113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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2人目、白夜卿 クレスト が肩書きを「司書」に変更してやってきました。
― 小さな図書館にて ―
[小さな村にある小さな図書館の司書は、
手の上に開かれていた本を閉じた。]
[書曰く、人は死んだらトゥオネラに行くという。
全ての者が永遠に眠る暗き場所、
そこに生命など無い。]
[司書は小さくため息を吐く。
死んだら何処へ行くのかなんて、
その時にならねば分からないだろうに。]
(1) 2013/06/08(土) 17:47:15
[図書館というには、蔵書は少ない。
最早趣味の域であるとも言えよう。
しかしこの村の中では一番書物は多く、名の通り、
本を借りに来る村人も少なくはなかった。
司書は図書館に鍵をかけると、
外へと一歩を踏み出す。]
(2) 2013/06/08(土) 17:49:31
[沈まぬ陽光が煩わしい。
この季節には似つかわしくない長袖のパーカー、
フードを目深に被り、祭りの準備へと向かう。]
祭りは楽しくて良いんだけどよ…。
[一日中顔を見せている太陽はどうにかならないものか。日の光が当たっている手は、薄らと赤い。
ポケットから取り出した手袋を両手につけて、
熱の篭った息を漏らした。]
(3) 2013/06/08(土) 17:50:39
― 湖畔への道すがら ―
俺よりもっと使える奴が居るんじゃねぇの。
[日光アレルギーである司書に、この季節は厳しい。
そんな男に祭りの手伝いを頼むのだから、
よほど人手が足りていないのだろう。]
[白地のパーカーを身に着けた、
傍から見れば怪しい男は、
文句を口にしながらも歩みを止める事は無い**]
(4) 2013/06/08(土) 17:53:27
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/08 17:56)
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/08(土) 18:01:59
― 湖畔付近 ―
…マティアス?
[>>10 湖畔へと向かう途中、
杖を手に歩く一人の男を見かけて声をかける。
足音を消していたつもりは無く、
背後から近づく司書の足音は、彼の耳に届いただろうか。]
よぉ、お前は今年も飲むのか?
[大量に、という言葉が省かれていたが、
この時期になると彼が酒をよく飲む事は周知の事実。
付け加える事でもないだろう。
司書も酒に弱い訳ではないが、彼には敵わなかった。]
(14) 2013/06/08(土) 23:24:37[祭りの準備のため湖畔へ]
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/08 23:24)
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/08(土) 23:27:36
そ、クレストだよ、クレスト。
俺の声を忘れちまったか?
[>>15 冗談めかして言うも、
彼が自分の声を忘れたなどと思ってなどいない。]
そりゃ飲むさ。飲むけどよ。
[呆れたように笑いながら、肩を竦める。
動きこそ彼の瞳には映らなかっただろうが、
呆れた声色から司書の表情を察する事は出来る筈。]
お前のペースにつき合わされちゃ、
俺が先に潰れちまうさ。程々に頼むよ。
[向こうのペースに合わせ、潰れた事{2}回。
彼のペースに合わせては駄目だと学んだ司書は、
以来飲み過ぎないように気をつけてはいるが。]
(17) 2013/06/08(土) 23:48:25[湖畔付近]
忘れちまったなら仕方ねぇなぁ。
今度こそ、この美声をちゃんと覚えておけよ?
[>>18 司書はけらけらと笑う。
冗談だと分かっているからこそ、
彼にはこうして軽口を叩く事が出来た。]
俺が弱いんじゃなくて、お前が飲みすぎなんだよ。
[こりゃあ今日は酒を大量に押し付けられそうだ。
格好こそ暑いが、背に冷や汗が流れる。
もしそうなったら、どう逃げようか。]
(19) 2013/06/09(日) 00:17:13[湖畔付近]
ああ、そういや湖畔のとこに行くんだったか。
俺もちょうどそっちに行くとこだ、
付き合ってやるよ。
[いくら歩きなれている道で杖があったとしても、
危ない事には変わりない。
同じ場所へ行くならばと、提案してみたが。]
お?珍しいな、学者さんか?
