81 Dancing On the Edge.
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情報屋 カウコ に 3人が投票した。
蝮の娘 ウルスラ に 2人が投票した。
情報屋 カウコ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、実験体0331号 マティアス が無残な姿で発見された。
情報屋 カウコ記す
化け物が この街を 乗っ取ろうとしている
実験体0331号 マティアス記す
遺品:耳飾り【星の巡り音うち合わさる時】と文字刻印
もう人狼に抵抗できるほど村人は残っていない……。
人狼は残った村人を全て食らい、別の獲物を求めてこの村を去っていった。
実験体0331号 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/29(木) 23:31:54
有翼人 アイノは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/29(木) 23:33:16
軽業師 レーメフトは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/29(木) 23:33:40
実験体0331号 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/29(木) 23:38:23
軽業師 レーメフトは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/29(木) 23:42:40
有翼人 アイノは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/29(木) 23:45:03
実験体0331号 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/29(木) 23:46:34
実験体0331号 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/29(木) 23:47:15
軽業師 レーメフトは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/29(木) 23:51:44
有翼人 アイノは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/29(木) 23:53:03
実験体0331号 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/29(木) 23:55:32
世間知らず ベルンハードは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 00:05:25
実験体0331号 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 00:18:02
[背に受けるアイノの声は、
軽業師の耳へ入らなかった。
胎へ命を運ぶ蛇がひとつ減った――
たったひとつかもしれない。
父親になるかもしれない等考えてもいない男は、
然し逆落しにひとつ、壁を蹴り、身を弾く。
殆ど真正面から、瓦礫に凭れる旧友の首へ、
両腕巻こうと組みつく態で飛び掛った*]
(0) 2011/09/30(金) 00:53:37
[歯を食い縛り、窓辺へ寄る。
レーメフトが壁を駆け降りるその先に、追い続けていた男の姿があった]
あ、……待って!
[手を伸ばし、その背に声を掛ける。
制止の言葉は届かぬだろうと知りつつも]
くっ……
[或いは、それは絶好の機会だったかもしれない。
飛び掛かる男の背後から、彼ごと標的を貫くならば。
だが、その手は弓の代わりに窓の縁へと掛けられ。
ずるり、軽業師の後を追うように、動かぬ左脚を持ち上げていた]
(1) 2011/09/30(金) 01:02:05[街のどこか]
有翼人 アイノは、緩慢な動作で壁を降りようと**
2011/09/30(金) 01:02:24
有翼人 アイノが接続メモを更新しました。(09/30 01:06)
軽業師 レーメフトが接続メモを更新しました。(09/30 01:07)
[蛇の尻尾は喉奥へ消えてゆき。]
[すぅ、と開いたのは――――……]
[飛び掛ろうとすれば、片手がふっと軽業師の胸元にあてられるように差し出されて――――……]
[此れまでの路すがら>>4:88と同じように、捻子くれた槍々の切っ先が軽業師へ向かい飛ぶ。金属片混じりや色硝子混じりの其れらは、熱と接触しどのような光や色を放ったのか。]
(2) 2011/09/30(金) 01:08:13[…→]
実験体0331号 マティアスは、軽業師 レーメフトの動きを遮る事は出来なかっただろう。
2011/09/30(金) 01:08:42
(3) 2011/09/30(金) 01:11:57[…→]
実験体0331号 マティアスは、チリ、と耳飾りが風に鳴る。
2011/09/30(金) 01:12:21
(4) 2011/09/30(金) 01:15:02[…→]
実験体0331号 マティアスは、何処かへ向かう蛇の群れは遠目に。
2011/09/30(金) 01:16:17
実験体0331号 マティアスは、軽業師 レーメフトの胸に手を触れた侭、その身を抱擁された。**
2011/09/30(金) 01:16:41
執行人 サンテリは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 01:24:37
[突き抜ける火花は、微細にも様々な彩り。
ステンレスのナットや真鍮の小バルブは
芯まで溶かしきれずに頬に腕に傷を刻む。
腕を差し出す旧友の所作は自然体の其れ。
紙一重にすれ違うのは、意志の所在>>4:74か、
軽業師の男が馬銜落としながら口を開け
煤吐く割に白い犬歯を剥いて、
蛇呑む喉へ喰らいつこうと首傾けたからか。]
(5) 2011/09/30(金) 01:29:57
軽業師 レーメフトは、実験体0331号 マティアスの手は胸に。開けた口の喉奥へこぽり 白い塊。…融けた鋼が
2011/09/30(金) 01:35:17
[含まれた金属成分により、蒼や黄緑、
仄かなマゼンタに発光し揺らめき融ける。]
そして、
[触れた掌は、握られ、拳を、作る。]
(6) 2011/09/30(金) 01:38:33[熱さと痛さの境で]
情報屋 カウコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 01:41:03
軽業師 レーメフトは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 01:45:49
――――…へ。《NoWhere》
[*緩んだ布の合間から、……が垣間見えた。*]
(7) 2011/09/30(金) 01:47:35[−]
実験体0331号 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 01:50:35
実験体0331号 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 01:51:44
軽業師 レーメフトは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 01:53:34
情報屋 カウコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 01:57:22
実験体0331号 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 02:01:19
[総身を打つ火花の極彩色は、
原色を失ったこの世界、この歓ばぬひとときに
異様に咲き誇る ―――― 【 grotesque 】.
