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-藍住中央公園-
[すたすたと夜間の公園を歩く]
[灯りこそあるものの昼とは違う雰囲気を身に感じ]
……。
[愉しむかの様に足取りは軽く、自宅に向かう]
…今日も寒いなぁ
[少し身を縮こまらせて、ふぅと息を吐いた]
[こいつのお導き。と言って取り出された五円玉を見て]
五円とご縁…。
[この五円が何の関係があるのかと心の中で思う。(オヤジギャグ?)そう思いながら]
出席日数危ないんだ?ちゃんと卒業できそう?大丈夫?
学校行った方がいいよ?
そうだよねー。高校生がギャンブルしていいわけないよね。
じゃあ…なんで…。
[あんまり聞くのもいけないのかとその後の言葉は飲み込み、飯付き合う?と試すように笑う彼の言葉にしばしうーんと悩む。]
おごりなの?
うーん…。ジュンタ、悪い人じゃなさそうだし付き合ってあげてもいいよ!
[ずっと外にいるせいか体が冷えてきて何か温かい物でも飲みたいと思いながら彼の誘いに乗ってみようかとにこりと笑みを返す。]
[公園内に踏み入り歩き続けていると]
…あれ?
[夜間の公園に学生らしき二人組みを発見]
[一人は男の子で、一人は女の子である]
…何してんだろ
[暗い上、未だ距離が少しある為に顔がわからない]
[なんとなく、にまぁりと笑ってしまった]
もしかして、真夜中のデートとか…
[一人でに妄想を膨らまし]
誰だろう、知り合いだったら笑うなぁ…
[すれ違いざまに顔をみようかと思案する、が]
あんまり見るのもよくないやね
[一人呟き、なるべく意識しない様に歩み続ける]
博打打ちのジンクス。金の導きに逆らうなってのがあんの。
[断じてギャグではなーい!と大袈裟に言ってみて]
卒業はするさ。テストでは点とってるから。
これから、授業にさえちゃんと出ればな?
んー、年誤魔化してる。制服じゃないのも、その為。
[悩む彼女には、クスクス笑って。奢りならと言う彼女に]
あはは、ナンパ成功?
心配しなくても、おごってやんよ。
今日はちょいと勝ったからな。
[本当は、ちょっとどころではないけれど]
[通り過ぎようとする女の子をちらりと見ると]
げ、イマリじゃんあれ。
ま、ばれないかな?覚えてないっしょ、俺の事なんか。
[自分では、目立たない存在だと思っているから。覚えているか、いないかは彼女次第だと思うけれど。]
ふーん。ジンクスねー。
じゃあ、そのジンクスのおかげで私はかわいい黄色を見られたわけだ。
[くすりといたずらっぽく笑う。]
授業にさえちゃんと出れば…じゃあ、学校でもそのうち会えるかもね。
年齢誤魔化すために私服だったんだ!
私服だから先輩だってわからなかった。
ナンパ…?
[ナンパと聞いて少し顔をしかめながら]
へぇ。今日は勝ったんだ?じゃあお金持ちっていうのは嘘じゃないんだね!
じゃあ、慰謝料がわりに何奢ってくれるのかなー?
[奢ってくれるという彼にいたずらっぽく尋ねる。]
[ふとイマリじゃんっという彼の視線の先にいる見覚えのあるお団子頭。]
イマリ先輩…?
ジュンタ知り合いだったんだ?
この前、ここでちょっと話したことあるんだよねー。
[ばれないかな?と言っている彼の様子を見て、イマリに声をかけるかかけないか迷っている様子。]
そうそう、可愛い黄色を連れてきた五円玉……って。
黄色に出会ったんじゃなく、美夏ちゃんに出会ったと思いたい。
[悪戯っぽく笑う彼女は、さっきまでの不機嫌さは微塵もない]
あぁ、学校で会えるかもな。
少なくとも、テスト中はちゃんといるよ?
制服で入ったら、一発で補導だもんよ。
着替えて学校行くの面倒だから、ついついふけちまうけど。
ナンパ…にしては下手な誘い方だけどな?
[顔をしかめた彼女に、冗談だと肩をすくめて]
あぁ、好きなもんおごってやんよ。
コーヒーからフランス料理のフルコースまで。
なんたって、慰謝料だかんなー。
[見ないようにとおもっていても]
……。
[近くを通ればチラチラと伺ってしまう]
…ぁ
[思わず小さな声をあげた]
[あの子は先日、此処で挨拶した子だ、と]
……
[そうなれば相手が気になり男性の方をまたしてもチラチラと。慰謝料、などという声にギョッとしながらも]
ん、イマリは同級生だかんな。
俺学校出てないし、あいつが覚えてるかはしらねーけど。
一応、俺悪い子の部類だし。
[自分が思ってる以上に、俺の知名度は高いんだけど。学校出ない癖に、テストの点は良いもんだから。でも、そんな事知らないし。成績なんて興味もないから。]
なーにチラチラ見てんだあいつは。
[挙動不審な彼女にため息をつきつつ]
美夏ちゃんも、イマリの知り合いなんだよな?
珍しい縁だねぇ。
[二人はどういう間柄なのかと妄想。
慰謝料などという言葉が出る辺り泥沼だろうか。
いざとなれば仲介にはいるべき?
知らない子じゃないし。と考えながら。
男性の顔を視認した]
げ。
[こっちも知った顔だった。
しかも同学年である。]
うわぁ…
[彼の口からナンパ、と確かに聞こえました]
テスト中かぁ。テストじゃない時も可愛い黄色に会いにくればいいよ?
[美夏ちゃんに出会ったと思いたいと言う彼の言葉に冗談っぽく笑い答えながら]
着替えて学校行くの面倒って…学校は朝からだから先に学校行ってから行けばいいんじゃないの?
[好きなものをおごってくれるという彼に]
ふーん。なんでもいいんだー?
何がいいかなー。
あったかい物がいいな。ずっと外にいたら寒くない?日も暮れちゃったし。
[気がつけば暗くなっている空を指さし彼にそう尋ねる。]
あ。そっか。イマリ先輩と同級生か。そいえばイマリ先輩も3年生だって言ってた。
悪い子の部類…。
確かに学校にあんまり行ってないんじゃ悪い子なのかもね。
でもジュンタは悪い人ではなさそうだよ?
[くすくすと笑う。
ちらちらとこちらを見ているイマリの姿を見て]
うん。どうしたんだろ?
なんだろこっち見てるね。
知り合いっていうか、たまたまこの公園で会ってちょっと話したくらいだよ。
確かに珍しい縁だよね。
五円玉のご縁?
[さっき彼が言った言葉を口から紡ぐ。]
[イマリの発したうわぁという言葉に反応し頭を抱えるジュンタを見て、さらにその後に続く言葉を聞いて]
自分も受験生…。
[ジュンタを指さしてぽつりと呟く。
イマリの方を見て]
こんばんわ。
[にこりと微笑みながら頭を下げた。]
お?学校で黄色に会いに行っていいのか?
階段の下で待機しちゃうぜ?
[冗談には冗談で返す。これが俺流]
夜に行くと、たいがい朝までやってっからさ。
んで、学校行くの面倒になると。
小遣いには困らないんだけどな。
[欲しい物も、特にあるわけではないし、と]
暖かいもんかー。コーヒー飲みに行くか?
手作りケーキを出す喫茶店があんだよ。
なかなかに美味いぞ?
お、黄色に見とれてる間に日が暮れてしまったか。
[時間がたつのは早い。楽しい時間なら尚更に]
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