[司書の視線の先には、学者>>16の姿。
いつも蝶を追いかけているような印象があるが、
今日くらいは夏至祭を楽しみにきたのか。]
(20) 2013/06/09(日) 00:21:10[湖畔付近]
はん、俺のがいい声だけどな。
[>>21 軽口の応酬は止まらない。
家を出る時こそ不機嫌だったものの、
マティアスと顔を合わせたからか、
フードの下の顔から不機嫌はすっかり消えていた。]
そんなモン賭けられても困るっての。
俺以外の奴にも聞いてみりゃ良いさ。
お前が強いんだって言うだろうよ。
[サハティを7杯も賭けられたところで、
司書がそれを飲みきれるかと言えば、無理だ。
奴が賭けに勝てば、飲みきってしまうのだろうが。]
(24) 2013/06/09(日) 00:50:24[湖畔付近]
おう、任せろって。
[>>22 彼が躓いてしまいそうなものはないか、
気を配りながら歩き始める。
その足取りは今までよりもゆるく、
見る者が見ればマティアスに合わせている事に気付ける筈。]
あー、向こうにだな、
[首を傾げたマティアスに
状況を説明しようと口を開くが、
それよりも先に向こうがこちらに気付いた様子。
声を聞けば、彼もニルスが居る事が分かるだろうか。]
(27) 2013/06/09(日) 00:54:37[湖畔付近]
どーも。自称じゃねーっての。
[>>23 自称、と付けられた事にむすっと口を尖らせ、
ふん、と鼻を鳴らす。
相変わらず愛想もなにもない学者さんだと、
内心ため息を漏らした。]
コイツは酒。
[指でマティアスを指してから、]
俺は準備の手伝い。飲むけどよ。
[自分へ。手伝いと言っても、
日光アレルギーの自分が出来ることなど、
そう多くもないだろう。
マティアスも居るのならば、
少しくらい飲んでも良いだろうと思いながら。]
(28) 2013/06/09(日) 01:00:35[湖畔付近]
学者さんも飲みに来たのか?
[さも珍しそうに、司書は学者へ問いかける。
彼がこういった場所に居る事が珍しいような気がして、好奇心が拭えなかった。]
(29) 2013/06/09(日) 01:03:44[湖畔付近]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 01:19:10
うっせ。
[>>32 返ってくる嫌味のような言葉に、
拗ねたように顔を背けてしまう。
とはいえ、そう言われる事はままあること。
相変わらず口を尖らせてはいるものの、
本気で怒っている様子はない。]
そーかいそーかい。
学者さんは蝶がお好きだもんな。
で、目的の蝶々は見つかったのかよ。
[実際はどうなのかなど知る筈もなく、
彼が言うなら忘れていたのだろうと、成果を問う。
この騒がしい中、蝶を見つけられるとも思わないが。]
(34) 2013/06/09(日) 01:43:07[湖畔]
まー、学者さんもたまには息抜きしても
良いんじゃねーの。
[騒がしい、酒を飲む人々の方向を指しながら、
尖らせていた口元を緩めて笑う。]
あんなんじゃ蝶も逃げちまうだろうよ。
[しかし酒を飲んでる奴等は手伝う気があるのか。
しばらくしたら酔いつぶれて、
村まで送り返されるような気がする。]
(36) 2013/06/09(日) 01:47:35[湖畔]
[学者の彼は、その提案を是としただろうか。
あまり良い顔をしないだろうと思いつつも、
提案してみたものだったが、はて。]
じゃ、俺はあっち行くんで。
お前も酒がある所に行くんだよな?
