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絶えず水流れ溢れる十二本の柱は
見る者に依り色変える巨大な球を
ぐるりと輪を描いて囲む形に並ぶ
周りは澄み渡る空色 白雲が緩やかに流れ
遠く柱の裾は雲の中 視線が届く事は無い
柱の天辺に順に現われて行く人の影
既に居るのは 「0th:告げ人 アン」
彼女の右へと順に人の姿が増えて行く
1st その更に右に 2nd、3rd、4th…――
12thの右には「0th:告げ人 アン」に戻る
そしてやがて、頭蓋の内に声が忍びこむ
それは男のようでも女のようでもあり
乱暴なようでも
穏和なようでも
咎めるようでも
慰めるようでも
嗤うようでも嘆くようでもあり――
「 よくぞ 参られました、選ばれし子。
ここは 神の座。
貴方は 世界を救うために 今現在此処に居るのです。
この世の全ての世界に終わりの刻が迫って居ます。
それを回避する為に必要な「力」を得る為には、
何処かの世界を「壊す」必要があります。」
「 どの世界を壊すかは、 Survival game によって決められます。
貴方はそれに参加する為に、選ばれた子なのです。
貴方が死ねば貴方の世界は壊される世界となります。
貴方が生き残れば貴方の世界は壊されません。
また、生き残った方の中から1名以上は
今の私――世界を統べる者となって頂きます。」
そして貴方の頭の中にルールが示される。
勝利条件、日記の性能、そして種類。
それにそれが誰に行くかは告げられぬ事。
「さぁ、世界を救って下さい。
選ばれし子よ。」
そしてその声の後
貴方の手にした日記に
「Game Start」の文字が浮かぶ――――
********************NOTICE********************
入村されましたら、入った順番にNo,を着けて下さい。
(入られた後でも変更が可能です)
例:
告げ人 アン は 0th なので
「0th:告げ人」 です。
☆メモテンプレート☆
■名前:
■年齢:
■身長等外見的特徴:
◆コアタイム
◆PLに知っていて欲しい事(NG等含む)
http://goo.gl/wpKWo
現在地、接続状況は「一言メモ」を活用下さい。
以下 入村可能となっております。
どうか どうか、楽しんで頂けますように。
********************NOTICE********************
[さあさあと、世界を煙らせ雨が降る。
予定されていた雨だ。今日は雨と決められていた。
人々は、管理された世界で緩やかに衰え始めている。
コンピューター・システムが、
世界と人々を制御するようになって久しい。
管理の証に、人は右手首に端末を嵌められていた。
リストバントのような形をしている。
ごつい腕時計のようにも見える。
それらに全ての情報を詰め込んで、
全ての情報のやり取りも、これでまかなう。
個人の端末は、メインコンピュータに繋がれている。]
[穏やかで退屈な、汚された世界。
そんな世界にヨシアキは暮らしていた。
不満はさして大きくはない。
ずっとこうした世界であったから、このようなものだ。
家族もいれば友人もいる。
日常は大過なく過ぎていく。それだけだ。
緩やかに滅び行く世界。
けれども滅びの時は未だ至らず、
人々の時間は緩慢に延ばされているはずだった。
───その、はずだったのに。]
[突然の音に、人々は頭上を振り仰いだ。
空がゆっくりと落ちてくる…いや、違う。
頭上から何かが、燃え盛る隕石が降り注いでくる。
轟々と音を立て、死を齎すものが落ちてくる。
これは───…、”予定外”だ。]
[ヴィジョン]
[灼熱の岩石の塊が、人々の頭上に死を齎した。
いや、ここだけではない。
そこに、かしこに、惑星の上に、───否。
世界で星が、星々が衝突をしては砕け散る。
驚愕に見開いた目に、禍々しいほどの炎が映る。
せめて防ごうと、人が儚い防御の形に腕を振り翳す。
ひどく唐突に、理不尽に狂った物理法則が、
人々と世界を滅ぼそうとしていた…*]
─ 水流れる柱 ─
…っ、今の……
[突然、前触れもなしに視界が変わった。
呆然と辺りを見渡す。ゆっくりと腕が降りる。
思いついて腕を見てみた。火傷を負った様子はない。
あたかも全ては幻であったとでもいうように、
炎の痕跡も、煙の痕跡も何もない。
見えるのは炎の対極にある、水の流れそれだけだ。
頭上に広がるのは青い空の色。
見たこともない風景に、声を失う。]
世界が…壊れる。
世界を…壊す……?
[意識せぬまま呆然と、言葉を口の中に繰り返した。
脳裏に響く声が途切れたと思うや否や、
右の手首の端末が、メッセージの着信を知らせてくる。
驚いて袖を捲り、表示を確認する。
フィルム・スクリーンに、Game Startの文字が瞬く。
ヨシアキは目を大きく見開いて、その文字を見つめる。
暫くの間凝然として、それを見ていた───**]
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