93 じんろうさまのかみかくし村 〜まよいみち〜
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懐かしいわ。何年ぶりかしら。
[都会住まいらしい洗練されたファッションに身を包む女が汗を拭きながらつぶやく。]
おばあちゃんが生きてる間に顔見せられて良かった。
(19) 2012/ 7/23(月) 16時10分位
へぇー。お祭り。
[神社へと続く参道に、準備中の露店が建ち並ぶのを見てつぶやく。
昔、祖母の家に遊びに行ったとき、1回祭りに行ったことがあるのを思い出すと子供に戻った気が*する*。]
(20) 2012/ 7/23(月) 16時20分位
[ペットボトルに残った水を飲み干す。
踏み出そうとしたところで>>13白い人影に気がつく]
すみません、この辺に村ないっすか。
これなんっすけど。
[地図を見せながら問う]
あー…バスは、乗り遅れて、一日一本しかないつーから仕方なく。
ところでそれ、暑くないんすか?
(21) 2012/ 7/23(月) 17時10分位[村近く]
学生 クルミが接続メモを更新しました。(07/23 19時30分位)
9人目、髪結い ホズミ が肩書きを「大学生」に変更して現れたらしいよ。
[さほど大きくはない湖。
湖面に浮かぶのは水芙蓉。
――シャッシャッとスケッチブックの上を鉛筆が走る]
・・・。
[まばたきするのも忘れたかのように視線は目の前の景色と紙面を行き来する]
(22) 2012/ 7/23(月) 20時00分位
[向日葵のなかから脱出したところで、ボールを持った人物と遭遇した。>>17
そちらからの、問いかけに、]
ワタシは、おじさんではない。
[まずはそこへ否定を返すと。]
(23) 2012/ 7/23(月) 20時00分位[村の中]
きゃっ……。
[一陣の風が湖面を揺らし、ぱたぱたと踊る紙面を慌てたようにおさえる]
ふぅ。
[通り過ぎた風に一息つくと、我にかえったようにパチパチとまばたきを繰り返す]
ぅ〜ん。
[かたまってしまったような体をぐっとのばすと、何気に時計に目をやる。
――ぱちり、今度は驚きに目を見張った]
(24) 2012/ 7/23(月) 20時10分位
かくれんぼはしてない。
この、格好か?
これはその、あの、祭r追手の目から、逃れるために、だな――――あ、
(25) 2012/ 7/23(月) 20時10分位[村の中]
[話の途中で、ちょっと噛んだあと]
もしや。おまえも、追手………??!
(26) 2012/ 7/23(月) 20時10分位[村の中]
……いや。
このような小娘が、まさか、だ。
…違うよな。
[ぶつぶつ]
(27) 2012/ 7/23(月) 20時10分位[村の中]
[村を訪れたのは昨日。
到着したその日は疲れと暑さにあまり出歩く気にもなれず、涼しくなった夕刻にごくちかくをふらりとしただけだった。
今日は暑くなる前に、と早めに出かけたのだったが――]
…お昼まわっちゃったよ。
あっつ。
[青々とした木々が影を作ってくれてはいたけれど、思い出したようにどっと汗が吹き出す]
(28) 2012/ 7/23(月) 20時20分位[湖畔]
>>18
その通り、ここの人間ではない。
迷子というほどじゃないが、この村には不案内でな。少々困っていた。
おまえも、ここの者ではないのか。
[少し意外そうな表情。
クルミの背後の道沿いに飾られた提灯を、その目がふと捉えた。]
祭りが、あるのか。
どっちで?
[チョウを頭の天辺に留らせたまま。そんな問いを*]
(29) 2012/ 7/23(月) 20時20分位[村の中]
―向日葵畑の側―
じゃあ、おにいさん?
[瞬き、訂正した。
しかし、顔はよく見えない。]
へんなひと。
追手てなんなん?
[ぶつぶつ言う人物の顔を覗きこみ、マフラーをちょいと引っ張る]
(30) 2012/ 7/23(月) 20時20分位[村、レンに話しかけ]
[ぱたり、とスケッチブックを閉じると濃い緑の上に投げ出し、少しばかり急いたように傍らの荷物をさぐりだす。
目当ての水筒を取り出すと、立て続けに3杯お茶を煽った]
あー、生き返る!