[マティアスに問いながら、
視線は酒を飲む人々の方向へ。
彼を送り届けるならば、あのあたりか。
学者に別れを告げ、再び歩き出す。
マティアスにまだ話があるようならば、
暫く待つつもりではあるが*]
(37) 2013/06/09(日) 01:55:01[湖畔]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 01:57:05
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/09 01:57)
よぉ、お役人さん。ちゃんと仕事しろよ。
[>>11 マティアスを送り届ける途中、
仕事とは程遠い顔つきをした役人の男へ、
茶化すように声をかける。
フードを目深に被ったいかにも怪しい格好をした男を、
司書であると気づくことができるだろうか。
この季節、外では常にこうした格好であるから、
分からない事は無いはずだ。]
(40) 2013/06/09(日) 03:22:00[湖畔]
それとも何だ、もう飲むのか?
[マティアスと同じく、
ミハイルが酒好きなことはよく知っている。
だからこその問いかけ。
もしそうならば、自分もそちらに混ざってしまおうか。
どうせ陽の下に居るのならば、
手伝いよりも酒を飲むほうがうんと良い。
そんな事を真面目に準備している者の前で言ったなら、どやされてしまいそうだが**]
(41) 2013/06/09(日) 03:22:21[湖畔]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 03:29:17
[>>45 こちらの見当がついていない様子に、
けらけらと面白そうに笑う。
焚火の準備だろう、騒がしい声と共に、
薪を運ぶ馬車の音。
荷台に積まれている薪に、ふと故郷でも行っていた、
似たような行事を思い出した。
この国では、確かユハンヌスと言ったか。
故郷では、イワン・クパーラという名だったが。]
悪い、俺の方の連れがもう一人…って居ねぇ!
[>>46 ミハイルへと渡されるグラスの数を見て、
店主に視線を送ってから振り返る。
マティアスと共に歩いて居たのだが、
司書の背後に彼の姿は無い。]
(48) 2013/06/09(日) 10:48:07[湖畔]
[奴が酒好きな事は村人達も知っているだろうし、
焚火へと向かう者達にでも引っ張られていったか。
ただ人々に流されていってしまっているようなら、
彼を引っ張り出すつもりで。
もし村人たちに引っ張られて行ったとしても、
こういった日にはよくあることだ、
心配せずとも大丈夫だろう。]
おい、捲んな。
[>>47 陽光が当たってはたまらないと、
上へ捲られたフードを目深に被りなおす。
毎日のようにこの格好をしているが、
それでも暑いものは暑く、額から汗がつたった。]
(49) 2013/06/09(日) 10:48:56[湖畔]
お前が飲むんなら、飲む。
[差し出されたグラスを、
手袋をしたままの手で受け取る。
本当はこれも外せれば良いのだが、
如何せん屋内でなければ外せないのだから、難儀だ。
もしもマティアスがその場に居るようならば、
店主にもうひとつ、とジェスチャーをするつもり**]
(50) 2013/06/09(日) 10:49:24[湖畔]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 10:54:28
あー、クソ。
[>>55 目深に被っていたフードを、少し上げる。
既にグラスを傾けているミハイルに肩をすくめ。]
いねぇなら多分、
さっきのに引っ張られてったんだろうよ。
[きょろきょろと周囲を見回して、
もしもマティアスを見つけることが出来たならば、
杖を手にしていない方の手を掴み、引っ張り出す。
その際に、一声かける事も忘れずに。
突然手を引かれたら驚くだろうからと、
司書なりの不器用な配慮。
居ないなら居ないで、奴なら上手くやってるだろう。
むしろ周囲を見ても見当たらないのならば、
探したところで簡単には見つからなさそうだ。]
(71) 2013/06/09(日) 20:55:28[湖畔]
お前やマティアスが酒を勧めなけりゃ、
悪酔いなんてしねぇよ。
[>>56 司書が悪酔いをするのは、
大抵自分のペースを崩された時だ。
もしくは単に飲みすぎた時か。
ウォトカの入ったグラスを傾けながら、
代わりを店主に問うミハイルに、
もうグラスを空にしたのかと呆れ顔。]
可愛げなんて求めてどうすんだよ。
婦人用の帽子を俺に被れってのかぁ?
