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[ズイハラさんへの行き過ぎた冗談に]
…冗談ですよ?
[まがおで首を傾げておいた]
[そして、小さな男の子に向き直れば]
ふぅん、カァちゃん未だなんだ。
…それじゃ、アタシと同じ様なモンかなぁ
…って、こら!!
[会話の途中にダンゴ、と言われ憤慨]
此れの何処がダンゴか!
よーく見なさい、すげぇ可愛いから!
[自分で言っちゃう人]
[心配なんてしない、と呟く少年に]
……そんな事ないから。
[ぼそ、と小さく願いの様に呟き]
あら
[後輩と思しき女の子が出す飴に]
一つ、貰おうかな?
[うんうん、と頷いた]
[其処で自分の手に握られた袋に意識が行く]
―――。
[葛藤、葛藤、また、葛藤]
――、あの、これ
[おずおずと袋からスナック菓子を取り出し]
これもよかったら、食べて
[男の子や、後輩の子に向かい差し出した]
……あんがと。
[さっきから寒そうにしていた女の人から飴を貰う。
早速口に放り込んでもごもごと舐めれば
とりあえず腹の虫は黙ったらしい]
かわいい?
[だんごヘアをまたじーと見て]
…やっぱ変じゃん。
[はっきりと口にして、頬に飴の形を浮かせた]
かーちゃんは、そのうち帰ってくっからいんだよ!
[心配してないことなんてない、と聞こえて
それに反発するように言い切った]
…やった!
[だんごの女性がスナック菓子を取り出すのに
目をキラキラとさせて。
よかったら、と聞くが先かさっと手を出した]
くれくれっ!
[心配なんてしないと言う少年にイマリがぽつりと呟くのを聞きこくこくと首を縦に振りながら]
どうぞ。
同じ学校ですよね?
[そう尋ねながらイマリへと飴を手渡す。そこへ彼女の手に握られた袋から出されたスナック菓子をきょとんとしながら見つめ]
ありがとう。
[にこりと笑いながら、敬語にするのを忘れたのに気づき、口に手を当て]
ありがとうございます。
[ぽつりと言いなおした。]
[じぃと見た上に"変"と言われ]
なっ
[空いた手で頭を押さえ、固まった]
――。
[俯いて、髪をゆるゆる撫でながら]
変じゃないもん…
[しくしくと泣いた振り]
このクソガキ!
…もうお菓子やらないんだから、ってああああ!
[云うより早く、差し出していたものを取られたか]
[お菓子を取られても]
そっか、そのうち帰ってくるか
[へらりと安心した様な微笑み]
[後輩かと思われる子の声が聞こえれば]
あ。…うん、うん。
藍住高校、だよね? …初対面、かな。
私、3年の上原イマリっていうの。
あなたは…2年生?…1年生?
[問い掛け]
あ、敬語とか良いよ?
私、そういうの使われるのもあんま好きじゃないし。
[けたけた笑い、手を振った]
…いや、ないない、全然無い。
女子高生とか、射程外。
[ストーカー疑惑は真顔でさくっと否定。]
うん、俺と良い仲になろうとか10年早いから。
[お菓子を渡しあう様を怪訝そうに見つめていたら、後輩らしき少女に飴を差し出されて、やんわり断る。]
…あー…甘いのはあんまり。
ごめんね。
キミも…イマリちゃんのお友達?
[随分友達が多いんだなぁとしみじみ。]
へっへー。
[泣いた振りをしている隙に菓子を奪い、いそいそと開けて]
いっただきーっ
[得意満面の笑顔でぱくぱくと。
話している二人をよそに]
おっさんも、食うか?
[大人の男性に菓子の袋を差し出した。
さっきのボールの扱いから、只者じゃないと思っているらしい]
[少年とイマリのやり取りをぽかんと見つめていたが賑やかな様子にくすりと笑う。
そうしていればイマリに話しかけられ、はっとした顔で彼女の顔を見て]
あ…。やっぱり先輩なんですねー。
私は1年で、朝倉美夏っていいます。
学校ですれ違ったりとかしてるかもですけど、多分初めてかな?
[そう答えにこりと笑い、敬語とか良いよと言われれば、こくりと頷く。]
[ズイハラに甘いものはあまり。と断られれば残念そうに差し出した飴を引っ込め、問いにはふるふると首を横に振り]
いいえ。友達ではないですけど、同じ学校の先輩みたいです。
[自分よりもかなり背の大きい彼を見上げにこりと笑う。]
…おぉ、さんきゅ。
[少年が差し出すスナック菓子に手を伸ばして、ちょっぴりつまむ。]
じゃぁ、そうだな…大人の味をほんのちょっと分けてやろっか。
[銀色のケースに入ったミントタブレットを、少年の手のひらにぱらりと二粒。
清涼感のある良い香りと共にかなりの刺激が来るタイプ。]
[ズイハラさんにサクッと否定されれば]
[恐らくは非難めいた視線をわざとらしく向けたか]
――、
[後に、男の子がズイハラさんへお菓子を進めるのを微笑みながら見遣り]
ん?
アサクラ、ミナツ…
[名前が聴こえれば其方を見ながら唸る]
[矢張り記憶に引っ掛かる物は無い様で]
うん、ごめんね。多分初めて。
よろしくね。
[にこにこと微笑み]
なんだコレ?
[男性に渡されたのは白い粒々。
クンクンと匂いを嗅ごうとしたが鼻が詰まっていた]
さんきゅー。
[へっへーと笑って粒々を口に放り込んだ]
…ж☆$%#(’&っっ!!
[目をぱちくり]
げええええ、なんだコレーっ!
[はひーはひーと息をしながら足踏みをして
残る粒々を乗せたままべえっと舌を出す]
[自分の名前を聞いて唸りながら考えているイマリの様子にこてりと首を傾げ]
こちらこそよろしくです。
[ぺこりと頭を下げる。
社会人の彼から何かを受取りそれを口に入れた少年が叫ぶのを見て驚いたように目を瞬いた。]
[男の子の行動をぱちぱちと瞳を瞬かせ凝視]
――。
[直後]
あはははは
[弾けた様に笑い出した]
[ズイハラさんの涼しそうな顔を見て、
笑いを堪えようと手で口を押さえ]
はーっ
はーっ
はーっ
[そのうちに足踏みだけでは我慢効かずに
そのあたりをうろうろと走り始めた]
[不意に足を止めれば、喉がごくりと動く]
ん、が、ぐぐっ
[口に残る刺激を追い出そうと
大きく口を開けてはひーはひーと]
オトナって、わっかんねーっ!
[袋の中から紙パックのアロエジュースを取り出し]
ほら、少年。
これ飲みなよ、これ。
[ひーはーしている男の子に差し出した]
子供だねぇ、あっはっは。
[彼が受け取れば腕を組み、大人ぶって笑うだろう]
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