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和馬君、よろしくね。
私は古川チカノというの。
[ウサギを見たという少年に名乗り、小さくため息をついた。]
無茶ぶり…かぁ。
ワスレモノって、言ってたよね。
なーんだろうなぁ、私の忘れものって。
…あ、そういえば、洗濯機まわしたけど干すの忘れてたなぁ。
[しまった、と定食屋の方へと視線を向けるけれど、そこには洗濯機の中に放置された洗濯物は無いのだろう。]
そうだなぁ…、街、戻ってみる?
[祐樹の問いかけにそう応えてはみるものの、彼女の意識は海へと向けられる。
後ろ髪ひかれるとは、この事だろうか。
何に引かれているのかは、彼女自身にも全くわからないのだけれど。
其処には何かがあるような気がしたのだ。**]
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