[>>57 饒舌になってきたミハイルに、
司書はべぇっと舌を突き出す。
まるで子供のようであるが、
こう見えても二十はとうの昔に過ぎている。]
(72) 2013/06/09(日) 20:56:00[湖畔]
…嫌いなんだよ、帽子。
[体質上、キャップを被るにしても、
どうせフードを被らねばならない。
さらに蒸し暑くなってしまうものだから、
帽子を身に着けることは好きではなかった。
ミハイルが言うように、
婦人用のつばの広い帽子ならば、
フードを被る必要も無いのかもしれないが。
とはいえ、司書に婦人用の帽子が似合うかと言えば、
誰しもが首を横に振るだろう。]
(73) 2013/06/09(日) 20:56:24[湖畔]
あっちぃ…。
[酒が入ったからか、
日の当たらぬ白い肌にほんのりと赤みが差す。
ぽかぽかと内側から火照ってくる体は、
この格好にはひどく厳しいもの。
それでも、飲むのをやめる事はしないが。
そういや、あの人>>51は飲まないと言っていた。
こんなに美味いのに、などと思いながらも、
気付けばグラスの中身は空っぽ。
今度学者の彼と顔を合わせたならば、
また酒を勧めてみようか。断られる予感しかしない。]
(74) 2013/06/09(日) 21:02:03[湖畔]
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/09 21:02)
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 21:09:19
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/09 21:39)
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/09 23:34)
― 少し前 ―
見つけた……って何だ、飲んでたのかよ。
[>>91 マティアスの手には、空のグラス。
既に酒とよろしくやっていたのならば、
探さずとも良かったかもしれない。
人の波に攫われていたら危ないからと、
少し心配していた気持ちを返せ。
そう言ってやりたくもなる。]
(96) 2013/06/09(日) 23:49:06[湖畔]
いや、俺はミハイルと飲むって話が…、
お前もあっちで飲もうぜ。
[>>92 ミハイルと二人で飲むというのは、
賑やかしくなってきたこの場ではどこか寂しく思える。
普段は物静かなミハイルも、
酔えば饒舌になるとはいえ、騒がしさとは程遠い。
一人より二人、二人より三人。
こいつも巻き込んでしまえと、
司書は盲目の彼を引っ張っていくのだった*]
(97) 2013/06/09(日) 23:50:13[湖畔]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/09(日) 23:57:41
― 宝石商の露店 ―
やなこった。
[>>99 伸びてきた手をひょいっと避けて、
最後の一口を飲み終える。
ふふん、と顔に浮かぶ得意げな表情。]
どう考えたってこっちの方がマシだろ。
婦人帽なんて被ったら笑われちまう。
[主に、目の前のこいつとか。]
(101) 2013/06/10(月) 00:17:43[湖畔]
おい、やめろって、ばか!
