!!
[馬乗りになって、首をぎゅうぎゅう締め付ける。
男の顔は見る間にどす黒くなってゆく。
―が、その時、脳裏に刺すのは一つのたおやかな影。]
(83) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
―少し前、集会所―
ギルバートさん、何を仰ってるんですの…>>74
いやですわ、そんな。
[自分達が無理矢理与えた死を視る事を強いられた悲しさ、何より親しい者が処刑されて行くのを見送らなければならない悲しさを思い出したか、両手で顔を覆う]
貴方が、あんな事。騙しただなんて。
哀れな人……憎むよりなにより、ただ悲しいですわ…。
(84) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
[集会場に駆け込むと>>74>>78>>82男たちが暴れている。突き飛ばされるヒューバートに駆けよった]
父さん!!なに?なんで…大丈夫?!
[助け起こし怪我があれば気遣うだろう]
(85) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
ステラ…。
(思わず零れる名前。
隣人たちの死を、見詰めつづけて来た目。
思い出す旋律。)
>>82 …すいません、ヒューバートさん。
[よろよろと立ち上がり、仕立て屋を助け起こすと、竪琴の前に掛ける。]
(86) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
[>>78>>79の逆上し、躍りかかってきたコーネリアスとハーヴェイを、
何かに冷めたような眼で見返し笑う]
ははははは!怒ったかね、怨んだかね!
ならば私を殺すがいい。いや、殺すというのも表現がおかしいね。
私に怨みをぶつけるがいいさ。
全ての怨恨を私にぶつけるがいいさ。
元凶は全て私だ!
[コーネリアスより何をされようとも止めるつもりはなく]
(87) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
思い出したよ。
母から、十字架と一緒に貰った歌を。
(いつか、あの子に歌ってあげなさい、と。
母はこの日を見越していたのだろうか?
その曲の名は、「悲しみの聖母」(Stabat Mater))
(88) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
>>85キャロル
[キャロルに助け起こされて改めて状況を確認する]
いや…よくわからん。
わからんが止めるべきだと思ったのだが……。
[>>84ステラの様子から、ギルバートが何かしたと推測する]
>>86コーネリアス
……いや……大丈夫だ。
しかし、一体何が?
(89) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
[竪琴の弦が柔らかな音を奏で、朗々としたテノールが部屋を満たす。]
悲しみの母は立っていた
十字架の傍らに、涙にくれ
御子が架けられているその間
呻き、悲しみ
歎くその魂を
剣が貫いた
ああ、なんと悲しく、打ちのめされたことか
あれほどまでに祝福された
神のひとり子の母が
そして歎き、悲しんでいた
慈悲深い御母は、その子が
苦しみを受けるのを目にしながら
(90) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
─小さな部屋・現在─
[とんとん。と、軽やかな足音が響く。
何故か心惹かれて扉を開けて見れば、]
────…ッ…
[真白いドレスの後姿が、階段を駆け下りる。>>58
白のヴェールが、ふわりと舞った。]
[──あの日舞った、赤とは対照的に]
(91) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
『なんで君がここに──!?』>>2:74
[キャロルを襲った黒い影。>> 57
驚愕に凍りついた獣の姿は、或いは笑ったようにも見えただろうか。
──あの日も、白い雪がヴェールのように彼女を覆っていた。]
(92) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
…肉体が滅びる時には
どうか魂に、栄光の天国を
与えてください。
―――アーメン
(93) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
……っ…
[がつ、と扉に背を打ち付ける。
よろめいたことも自覚せず、震える手で目を覆って、
階上で、ただ声を押し殺していた。]
(94) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
書生 ハーヴェイは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2010/03/21(日) (夜食の時間)
[不意に呼ばれた>>86自分の名前に顔を上げてそちらを見る]
コーネリアス…?
[伝えなければならない言葉を言う切欠を掴めなくて、ただその歌を静かに聴いて>>90]
……。
(95) 2010/03/21(日) (夜食の時間)
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