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ふむ。
今日のアンの[自分探しの旅へ行って来た]の演技はなかなかだな。次の公演は彼女を大抜擢してもいいかもしれない。
[くろぶち眼鏡を拭きつつ、ぽつり**]
き、き、聞こえなかったならいいの!?
[真っ赤になりつつ謝るセイジに疑問系。
チョップは引っ込めた、謝る首が狙いにくかった訳じゃない]
ベックくん、あなたは私の永遠のライバル。
あなたのためにも私、負けない、負けないわ!
マシロちゃんにも!
[新しいご本を披露するマシロをびし、と指さした先、
ゼンジの投げた扇子が飛んでいった**]
もぐもぐ、次の公演の主役が もぐもぐ、アン?!
[ハンガー型チョコもぐもぐ]
か、監督、それは本気なのですか?!
こ、この天才のボクをさしおいて??!!
[次にはつぶ餡状のパンをもぐもぐしつつ
怒りにうち震えている]
ベックくん……急ぎ過ぎて転んだりしないようにね。
ベックくんの分も、私頑張る。
[ベックの去り行く後ろ姿を、扉から顔を出して
そっと見送った。**]
アンちゃん……なの?
今まで、いつも最初の方にだけ出てきてちょこっと喋る役しかしてないのに。
いきなり主役、できるのかなあ。
[そんな呟きは、誰かに聞こえただろうか]
[呟き>>1が聞こえて勢い良く立ち上がる]
…な、なんですって…。
[右手を額に当てながら、ふらりとよろめき]
なんてこと…なんてことなの…。
まだ、お稽古始まったばかりなのに。
決めるの……早過ぎるよ。
[ぽそ、ぽそと呟く声は悔しそうに。
滲む思いは、耳に届いた呟きでより大きくなる。]
[呟くコハルと目が合った。
何気ない風に傍へ寄る]
だよねえ。
いつもなら、ひととおり全員のお稽古見てから決めるのに。
どうしちゃったのかな、監督。
んー、アンちゃんに目が行っちゃってるなら……一回、ちゃんとみんなのこと見てもらえるようになればいいのかな。
[鞄をごそごそしたあと、>>9ニキの肩に手を起き]
大丈夫。心配することはないわ。
公演前日…いや、公演日の朝……いやいや、公演5分前まで、ナニが起こらないとは限らない…。
そう、昔の偉い人はこう言っていた。
『諦めたら、そこで試合終了ですよ』と…。
[ニキの手に藁人形を滑りこませた]
[そっとニキの耳に顔を寄せる。]
ね。みんなの演技を見てからでなくちゃ……。
一人だけ特別扱いはいけないんだよ。
ニキちゃんの言う通り、一人だけに目が向いて
いるのなら……一度別の所を見てくれるように
しなくちゃいけないよ。
[大人しい乙女の心には渦巻く感情がある。
ニキの言葉に大きく、ゆっくり頷いた。]
不純な動機で結婚……?
「不純な動機と、言うなら言えばいいわ。
私には、私の夢があるの。
そのためなら……」
[発声練習の続き。寸劇の台詞。
左手の藁人形に、ナイフを持った「ふり」の右手を振り下ろした**]
「絶対に、諦めない」
ね。
別に、アンちゃんを主役にしたくないわけじゃないけど、ちゃんと公平に見てくれなくちゃ。
それでもアンちゃんがいいってことになったら、しょうがないけど。
今のままじゃ、納得できないなあ。
例えばアンちゃんがちょっとだけお稽古休んだら、みんなのこと見てくれるかなあ。
[小芝居の後の藁人形を、手の中で弄ぶ]
こういうのって、髪の毛とか入れるんだっけ?
ふはははっ!
拙者の扇子を避け損なうとは、さては腕が落ちたでござるなっ?!
[>>0:55見事、頭にスローイング扇子を受けたセイジに にやりと笑ってみせ、]
ニキ殿もフユキ殿も、 おはようでござるっ!
[>>7ニキにもあいさつを返しつつ、耳はしっかり監督であるフユキの声を拾った。]
負けてられないよマシロちゃん。
私たちも早速稽古しよう!
[悪戯っ子]の台詞台詞。
[マシロの新しい本を横からのぞき込んでぱらぱら]
フユキ 殿
アン殿は 確かに筋が 良いでござる!