[フードを捲るミハイルの手をぺしりと叩き、
一歩後ずさる。ちり、と頬が痛んだから、
きっと少し日が当たってしまったのだろう。]
[空のグラスを手に、ミハイルを睨みつけた。
目深に被りなおしたフードのおかげで、
睨んでいる事も分からないかもしれないが。
彼がフードを捲ろうとするのを諦めるまで、
司書は警戒を解く事はない。動物のようである。]
(103) 2013/06/10(月) 00:21:25[湖畔]
今年なんか、俺まで手伝いに駆り出されたからな。
去年よりも騒がしくなるんじゃねーの。
[>>100 そう言いながらも、
酒を飲んだ手前、手伝うつもりなど無い。
この時期、毎年外に出るは良いものの、
日光から逃げるようにすぐにコテージに引っ込むか、
もしくは日陰で酒を飲むかのどちらか。]
コッコのおかげで毎年平和に過ごせてると思えば、
この祭りもありがたく思えるだろうよ。
[毎年焚かれる炎は、魔女や悪霊を祓うためだという。
司書がそれを信じている訳では無く、
言わば、ただの冗談である。]
(106) 2013/06/10(月) 00:38:14[湖畔]
ガキじゃねーよ。
[>>105 鼻を鳴らし、口がへの字になる。
そういったところがガキだと言われるのだが、
本人はといえば気付く様子もない。]
薬屋のじじいと一緒にすんな。禿げろ。
[こんな歳でハゲてたまるか。
ミハイルの指した先に居た薬屋の店主を見て、
苦々しい表情が浮かんだ。
自分よりも年上のミハイルの方が、
きっと先に禿げる。そうに違いない。]
(111) 2013/06/10(月) 00:56:51[湖畔]
華なぁ、いいな、華。
ま、綺麗なネーチャンは、あっちこっち大忙しだろ。
[>>104 ミハイルへの警戒を解かずに、
マティアスの言葉に同意を示す。
思うことは誰でも同じ。
彼の言う綺麗なネーチャンは、
酔っ払いたちに引っ張りだこだろう。]
…ん?何だ?
[>>109 不意にミハイルが焚火のある方向を示す。
つられてふいっとそちらへ顔を向けるが、
彼への警戒心もふいっと飛んでいってしまった様子。]
(114) 2013/06/10(月) 00:58:14[湖畔]
手伝いよか酒が飲みてぇ。
[>>112 建前なんてものはない。
本音がだだ漏れ状態である。]
そ、へーわ。
[どんちゃん騒ぎを尻目に、にっと笑う。
酔っ払いのおっさん達はと言えば、
酒を飲む事が目的なのだろうと思いながら。]
あ?なんだ、ユノラフか。
[>>107 声の聞こえた方向へ振り向けば、
カメラを手にしたユノラフの姿。
何を言う前に、カメラのシャッターが切られる>>108
被写体がこんな怪しい格好をした奴じゃ、
そういい絵も撮れないのではないだろうか。
そんな事を考えつつ。]
(121) 2013/06/10(月) 01:16:46[湖畔]
………ふん。
[>>118 ガキじゃないと言い返そうと口を開くも、
そこでまたガキと言われる未来が見えている。
不機嫌そうに鼻を鳴らし、ぐっと堪えた。]
てめっ、なに勝手に…、
ああもう、飲めば良いんだろ、飲めば。
[勝手に酒を足された事に文句を言いながらも、
コップに口をつけ、ぐいっと一杯。
かぁっと顔が熱くなったが、まだ大丈夫。]
(123) 2013/06/10(月) 01:32:35[湖畔]
ぎゃっ!
[油断した、と思った時には遅かった。
振り返った次の瞬間、日の光が目の奥を突く。
その眩しさに一瞬身を縮めてから、
素早くフードを被りなおした。
その際につむじを突かれ、
ふぎゃ、変な声を出してしまう。]
おい、逃げんな!…あ、酒あんがと!
お前らもまた後でな!
[>>119 その場から去るミハイルを追おうと
グラス片手に一歩踏み出し、はたと止まる。
手にしていたグラスを店主に渡してから、
ミハイルを見失う前に追いかけ始めた。
フードが捲れてしまわないよう、片手で抑えながら。]
(125) 2013/06/10(月) 01:38:17[湖畔]
待て!クソったれ!
[少し走っただけで、既に息はあがっている。
普段ならばまだまだ平気なはずなのに、
酒と、そしてこの格好である事の二段コンボが、
かなり効いている様子。]
一発殴らせろ!
[赤い顔は、酒が原因なだけではない。
日光を浴びた事による症状も出ていた。
司書本人は全力で追いかけているつもりでも、
実際のところはそう速くはなく。
ミハイルが撒こうと思えば簡単に撒けるが、はて**]
(126) 2013/06/10(月) 01:39:34[湖畔]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/10(月) 01:43:04
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/10 01:43)
司書 クレストは、雑貨屋 イェンニは既に酔っ払っているのだろうか…** [飴]
2013/06/10(月) 08:08:12
まち や、が れ、 …うおっ!