いちど拒まれたかたちの抱擁は、
マティウスの言葉の意味が沁みる頃に――――
旧き友が、
その胸に、外側へ裏返る肋骨の華を咲かせ
心臓残す四臓六腑を、背の生皮透けるまで
灼ける手指で執拗に掘り尽くしたその*頃に*。]
(8) 2011/09/30(金) 02:03:34
情報屋 カウコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 02:03:35
軽業師 レーメフトは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 02:09:59
軽業師 レーメフトが接続メモを更新しました。(09/30 02:11)
あ、……
[レーメフトへ殺到する、金属と硝子の縒り合わさった槍。>>2
窓の縁に手を掛けたこの状態では、どうする事も出来ない。
それはレーメフトの高温の身に触れ、極彩色の火花が散った>>5]
…………!
[思わず目を閉じ、壁と向かい合うようにして顔を背ける。
そして光が収まる頃には――全てが、終わっていた>>8]
死……んだ……?
(9) 2011/09/30(金) 02:18:10[街のどこか]
[憎むべき相手の死。
だが、それが他者の手によって為された事により、虚脱感に襲われ手が離れそうになった。
それでも、壁にへばりつくようにして、どうにか地上まで辿り着き]
あ……たしの……
翼……報い……。
[ふらり、と近寄る視線の先。
標的の心臓が、赤黒き林檎の如く、その姿を晒していた**]
(10) 2011/09/30(金) 02:18:49[街のどこか]
有翼人 アイノが接続メモを更新しました。(09/30 02:19)
実験体0331号 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 02:21:12
有翼人 アイノは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 02:25:27
情報屋 カウコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 02:28:13
有翼人 アイノが接続メモを更新しました。(09/30 02:47)
[異形者達が集まっている街の一角より、
視点は暫し移動する――――。]
[屋上庭園が在ったビルは既に酷く壊れ、
生い茂る美しい庭園は、更に崩れていた。
ビル下部で行われた爆弾や銃撃戦の痕、
未だ辺りに粉塵漂わせているものの、
先の争いの血痕を隠す程ではなく、
彼等街の住人の遺体回収は完全ではない。]
(11) 2011/09/30(金) 03:04:16[砂塵の街全景]
[実験体0331号が進行した通りは、
毀れかけた槍で貫かれた人々によって、
血溜まりの路となっていた。
成る程、恐れて通らぬが安全な路ではある。
砂塵の街の所々から黒煙立ち昇り、
朝日を迎えれば更に詳細な被害が分かるか。
今日も明日も変わらぬ、
壊れかけた世界の朝日を迎えれば。]
(12) 2011/09/30(金) 03:33:55[砂塵の街全景]
[曇天にて、夜闇はいまだ濃い。
街の幾つかの場所で火が焚かれ、
街の住人達は暖を取りながら、
まんじりともせず囁き交わされる情報に耳澄ませる。]
[恐怖が滲んではいたが、恐慌を来たす事はなかった。
ミョイネン老の卓越した話術によって、
街の意志は統一されていたからだった。]
(13) 2011/09/30(金) 03:43:49[砂塵の街全景]
[砂塵の街の片隅に、ボロボロの情報屋がある。
店の名は、『カレワラ』。
どこかの国の古い民族叙事詩の名をもつそれは、
20歳に達するか否かのたった一人が営む、
この街の『神経』であった。]
(14) 2011/09/30(金) 04:25:00[街の中をうろつき]
[どこかが痛めば、即座に知り。
どこかが安らげば、瞬く間に広まり。
それを掌握し、導き、誘い、
それは今、たった一つの『意思』に集約されていた。
ざわり、ざわりと空気に粟立つように、
五つの感覚機能で全てを感じるように、
たった一つを、何の能力も持たない人間たちが、待ちわびている。]
(15) 2011/09/30(金) 04:31:54[街の中をうろつき]
[幾分かはまだ丈夫さを保つ二階建てのビルの窓から、
焚かれる篝火の一つを、情報屋は見下ろしていた。