[ころり、と仰向けに転がると、まぶしさから庇うように片手を目の上にかざし、しばし晴天の空を見上げる]
(31) 2012/ 7/23(月) 20時30分位[湖畔]
うん、おばさんちに遊びに来てるん。
……そういうん、
迷子いうんちゃうかな……。
[ぼそ、とグローブに隠して呟いた。]
せやったら案内したげよか。
お祭りやったらあっちやで。
[グローブにボールを預けて、
すっと提灯の連なる先を指差した。
少女の髪は夏の陽に茜色だ。]
(32) 2012/ 7/23(月) 20時30分位[村、レンに話しかけ]
[厚着の人物、その頭のてっぺんを見上げてふふ、と少女は笑う。]
なんや、お兄さん、
リボンみたいやで。
[自分の頭を指差して、
くるり、回り、足を前へ]
こっち。
[祭り囃子の稽古だろうか、
空耳のように遠くから聞こえる**]
(33) 2012/ 7/23(月) 20時30分位[村、レンに話しかけ]
[幾拍かの時の後、滞在している民宿へと向かおうと立ち上がるのだろう。
服についた草をはらって。
今はまだ、湖面をわたるさわやかな風が髪を揺らす*]
(34) 2012/ 7/23(月) 20時40分位[湖畔]
10人目、編集者 グリタ が肩書きを「記者」に変更して現れたらしいよ。
[風鈴の音が鳴る。男は出されたガラスのコップを手にして残り少なくなっていた麦茶を飲み干した。
縁側に座り、老婆を斜めに向かい合って長い事話し込んでいた。]
そろそろ帰るよ。
長い間ごめんね、お婆ちゃん。
「あら、あたしも楽しかったわよ。昔話」
[にこにこと笑んでいる老婆に男も笑い顔を返す。
立ち上がった所で、老婆が言った。]
「盆踊り、寄ってくのかい?今夜だよ。“神隠し”があったのも盆踊りのあった夜だったって話だしねぇ」
(35) 2012/ 7/23(月) 21時00分位
[あぁ――と、男は少し言い淀んだが。
すぐに笑顔に戻って答える。]
そうだね。見てくつもりだよ。
「そうかい。明日も居るならまたおいで」
お婆ちゃんが邪魔でなければ是非。
[にこにこと見送る老婆と別れ、男は家の門を出て田舎道を歩き出す。
神社への参道沿いに提灯の灯がちらちらと灯り始めていた。]
(36) 2012/ 7/23(月) 21時00分位
記者 グリタが接続メモを更新しました。(07/23 21時10分位)
[通り過ぎようと思っていたところで、声>>21を掛けられ立ち止まる]
うん? 何だ、迷子なのかい。
[尋ねられた言葉と示された地図に、小さく笑みを零す。
自分も向かう先を指差して]
村ならもう10分も歩けば着くから、ついといで。
バスに乗り遅れたなんて、ツイてないネェ。
[と、女性としては低めだが男性としては高いくらいの声音で応じる。
暑くないのか、という問いには一瞬何の事かと首を傾げてから]
………あァ、この白衣かい?
中は袖なしだし、そうでも無いよ。直射日光浴びるよかマシさ。
(37) 2012/ 7/23(月) 21時10分位[ヨシアキ近く]
[昔、昔の神隠し。
少し神秘的で怖い話はないか?
雑誌の夏の特集担当を希望し、はるばる田舎の村まで来たが。]
今日がその日か…。
偶然にしろ、ちょっと気味が悪いな。
[ぽつり、呟きつつ今夜の宿を取った民宿へと戻るべく、歩みは少し急ぎ足になっていた。]
(38) 2012/ 7/23(月) 21時10分位[村内、田舎道]
―― 鳥居近く ――
すみません。
道に迷ってしまったんですけど……
(39) 2012/ 7/23(月) 21時10分位
開業医 ユウキが接続メモを更新しました。(07/23 21時20分位)
[鳥居の下を過ぎようとして、かけられた声に立ち止まる。>>39
見ると学生らしき少女が一人。
こんな場所に女の子一人か――、と思いつつも放っては置けず]
…俺もここの人間じゃないから、詳しくはないが。
もう少し行くと、店や民宿もある。
そこまででいいなら案内するよ。
(40) 2012/ 7/23(月) 21時30分位[村内、田舎道]
[>>40案内するという言葉に、お辞儀をする]
助かります。
帰省か何かでいらっしゃったんですか?