[>>129 足を止めたミハイルに、こちらも急ブレーキ。
酔いが回っているのだろうか、
ふらりと一度足元がゆれる。]
は、 っ…… うるせー、
誰のせいだと、 思って、やが…… 、
[膝に両手をついて、肩を上下させる。
伏せられた顔、フードの下から汗がぽたりと落ちた。
殴らせろ、なんて言ったものの、
本気で殴るような気力もなく。
息を整えてからミハイルに向かう拳は、
ひょろひょろと弱々しい。]
(132) 2013/06/10(月) 12:34:55[湖畔]
[さて、その拳をミハイルは止めただろうか。
あまりにも弱々しいものだから、
止めるにまで至らないと思われたかもしれない。]
………休む。
[>>130 平然としているミハイルに悔しげな表情が浮かぶ。
視線の先には、休憩用に開放されているコテージ>>#2。]
………やっぱあっち。
[ふいっと視線をそらし、
指差す先はテントの張られた飲食店。
コテージでは酒が飲めないかもしれないが、
あちらならば酒も飲めるだろう。
このクソ暑いフードや手袋も取る事もできる。
司書がまだ酒を飲むつもりがある事に、
ミハイルは気づく事が出来ただろうか**]
(133) 2013/06/10(月) 12:36:39[湖畔]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/10(月) 12:37:30
してねぇ。
[>>145 自分が思っていたよりも、
パンチが軽かった事に、不満げに。
いつか本気のパンチをお見舞いしてやる。]
ん。あっち。
[赤みの差している頬をくしりと左手が掻く。
あまり掻きすぎると肌がボロボロになる事は
身をもって経験したため、
以降はなるべく触れようとはせず。
テントへと向かう足取りは、少し遅い。
全部こいつのせいだ。紛うことなく、負け惜しみ。]
(150) 2013/06/10(月) 19:58:06[湖畔]
― 飲食店のテント ―
[まだ祭りの準備段階と言えど、
村からは少し離れた場所だからか、
飲食店を利用する人々は少なくない。
酒を目当てにきているおっさん達は、
コッコのあたりで飲んでいるのだろうけど。]
あー…、死ぬかと思った。
[日光がテントに遮られた瞬間、
目深に被っていたフードをめくる。
赤くなった顔に伝う汗を袖で拭ってから、
手袋も外し、ポケットへとしまいこんだ。]
(152) 2013/06/10(月) 20:01:18[湖畔]
おい、なに勝手に頼んで…!
[>>148 声を荒げそうになったところで、
他の客も居るからと、言葉を飲み込む。
ミハイルを睨む視線は不満だらけであったが、
酒と日光とで赤くなった顔では、あまり怖くない。]
サルミアッキの、飲めばいいのに。
[もちろん、ミハイルがサルミアッキを
好まないのを知ってこそ。
司書自身も、サルミアッキは
あまり好きではない部類に入るが。]
(153) 2013/06/10(月) 20:02:35[湖畔]
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/10 20:02)
[テーブルに頬杖をつき、
日の下で賑やかしく飲んでいる男達の様子を見遣る。
自分もあの中に混ざれたら楽しいのに。]
[ああ、そういやユノラフに、
写真を譲ってくれないかと交渉し損ねてしまった。
彼は見世物にはしない>>140と言っていたため、
譲ってもらえる可能性は低かったかもしれない。]
[ユノラフのカメラが撮る写真は、繊細で、美しい。
幾多の本を所持している司書も、
彼の写真以上のものは見た事が無かった。
今年のコッコは去年よりも凄いと聞いたから、
ユノラフのカメラもまた、
素晴らしいものを写してくれるだろうか。
ちょっぴりそんな事を期待しながら*]
(155) 2013/06/10(月) 20:11:34[湖畔(飲食店のテント)]
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/10 20:50)