しかし 彼女はまだ 声量が
甘いでござる!
[>>5眼鏡を拭くフユキの目の前を、大股で何度も往復しながら、一句一句 大きな声で説明して。自分の存在をアピールし始める。
はっきり言って、とてもうざい。]
そうだね……ほんの少し、ちょっとだけ。
アンちゃんがお稽古おやすみしたら、監督だって
周りに目を向けてくれると思う。
[ニキが使っていた藁人形を覗き込み]
うん、1本でよかったんだと思うよ。
……ほ、本当に入れちゃうの?
[どんな効果が出るのか、出たらどうしよう?
期待と不安の混ざった声で問う。]
[そもそも。
どうして自分探しの旅へ行ってきた演技が良いと主役に抜擢されるのか。
セイジは台本をめくった。ぱらぱら。
そこには主人公が[ホレ薬]を見てかつての夢を思い出す場面があった]
そうか……そうだったのか。
青春……それは、果てなき自分探し。
[もやもやが晴れた気分になりながら言葉を紡ぐ]
自分なら常に探していますよ。笛を吹くことによる飽くなき自己表現。
ほら。ほら!
[セイジは笛を吹いた。ぴーひょろろー]
む?
そ、そのとおりでござるな!
拙者など毎日、最後まで残って練習と片付けもこなしているのでござるからして!
[>>22コハルに話を振られて、慌てて返すが。
入団以来、努力しても今だ主人公が回ってきた試しはない。]
「他の人に聞こえていないのなら好都合。
あとは誰にも見られずにやるだけさ」
[台詞の最初はすっかり元の顔色でセイジの方を向きつつ。
道化のごとき仕草でふぁさー、と取り出すのは、インディアンの頭飾り。にか、と笑う]
……。そうよね。
[頭飾り、じじーと見つめた]
そうだよ。ゼンジくん、いつも遅くまで
残ってるって知ってるよ。
でも、今簡単に主役が決まっちゃったら、
その成果を見てもらえなくなるかも知れないんだよ……。
[細かくCD型のパンを千切っては、アンの荷物に紛れ込ませている。]
んー、オカルトとかあんまり信じてないよ。
でもさ、自分が主役かもって言われたすぐ後に、例えば更衣室で自分の名前入り藁人形なんて見つけちゃったら、あんまり来たくなくなっちゃうかなーって。
オカルト信じてないから、呪いとかじゃないよー。
でもほら、アンちゃんがいない時は、お人形を代わりにしてお稽古しないと。
[どこからか持ってきたハンカチを、藁人形に衣装っぽく巻いた**]
余裕なんてないよー
今度こそ私、女の子役がいいし。
[てへぺろ☆するマシロにあわせて、自分もぺろっと舌をだして自分の頭をこつん]
ロープか。ラッキーアイテムみたいだね。
あ、ライデンくんは、ラッキーアイテムなんて信じる方?
“ァ”のつく食べ物とか。
[まだ怒りに震えている様だったら、背中をぽむっとして]
あ……なんだ、呪いを掛けるんじゃないんだね。
ちょっとほっとしちゃった……。
そうだね、嬉しいって思ったすぐ後にそんな
不気味なものを見つけちゃったら、怖くなって
ちょっと退いちゃうかも知れない。
[ハンカチ衣装を着た藁人形を指先で突いてみる。
案外可愛いかも知れない。]
[雷に打たれたような衝撃を表す演技。
不穏な単語を含む発音練習。
老人の耳にも届く音量の伸びる声。
いつもよりも晴れやかに響く笛。
悪戯小僧の不敵な笑い]
うんうん、みんな頑張ってるなあ。
[怒りに震える様子も、
てへぺろの仕草も、
穏やかにみんなを励ます様子も、
笑顔でうんうん頷いて、見守っている**]
サヨりんは背が高くて見栄えがいいから、
男役振りたくなるPの気持ちもよくわかる。[七五調。]
そう、ロープがラッキーアイテム。
西部劇のガンマンか…はたまたポーの「黒猫」か。
…できれば、ふつーに青春ラブコメがやりたいわね。
[あくまで淡々と。]
[とても、何かをやりきったような顔をして
自分の台本に目を通す。]
[呪文を唱えた]の境地を目指す人の心とその旅路……
相変わらず難しい段落。
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