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― 夏祭り会場 ―
あー、かき氷ちょうだい。
ブルーハワイのね。
[赤い「氷」の字が鮮やかなのぼり翻る屋台にて、
かき氷を買い求める男子学生の目の前で、青いシロップがなみなみと注がれた氷の山ができあがる。
その支払いを済ませた後、かき氷を口へ運びながら、
男子学生は、夏祭り会場内をぶらつき始めた]
んー…… つめてぇぇぇぇぇ。
[至極、幸せそうだ**]
あぢー あぢー。
こう暑いと眠くなるなぁ、俺ってそういう体質なの。
! あ、おぅ、アンじゃん。
ひさしぶり。
なにぃ、宿題の問題集<72>ページが手つかずだって……
……いや、信じらない じゃなくて。
ちゃんと現実をみなさいって。
[眠たげな顔でふらついていると、女学生と出くわした。
その女学生アンの話へ耳を傾けて]
え、俺? 終わってるわけねーじゃん。
だいじょーぶだいじょーぶ、今年もミナツのうつさせてもらうからさ…。
[アンと別れ、また彷徨いだす。
どこかでどどめ色がかったかき氷を見かけたなら、つかのま目が覚めた様子になっただろう**]
んんー、あっれ、ヒナねーちゃんじゃん。
……帰ってきてたんだ。
[みとめた人影に対し、前よりちょっと綺麗になった? などと内心に浮かび、照れ臭そうな表情になれども、
そんな思い、素直に口に出せない年頃か。]
[蝉の声響く中、空になったかき氷の器をゴミ箱へ落とせば、先ほどより幾分か、風が涼しくなってきたようにも感じられた。**]
ぃよーっす、リウじゃねーか。
突然ですが、祭りを楽しんだ後は、俺の分の宿題の読書感想文を書いてみないか。
…こればっかりはミナツのを丸うつしするわけにゃいかねーんだよな。学校側にバレるし。
この依頼を引き受けてくれたら、お礼にこのリンゴ飴をあげよう。
[買ったばかりのリンゴ飴を、リウへ向けて回転させた]
お願いだ、感想分作る手伝いでもいい!
……おまえに断られたら、もうシンヤに頼るしかねぇ。
[他愛のない話をし、また雑踏に紛れれば、陽のおちた空を見上げた*]
感想書きやすそな本、ね…、ん、そんでいいわ、あんがと。字フォント<72>位が理想だなー、読みやすそうで。
話の筋やポイントも教えてもらえると助かる。
[リウにそんな注文つけ、礼として後日アイスか[黒マント]でも奢ると約して別れた]
このぶんじゃ、月末にシンヤん家に泊まり込んで問題集やんねーと、かね…。
[歩みつつ、去年と同様なスケジュールを算段]
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