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/10 21:41)
[>>160 ちくしょう、無視しやがって。
いつもならばそこから
ぎゃんぎゃんと吠えるように文句を言うものの、
流石に場所を弁えて。]
あー、あー。俺も。
[ミハイルに便乗するように、店員に手を振る。
まだ痒みの残るこの顔も、冷やせば良くなるだろう。
ぱたぱたと手で顔に風を送れば、
汗が冷えてひんやりと心地よい。
風邪の要因になると分かってはいるが、
涼しいものは涼しいのだからやめられない。]
(171) 2013/06/10(月) 22:04:46[湖畔(飲食店のテント)]
サルミアッキあんまし好きじゃねーし。
[>>161 手渡された冷たいタオルを
額に押し当てながら、口を尖らせる。]
お前が飲むなら買ってやらんこともない。
[恩着せがましい。
もちろん、奴が頷くような事は無いだろうが。
タオルを目、頬、と当てていった後、
ふう、と息を吐く。
顔の赤みも大分引いてきた、ような気がする。]
………舐めても噛んでも、変わんねぇよ。
[どちらにせよ、司書の口には合わないもの。
手にしたグラスを傾ければ、
果実の芳香が鼻を抜けていく。]
(175) 2013/06/10(月) 22:08:47[湖畔(飲食店のテント)]
[>>166>>167 かぁん、こぉん。響く音と、歌声。
酒とよろしくやってるおっさん達とはまた違う、
心地の良い音に耳を傾ける。
長閑な声は養蜂家の彼と、若衆頭か。]
………何が。
[>>170 聞こえた声に視線は向けず、
賑やかな日の下を見遣りながら。
素直に頷くのはなんだか悔しくて、しらばっくれてみる。]
(178) 2013/06/10(月) 22:19:49[湖畔(飲食店のテント)]
蜂蜜酒、飲みてぇ。
[ヴァプンアーットの日に間に合わなかったものを、
養蜂家の彼が持ってくる>>82ような話も
小耳に挟んでいたから、
それもまた楽しみの一つであった。
彼がこうして手伝いをしているという事は、
蜂蜜酒を運び終えた後だろう。
この店にはそれが届けられていただろうか、
グラスが空になったら尋ねてみよう**]
(180) 2013/06/10(月) 22:27:58[湖畔(飲食店のテント)]
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/10 22:28)
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/10 22:46)
げ。
[>>179 イルマの姿を視界に入れば、
賑やかしい方向を見ていた顔が背けられる。
彼女に手伝いをサボっている事がバレたら、
なんだか色々と言われそうだ。
素知らぬふりをしてグラスの中身を煽るが、
向こうはこちらに気付いてしまっただろうか。]
(184) 2013/06/10(月) 23:00:12[湖畔(飲食店のテント)]
あの味は一生好きになれねぇ気がする。
[>>188 初めてあれを口にしたときは、
その不味さに一瞬意識が遠のいたものだ。
それを平気な顔して食べれるだなんて、
司書は信じられなかった。]
だろうな。知ってる。
[もちろん、今の今までのやりとりは
彼への嫌がらせだ。些細過ぎる仕返しである。
ひとつよこせ、と、
皿の上のクラッカーをつまみ、口へ放り込む。
いつも食べているものと同じな筈なのに、
祭りの日に食べると美味しく感じるのは何故だろう。]
(194) 2013/06/10(月) 23:42:03[湖畔(飲食店のテント)]
冒険?俺はしねぇよ。
[暗にお前に冒険させたいのだと。]
うっせー。
ダグのおっさんの蜂蜜酒は美味ぇんだよ。
[甘かろうが辛かろうが、美味ければそれでいい。
…辛いのは好んで飲もうとはしないが。]
ダサくても別に、 おい、呼ぶな!
