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[こちらは6thとはあまり話していないから、
彼女の決意は分からない。
ただ、コハルがソラを担ぐその背を見て、
…二人の間に、かわされていた何かの絆が
あったのかなと、そんなことを思うだけ。
1stと3rdと11th。
強固な彼らの絆――11th風に言うならパーティ――とは違う、でも確かな想いの繋がりが]
[夜明けの空は、きっとかみさまの気紛れだ。
紫が次第に青へと移り変わる様は、
つい目を奪われて、
あっという間に時間が過ぎていってしまう。
死者がたくさん眠っている其処に吹く風は。
寂しさと、朝の爽やかさと。
螺旋のように色を変えて、頬を過ぎてゆく]
…7thのねーちゃんも、連れてきたくなるな。
ちょっとだけ。
何処で倒れてんのか、しんねーけど。
[まだ、彼女の死体は見ていない。
でも、他の死者は此処に揃っているように見えて。
なんだか1人だけ違う場所のようで、
そんな感想がちょこっと落ちる]
あー、ああ。そうだった!
[口ごもる様子に、ぽんと手を打ち]
セイジのにーちゃんは、オレ様のことどう思ってんだろ。
[悪戯を仕掛けるように、けらっと笑う]
あー…うん、次は…12thのおっちゃんかな。
[絵日記を開く。…――が、其処で戸惑ったような顔を浮かべた]
あ、れ??
…セイジのにーちゃんって、
そんなすげー世界に居たの??
んー、そっか。
でも、大事ならいいんじゃね。
どんな場所だって。
其処にしかない何かがあんだろ。たぶん!
えーとさ。
セイジのにーちゃんの世界の、一番自慢って、何?
[好奇心を瞳に煌かせて、空を見上げる背中に訊ねてみた]
……、
……、…、 えと、
[大きく一度、息を吸い込んで]
――――ソラのねーちゃんが、死んだよ…。
3Fで死んだ。今は、屋上に居る。
…綺麗な朝焼けの、下にいる。
[吐き出す息に混ぜ込みながら、一気に伝えた]
[そのまま屋上から歩き去る。
自分が居なくなった後、ゼンジが何を喋ったか>>48は、
だから知らない。]
しっかし。こんなことあんだなー。
二段ジャンプみてー。
[今回、自分の絵日記は随分と大忙しだったようだ。
11thが死んだ後…
12thの死までの僅かな時間の出来事が
棒人間の挿絵つきで描かれており、
更に1stが5thと交戦している場面に接木されている。
表紙のカボチャは一仕事終えて自慢げに嗤っている。
鼻高々ぽかったので、鼻の辺りを突付いてやった。
ひらべったかった。だって所詮は表紙の絵だし。
小馬鹿にしたようにカボチャがケタケタ嗤うので、
いつものように、ぺちんと叩いておいた]
…10thのおっちゃんがさ、
オレ様に、言いたいことがあったらしくて。
でも何の手がかりもねえの。
だからまー、無視していいんだけどさっ。
そもそもオレ様、あのおっちゃんのこと何もしらねぇから。
ちょびっとくらい、知るのも悪くねぇかなって。
[そんだけ。と笑って、
ひねくれた返事を背に、立ち去った*]
[嘘ではない。
…でもそれだけではない。
ゼンジが気にする相手――だからこそ、知りたくなったのもある。
マシロに、ゼンジに会うようけしかけたのは、
ちょっとしたおせっかいだ。
二人が会ったら、お互いどう、響きあうのか。
子供ながらの好奇心も添えられていた*]
[営業の始まったフードコートは、死に包まれた屋上の朝とは場違いな喧噪と活気に満ちていた。
デンゴの目が、商品のイラストを眺め回して
キラリと光る。
丸くてうまいもの。
――そう、自分はそれを求めにやってきた]
ふはは! セイジのにーちゃんが予言した、
食べられないとゆー未来を、覆してやる のだ!!
[実際は嘘>>3:190だったのだが、本人は完全に真に受けていた。
程なくして、「たこやき」の看板と、丸くてほかほかでうまそうなイラストを見つけて、意気揚々とそちらに近づく]
よっしゃあああああ!!! おっちゃん、くれ!!
[1パック受け取り、席につく。
そして湯気の出ているそれを1個、口に放り込み…――]
っ、 あ、 つ、あつ はふっ!!?
[舌を火傷した。思い切り]
『9thは、たこやきで火傷する』
[開いていた絵日記が、楽しげにページを更新した。
デンゴはジト目で絵日記を見下ろす]
…………おまえも食えっ! 道連れじゃー!!
[表紙のカボチャの口にたこやきを1個押し付けた。
もしゃもしゃ。
……食べた。
・・・・・・・・・・・・・・!!!!
カボチャは涙目になっている。
デンゴはガッツポーズをした]
おお、熱いけど味はいーじゃん!
たこやきうめーっ。
[絵日記を開きながら食べていたので、
しょーもない感想が、
神の日記によってうっかり実況された]
・・・・・・うわ、?!