傍に控えるは、ボロを纏う双生児。
細かに出す指示の一つ一つに全く同じ頷きを返されながら、着実に準備は整えられていく。
空が再び朱に染まるまでは、まだ遠く。
オイルランプの灯りに照らされながら、じっと機を待つ情報屋は、店の奥より持ち出したファイルの解読に取り掛かる。]
(16) 2011/09/30(金) 04:42:07[街の中をうろつき]
情報屋 カウコは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 04:46:04
賞金稼ぎ サーディは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2011/09/30(金) 08:31:16
[ぐらり]
[マティウスに圧しかかっていた軽業師の
上体が一度大きくのけぞって…天を仰ぐ。
胸に抉れた傷へ沿うていた
旧友の手はぱたりと落ちる。]
(17) 2011/09/30(金) 15:39:18
軽業師 レーメフトは、唇からごぼり立昇る煤煙はどす黒い。
2011/09/30(金) 15:39:54
[燃料が尽きかけていた炉は火が落ちて。
身の裡に融けた、かの執行人の片手剣が
冷えゆくまでがいま暫くの熱源となる。
身を浸す喪失感が、熱さと痛さの境を儘に教える。]
(18) 2011/09/30(金) 15:41:35
…
( ― 死んではいないよ ― )
[鮮紅色の動脈血に両肘までぬめる手が、
アイノの視界でふら ふらと揺れて語る。]
( ― 生きてもいないが ― )
(19) 2011/09/30(金) 15:42:22
軽業師 レーメフトは、実験体0331号 マティアスから与えられず奪った"情動"の実、その痕を見下ろす。
2011/09/30(金) 15:42:48
[――その間にも、実験体"0331"の細胞は震え
崩したジュレのようだった胴が再生をはじめ]
( ― 時間は あんまりないよ ― )
( ― …アイノ ― )
[男が有翼人に差し出させたのは"堕天"の実。
ふらと身を起こして其の人へ場を譲り――甘く唆す。]
(20) 2011/09/30(金) 15:43:46
軽業師 レーメフトは、息を潜め異形の潰し合いを静観する視線たちを一瞥。
2011/09/30(金) 15:44:01
軽業師 レーメフトは、自らにもまた時はなく…廃墟の何処かへと*去って*
2011/09/30(金) 15:45:38
軽業師 レーメフトが接続メモを更新しました。(09/30 15:47)
軽業師 レーメフトが接続メモを更新しました。(09/30 16:11)
/*
鳩から。
うー、拒絶はしてないよ。僕が鈍感なだけ。
気づいても動けたか微妙ですが。orz
ナカァノォヒトゥの低スペックなんで、ほんとうごめんなさいごめんなさい、ナムアミダブツ。
バトルしたいなぁ。(ぼそっ
また後で顔出すよ♪
(21) 2011/09/30(金) 18:59:02[屋上庭園]
世間知らず ベルンハードは、夜食を探しに出掛けた**
2011/09/30(金) 18:59:43
有翼人 アイノが接続メモを更新しました。(09/30 20:25)
[其れ>>17は、
まるで土塊(つちくれ)で造られた人形のようだった。
ぱたり、と落ちた手の下には血溜まりが広がっている。
拡げられた肋骨>>8と、肋骨と繋がる中心の骨である拡げられた胸骨が、軋む厭な音を立てながら華から蕾に戻ろうとする。
崩れ過ぎた胴体>>20は、何もない場所から土塊を取り出すように、再生先端を震わせながら、臓器を捏ね上げ始めている。]
(22) 2011/09/30(金) 20:39:26[−]
軽業師 レーメフトが接続メモを更新しました。(09/30 21:08)
[死んではいない、と。
濡れた手>>19が揺れ語る意味を、地上まで降りて漸く知る]
まだ――動いてる。
[胴が蠢き再生する様>>20を、目の当たりにしていた。
そしてその生命の中心、情動の臓器は、その存在を誇示するかのように。
肉体を失っても尚、脈動を続けていた]
嗚呼――
[差し出されたその実を両手に受ける。
切れた動脈から溢れた血が、白い手指を瞬く間に染めていく。
生であり、同時に死でもある温もりに、今初めて触れていた]
(23) 2011/09/30(金) 21:22:27[街のどこか]
[血と砂埃に塗れたブーツを脱ぎ棄てる。
裸足の足裏がぴちゃりと音を立てる。
