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うーん、学ランだけで怪しまれるなんて、
行き過ぎってものよねえ。
……ギンスイ君の学校の生徒の仕業なのかしらぁ。
あんまりピンとこないけど。
[少し悩む素振りをみせたが。]
あ、そういえばっ!
ギンスイ君の学ラン姿って見たことないわ。
今度、見せてみせて?
[唐突に方向転換* ]
………水着より学生服のほうが好み……
じゃなくてえ、
ちゃんとダンナ様に構ってもらってるもの、
欲求不満になんてなりませんよ〜だ。
ギンスイ君つつがなく成長してくれたなあ……
って感慨にふけりたいだけよ、おねえさんは!
もぉっ。
恋話絶対言ってもらえないなんて、猫様に負けちゃってて、おねえさんとしては悲し〜けどっ。
[唇を尖らせて少年に反論し]
[取り出した携帯灰皿に煙草をねじ込んだ。
男の名乗りを思いだし]
そういえば申し遅れました。
あたし、エビコっていいます。
村に滞在なさってるなら、またお会いするかもしれませんし、よろしくお願いしますねぇ。
…人と人の関係が濃密な田舎だからこそ、妙な事件がおこる?……考えたこともなかったわ。
他所の方ならではの発想かしら……。
[間延びした口調に、やや戸惑いがにじんだ。]
お飾りやお神輿の消失がもっと大きな事件に発展する可能性もあるのかしら。
いやぁねえ……
あ、そうだ。
お祭り用の鉢巻きを、ネギヤさんの家に届けに行く途中だったわ。
……日が暮れないうちに行かないと。
[灰皿をしまうと、
そっと少年の頭と、続いて猫の腹を撫でる。
二人に頭を下げ挨拶して、境内を後にした。*]
―ネギヤ邸へと向かう道の途中―
[膨らんだショッピングバッグを手に歩み進む。
やがて少年と少女の二人連れを認め]
あら、ヨシアキ君じゃない。
可愛い子連れちゃって……デート?
うふふ、
お嬢ちゃん、こんにちは。
[プレーチェの目線に屈みこんだ。見かけない子だなと思う。
幾許か言葉を交わしたか。その後また歩き出した。*]
[そしてヨシアキたちの後に、一人の少年。
彼の厚手のパーカーはみるだに暑苦しいが、
なぜか着用している本人からは暑気を感じなかった。
すれ違うパーカーの背中を、ちらりと見た。]
んー?
[ほどなくして、
道端でシャッターを切っている女性が目に入った。
もの珍しさから、
足を止めてそちらをまじまじ眺めてしまう。]
―道―
ええ、良いお天気ですね。
欲を言えばもちょっと、涼しいと嬉しいんですけどねえ。
[にっこりと笑みかえし、
女性の手中のカメラへ視線を向けた。]
……写、真ですか。
このあたり、絶景とかでもないし、
撮影するひとなんて初めてみたわあ。
いい景色……かしら。
地元民としては、なんだか嬉しいわあ。
こんな田舎より都会の方がいいって人も、村人のなかにはいるし……。
カメラが御趣味?お祭りも撮るのかしら。
子供たちがお神輿を担いだり、櫓の上で笛を吹いたり、
ここのお祭りは素敵なんですよお。
泊ることにした、なんて風来坊みたいねえ。
もう宿をとってお荷物をおいてらっしゃるのかしら。
あそこの旅館、どうでした?
[見たところ、相手はたいそう身軽だったので、
そう判断して訊ねてみた*]
[異国の風貌の女性と。]
えええ、
お連れさんとはぐれちゃったんですか。
[彼女の説明にぽかんとしている間に、
女性は歩き出していた。]
この辺りに宿泊できる場所はあの宿しかないから
すぐに合流できそうだけど……大丈夫かしら。
[去りゆく背を見守っていると、
突然振り返った彼女にカメラを向けられ、]
ぴ、ぴーす……
[うろたえつつVサインを作った。]
またね、ふーらいぼーさん。
―ネギヤ邸―
こんにちは〜、うちの組の分の鉢巻きお持ちしました。
それといつも通り、冷蔵庫お借りしてもいいですか。
[ネギヤ邸のたたきを上がると、家人にことわり、
自治会用の飲み物を台所の冷蔵庫に入れた。
そして祭りの衣装が収められている座敷へ、
手製の鉢巻きを持って行った。*]
―祭り前日・ネギヤ邸―
[ショッピングバッグから鉢巻の束を取り出した後]
ネギヤさん、お客様のお相手を?
では御挨拶は遠慮しておきますねえ。
[来客の件を家人に聞いてそう言った時、向こうの襖が開いて、プレーチェが出ていくのがみえた。]
あら、あの子、さっきの……?
[プレーチェの素性を教えてもらい、]
まあっ、ネギヤさんの姪っこさんなんですかあ。
[似ていないわ、との感想は胸の内に留めた。]
―祭り当日―
おつかれさまですー。
はい、ええと、ネギヤさんはコーヒー牛乳、萩原の奥さんは烏龍茶でと…
[汗だくになりながら、
神社の本部テントに飲み物を運んだり*]
―本部テント―
あら、プレーチェちゃん、こんにちは。
おじちゃん……ネギヤさんね?
あら?…さっきまでここに居たけど。どこかに行っちゃったみたい。
[奥様方と噂話に興じているうちに、ネギヤの姿は消えていた。
プレーチェに尋ねられれば、見回して困って首を傾げ。]
[ヨシアキにも同じように教えて]
あ、よければ後で、お面配り手伝ってちょうだ……
[そう頼みかけたところで、向こう、
よろめいてしゃがみ込んだ少年の姿がみえた。]
[テントから少し踏み出して観察する。
怪我をした様なら、
ユウキを呼び戻そうかと一瞬考えたが、
ヨシアキ含めて幾人かがそちらへ向かい、
少年が立ち上がったのを認めれば、安堵した。]
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