[>>189 ミハイルがイルマを手招くのを見て、
すこし、ばつの悪そうな表情が浮かぶ。
どうやら少しくらいは罪悪感を覚えていたようだ。]
(195) 2013/06/10(月) 23:42:37[湖畔(飲食店のテント)]
あの野郎、自分だけ逃げやがった…。
[金を置いて店を後にするミハイルの後姿を、
苦々しい表情を浮かべて睨みつける。
奴も役人としての仕事をサボって居た訳だが。
後で殴る。今度こそ殴る。]
……… 見りゃわかんだろ。
[>>192 にこやかな声に、視線をそらす。
司書の服には、木屑ひとつ見当たらない。
つまりは、そういう事だ。]
(197) 2013/06/10(月) 23:46:36[湖畔(飲食店のテント)]
…………スンマセン。
[>>202 返す言葉もない。
縮こまる司書の姿は、酷く情けない。]
でもこんな日が出てる中で働いたら死ぬ…。
[ぽつりと言い訳。
長袖のパーカーと手袋、それらを外す事は出来ない。
下手したら熱中症だ。
ちらりとイルマのご機嫌を伺う。笑顔が怖い。
まだ怒っているようなら、ジュースくらい奢ろうかと。]
(205) 2013/06/11(火) 00:24:58[湖畔(飲食店のテント)]
そうそう。
[>>210 うんうん。頷く。
なので見逃してください、と思ったが、
やはりそう美味い話はなかった。]
………なんか飲むか?
[強引に話をそらしてみる。
彼女が頷いたなら、店員を呼んで。
ふとミハイルの置いていった金を見れば、
自分の酒の分まで含まれている。
ちくしょう、あの野郎。
悔しさを覚えつつ、
グラスに残っていた酒を飲み干した。]
(214) 2013/06/11(火) 00:58:12[湖畔(飲食店のテント)]
そろそろコッコにも火が点く頃かぁ?
[既に二杯とちょっと飲んでいる司書に、
現在の時間なんてものは分からない。
ただ、外から聞こえてきた歓声>>200に、
篝火の準備は完了したか、点火したか、
どちらかだろうとあたりをつけて。]
どっちにせよ、もうすぐ夜かね。
この時期は時間が分かり辛くていけねぇ。
[日が沈めば夜、が通用しないのだから、
なかなかに面倒くさい。
テントを張っただけの店に掛け時計がある筈もなく、
吹き抜ける冷たい風が、
近いうちに夜が訪れるであろうことを告げていた。]
(215) 2013/06/11(火) 01:16:17[湖畔(飲食店のテント)]
じゃ、俺は行くわ。
[イルマが頼んだジュースが届いてから、暫くして。
ミハイルの置いていった代金に、
ジュース代を上乗せすると、椅子から立ち上がる。
風も涼しくなってきた頃だ、
あのクソ暑い格好をしても、先ほどよりはマシだろう。
イルマが居る手前、蜂蜜酒の存在を問う勇気も無く。
どこかまた別の店で、蜂蜜酒を飲む心算。]
あ、そのクラッカーも食っていいぞ。
ミハイルが頼んだモンだけど、行っちまったし。
[まだ数枚、皿の上に余っているクラッカーを指す。
彼女が遠慮するようならば、無理にとは言わず。]
(217) 2013/06/11(火) 02:04:20[湖畔(飲食店のテント)]
[フードを目深に被り、手袋を装着。
酒を飲んだから、日の下に出る前からぽかぽかと少し暑い。
イルマが声をかけてきたなら振り返って話をしたし、
彼女がついてくるようなら、
蜂蜜酒を諦めつつも止める事はしなかった。]
[怪しい格好に逆戻りした司書は、
テントから一歩、足を踏み出す。
太陽は働きすぎだ。
少しくらい、休んでいたって構わないのに**]
(218) 2013/06/11(火) 02:09:02[湖畔(飲食店のテント)]
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/11 02:09)
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