そのまま無事な方の足を、閉じかけた蕾>>22に捻じ込んだ。
震え再生する臓器は、艶めかしく絡み付く蛇のよう]
は……ぁ……
[――遥かな昔、ヒトは知恵の木の実を食した罪で、楽園を追放されたという。
楽園を追われた先に辿り着いた場所がここならば。
楽園に二度と戻れぬ翼人が為すべきは――]
(24) 2011/09/30(金) 21:22:57[街のどこか]
[ぐちゃ り]
[両手で掲げ持った罪の果実に、大口を開けて齧りついた。
果汁が口を、喉を、胸を伝い落ちていく]
んくっ……
[穢れは喉を通り抜け、苦く、熱く、全身を駆け巡り融けてゆく。
そしてその熱が集約するは、右手の甲]
あつ……っ
[浄化の力を示す聖痕は黒く灼け、原罪の烙印へと変じていった――]
(25) 2011/09/30(金) 21:26:28[街のどこか]
有翼人 アイノは、気が付けばその身は、視線の只中に独り残され**
2011/09/30(金) 21:26:37
[嗚呼、穢れなき乙女を包み、足を這い登る血の蛇。
其れは知恵の実に在らず。
其れは生命の実にこそ在れ。
苦き味は地の味。
地に満ちる、神に忘れられた者の味。]
(26) 2011/09/30(金) 21:50:03[−]
[滴る果汁は、土塊の上に落ちた。
乙女の足を這い登る血管は、
さながら新たな宿主を見つけた樹の根。
では――――…]
(27) 2011/09/30(金) 21:50:43[−]
[辺りの金属片が、
捻れよじれ歪に細く天突き伸びるは樹の枝か。]
(28) 2011/09/30(金) 21:51:22[−]
[樹の枝々は、乙女を傷つけず、
緩い螺旋に周囲取り巻き、天へ向けて幹造れば、
奇怪な枝葉を八方へ伸ばさん。**]
(29) 2011/09/30(金) 21:52:31[−]
[異常な有様。異常な様相。
有翼人という「種」を、
時折、空の高みに見る者はそう感じた。
好奇、嫌悪、堕落、恐怖、畏怖に、美醜共存するその者へ向ける眼差し達は―――。]
(30) 2011/09/30(金) 23:33:00[−]
[屈強と言うには足りない男が、
賞金稼ぎから回収した象撃ちライフルを構えた。
血走る目、汗浮かぶ額、疎らに生えた髭、赤褐色の髪の色。
朱に染まる乙女の胸を穿つ為に、
ライフル構えるその指が、引き金に触れた。]
(31) 2011/09/30(金) 23:34:11[−]
[果実を咀嚼し、嚥下する。
後に残るは、口元をはしたない紅に染め、天を仰ぐ姿のみ]
ああ――……
[血が巡る。身体に漲る。
或いはそれは、組成が組み変わる感覚であったか。
天人から、堕天へと。
細胞が、穢れていく]
これ、は……
[ふと視線を下ろせば、自身の足元から這い登るように伸びていく血管の群れ。>>27
取り巻くような緩い螺旋>>29に、生の臭気と温もりを感じた]
(32) 2011/10/01(土) 00:30:42[街のどこか]
なんと――醜い。
[言葉とは裏腹に目許を緩め、螺旋の生の部分に指を触れる。
己の一部として取り込んだ血肉と、同じ生命を共有していた樹。
瀝青と血に塗れ生き延びた自分と、それは近しくも思えた]
(33) 2011/10/01(土) 00:30:59[街のどこか]
[寄りそう堕天と生命の樹に、遠くより向けられる視線があった。>>30。
緩く、別れを惜しむような動作で振り返り。
無粋なる輩に向けるは、慈愛の微笑み]
――可哀想に。
[両腕を、"視線"に向かって差し出す。
引き金>>31に指が掛かったその瞬間、堕天の乙女の姿がぶれる。
前に向かって一歩踏み出し、傷の痛みによろめいたか。
だが、確かに胸の中心を狙ったはずのライフルは、服の切れ端を散らすだけで通過した]
そんな銃器を振り回していては、生命の温もりは伝わりませんよ?
[銃弾に怯む様子もなく――どころか、撃たれたとも気付かぬ素振りで、尚も一歩"視線"へ近付く。
焦った手付きが、次弾を籠める音が聞こえた]
(34) 2011/10/01(土) 00:31:19[街のどこか]
さあ――もっと近くで――
――冷たい死を迎える前に――
――触れ合いましょう?
[微笑みながら近付く乙女に向けて、次なる銃声が響き渡る――**]
(35) 2011/10/01(土) 00:31:53[街のどこか]
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