(41) 2012/ 7/23(月) 21時40分位
いや、仕事だよ。記者だ。
君は?迷った…って事は、ここの子じゃないよね?
[>>41話しながら、行こうか、と少女に目で促して先に歩き出した]
(42) 2012/ 7/23(月) 21時40分位[村内、田舎道]
ええ、恐らくは。
[>>42グリタの後を追いながら、おさげを指先でくるんと弄ぶ。
鞄はポシェット一つのみ]
キシャって、新聞? 雑誌? とかのですよね。
ここ、そんなに有名な村なんですっけ?
(43) 2012/ 7/23(月) 21時50分位
恐らく?
[>>43 怪訝な顔になって少女を見るも、髪を弄ぶ姿にからかわれたかのと思い反応は返さず。]
雑誌だよ。田舎の昔話とか怪談を発掘中。
(44) 2012/ 7/23(月) 22時00分位[村内、田舎道]
確かに。
[焼けて赤くなり始めた腕を見て苦笑する。
礼を述べて医師についていくと程なく村に到着する]
ついでに、なんですが。
この村の墓ってどこにあるんっすか?
(45) 2012/ 7/23(月) 22時20分位[村近→村]
どこにいるのかわからなくなるのが迷いびとです。
[>>44グリタの背中に向かって小さく呟く]
昔話と怪談一緒にするのってちょっと乱暴な気がしますけど。
――記者さんは、おなかすいたりしません?
[がまぐちの財布から取り出した五百円玉をキランと輝かせる]
じゃんけんで買った方がおごり。
いかがでしょう?
(46) 2012/ 7/23(月) 22時30分位
へんなひと違う、かっこいーおにいさんだ
お、追手については、忘れろ
[マフラー引かれつつ]
ま、迷子かな
[不本意そう乍、茜に染まる髪に口元が緩み
案内を請い、歩みだす
頭へ手をやった刹那、蝶が飛びたった*]
(47) 2012/ 7/23(月) 22時30分位[村の中]
[村のはずれにある墓地に足を向ける。
途中、祭りの準備に沸く神社の前を通り過ぎた。]
へぇ、祭りか。
[しばらく行くと湖畔に出る。そして、その先にはひまわり畑と丘というには高い山]
山…。
だよなー。墓だもんなー。
[肩を落として、山を登り始めた]
(48) 2012/ 7/23(月) 22時40分位[村]
その日焼け、後でちゃんと冷やしておいた方がいいよ。
[確かに、という声に男を振り向けば、赤くなってきている腕を見ている。
炎天下を準備もなしに歩いていれば、日焼けもするだろう。
こちらは毎日の事だから、きちんと日焼け止めは塗っているが。
連れ立って歩いていれば、すぐに村が見えてくる。
続く問いには、村の北側のはずれを指差して]
あぁ、お墓参りかい。それならアッチだよ。
周りには田んぼと野ッ原と寺と神社しかないから、近くまで行けばあまり迷わないと思う。
それでもわからなくなったら、今なら神社の方は盆踊りの準備で人が多いだろうし、その辺で聞けば良いよ。
バス逃したってンなら、日帰りは無理だろうし、泊まるなら民宿がソッチにあるよ。
[最後に、自分の戻る診療所近くにある民宿の方向を示して付け足した。
相手がどちらに向かおうと、その後は自分の診療所に戻ってから、夜になれば盆踊りの様子を見に行くつもりでいる]
(49) 2012/ 7/23(月) 22時40分位[村]
[屋台が開き始めた村の入口に差し掛かる。
>>46 がまぐちから取り出した五百円玉。悪戯っぽい仕草に暫し目を止めたが。]
ここまで来れば大丈夫かな。
[そう言ってからポケットから小銭を取り出し屋台で焼きとうもろこしを二つ買う。
一つを少女に差し出した。]
好き嫌いは無いよね?