[自分の発言が赤い吹き出しとして現れたので、
慌てて擦った。しかし指先で消せるものではない。
発言は、消えない。
言った言葉は、戻らない。
だから何かを喋るということは、
それを、覚悟するということだ。
…改めて思う]
[たこやきを食べながら、
デンゴが読み返しているのは絵日記だ。
11thの最期の様子。
12thの最期の様子。
昨日までに死んだ0thや7thや10thと違い、
11thも12thも、言葉を交わしたことのある相手だ。
…その想いのカケラを、知っているから]
………、
だうー、駄目だ。
ちっと流されちまってる。 っ、ちくしょ。
[ぱちんと両手で自分の頬を叩いた。
気合を入れるように]
[…なお一番読んでいたのは、知ることが出来るようになった1stの行動だったりする。
カボチャはこういう時に親切だから、
ことさら詳細に1stの行動を伝えてくる。
昨夜の5thとの遣り取りも、しっかりと。
かみさまのにっきは、任意の言葉を運ぶけれど
自己申告のものしか伝わらない。
けれど日記は別だ。
未来には嘘もあるけれど、
過去は嘘をつかない。]
…――オレ様は、絶対。 生き残るんだから。
誰が否定したって知るもんか。
オトナの評価なんかいらない。
自分の世界の価値は、オレ様自身が決めるっ!
[宣言と共に絵日記を引っつかんで
勢いよく立ち上がった。
海鮮丼のイラストが書かれた店の厨房に入る。
背を伸ばして、自分の身長と同じ高さの料理台に置いてあった小型の包丁――漁師が使う間切包丁を手に取った。小さいが切れ味が鋭く、魚も易々と解体できる優れものだ。
ズボンのポケットに木鞘ごと仕舞い込み、上からぽんとひとつ叩く]
『9thは、2階に行ってないしょのはなしを聞く』
[書かれた未来に従うことを選んで、2階へと向かう]
『1stは、階段で8thにごめんなさい。』
[いつもなら階段を使うのだが、1stの行動を見て少し考えて、結局階段を避ける。
代わりに向かったのはエレベーター。
其処に誰がいるか、自分は日記で知っている。
エレベーターのボタンを押す。
5階で開いた箱の中は、このゲームに相応しい血臭がした。
ふとった体躯が転がっているとはいえ、子供が乗るスペースはある。
だから、乗り込んだ]
12thのおっちゃん…。
[血溜まりに触れた靴の爪先が、赤く濡れる]
オレ様。おっちゃんに伝えてないこと、あったのに。
[足音を立てて、二人へゆっくり近づく]
なあー。
誰が誰を、殺したん?
[投げる問いは軽い声。
答えを黙秘されるなら、それはそれで後を追わない程度の**]
最初は、理不尽なオトナたちから逃げた子供が
集まる世界、それだけだった。
夜、オトナが寝静まってから、
こっそりベッドを抜け出して。
集まって遊んだ。
自由だった。
…その楽しい時間はさ、
いつしか夜から溢れ出しちゃって。
バレちゃったんだ。
だからオトナに怒られた。
だからオトナは壊そうとした。
子供の世界は、いらねーんだってさ。
コドモは、オトナの庇護と監視の下にいて、
従順に―――それだけでいい。
[けらっと笑う。
声は多分。…少し、震えた]
だから――…
子供たちは選んだんだ。
…オレ様は、選んだことがあるんだ。ずっと前に。
[すぅと深く息を吸い込む。
絵日記を、…その向こうの二人を、
見つめる苛烈な瞳は逸らさない]
子供たちの世界にオトナはいらない。
1人残らず、排除して。
子供の世界を完成させようと。
…世界を守るために、この手を血に染めると。
…だから今は子供たちだけだぜっ。
平和に。楽しく。
もう怖いことはなにもない。
[けらっと笑い声を響かせた。
もしかすると、
この笑みは、歪んでいるのかもしれない。
でも、そんなこと、知らない。
今更、知らない]
オトナから見たらさー、
へへっ。やべー世界じゃん?
平和な世界の人間から見てもそーかな?
だってみんなが、ヒトゴロシ、 の世界だもんなっ。
[ケラケラとカボチャまでが嗤う。
デンゴと一緒に、笑う。]
でもオレ様にとっては、大事な世界だ!
[声は強く、宣言するかのごとく。
刃が閃くような鋭さとともに。]
他の誰にも任せられねー。
オトナに任せると、
きっとまた何か変えられちまう。
こんな世界は間違いだよって、
我が物顔で言われちまう。
[それは例えるなら。
割れた硝子玉を拾って、宝物だと思って大事にする感情に似ているかもしれない。
ある人にとってはガラクタ。
ただのゴミ。
でもある人にとっては、二度と得られぬ宝物]
ゼンジのおっちゃんや、
ヨシアキだって…
この世界を肯定するとは、実はあんまり思ってねーや。
[また、けらっと笑う。
信じてないよを包んで嗤う]
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