[少女が受け取るも受け取らまいも、それから男は、とうもろこしをかじりながら民宿へと一人戻った**]
(50) 2012/ 7/23(月) 22時50分位[村内、田舎道]
[>>50きょとんとした顔で、それでもしっかりとうもろこしを受け取った]
ありますけど、とうもろこしは好きです。
[屋台の前でかぶりつく。
名前も知らない記者へお礼を言いそびれたことに気づいたが、その姿はすでに見えなくなっていた]
(51) 2012/ 7/23(月) 23時00分位
御用って程ではないけど
[見止めた華やかな女性に問われ、(>>11)
返す言葉は反射的なもの。]
――綺麗だなっと思って。
[それは着飾った女性の耳に、
どんな意味合いを残しただろうか。]
盆踊り会場?
[問われたら返す言葉の波のように。
もうひとつ投げかけられた言葉には首をかしげ]
知らないわ。
もし知っているのなら…
あたしの方が教えてもらいたいくらい。
(52) 2012/ 7/23(月) 23時10分位
―向日葵畑沿いの道―
忘れろ?
うーん、どうしてもっていうんなら
わすれてあげるわ。
[からりと笑って足取り軽く、飛び立つ蝶が先導するように祭囃子の方角へ。ボールをぽーん、と時折上に放っていたが、くるりと向き直ると後ろ歩きをしつつ口を開く。]
せや、おにいさんはなんていうん?
あたし、クルミ。
(53) 2012/ 7/23(月) 23時10分位[村、向日葵畑沿い]
[とうもろこしと、貰った地図を手に村の中を歩く]
おばけマークがお墓ってどういうセンス……
[日が暮れ始めた道を、墓石を見ないように足早に進んで行った]
(54) 2012/ 7/23(月) 23時10分位
[夏の暑さはじりじりと身を焦がすよう。
ぱしゃりと、ふたたび足許で金魚が跳ねる。
緑の水草に、青い水の中に、優雅に泳ぐ赤い金魚。
特殊な溶液と紫外線とで押し固めた、
べっこう飴のような世界は。
夏の暑さなどでは溶けはしない。]
あっつ…
しかし一体こんなところに呼び出して…
[懐に仕舞っておいた封書を取り出し眺める]
(55) 2012/ 7/23(月) 23時20分位
一体何を?
[くらり――
目の前が暗転し、意識が途切れた*]
(56) 2012/ 7/23(月) 23時20分位
お祭りねえ、ちっさいけど賑やかなんよ。
たこやきとか、りんごあめとかあるし。
[子供の気安さで語りかけた。
彼女宛に届いた手紙を両親ほどに彼女自身は気にしていない。]
でもねえ、夏祭りにはこわぁい神様も遊びに来はるから、失礼のないようにせなあかんねんて―――**
(57) 2012/ 7/23(月) 23時20分位[村、向日葵畑沿い]
そんな――
[綺麗(>>52)。耳に届いた言葉に言い返そうとしたのも反射的な物。けれどこちらは口をつぐんで、続く言葉を飲み込んだ]
……ありがと。
[ぼそりと、呟く礼は、十分なとまどいを残したまま。
微笑みはしない。
信じて良いのか。
そうでないのか。
判断できない、途方に暮れた顔]
(58) 2012/ 7/23(月) 23時20分位[村の中]
[線香を焚いて、手を合わせる。
頻繁にこれる場所ではないので花は添えてず、
変わりに小さな木が植えてあった]
おし、おつかい終わり。
後はー…。
…まず風呂入りてぇ。
[焼けた肌がひりひり痛む。
医師の忠告通り早く戻って冷やしたほうがよさそうだ]
(59) 2012/ 7/23(月) 23時20分位[村]
[知らない、その言葉に形だけ大げさにため息をついて地面に寝そべるトランクを拾い上げる]
あたし……?
[目の前の男の物言いに、再びトランクが地面に転がる。
思わずしげしげと。無遠慮に相手を見つめた]
……それ。
[男が取り出す手紙(>>55)
見覚えがあるようなないような。
自分のポケットを探ろうと手を伸ばし]
(60) 2012/ 7/23(月) 23時20分位[村の中]
[1]
[2]
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