113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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……ぇ
[>>34不意にかけられた問いに、…は顔をあげる。
眦には涙が滲んだだろうか。]
…………わ たし、は……
[私はずっと独り。
大好きだったおばあちゃん。
人間に殺された、おばあちゃん。
あの日から、ずっと、ずっと、独りだった。]
(52) 2013/06/17(月) 23:07:41[炊事場]
(53) 2013/06/17(月) 23:08:09[炊事場]
[響かない。
それはいつからだったか。
ダグが生まれるよりも、もう忘れてしまうくらいの、
ずっと昔の事。
この答えを、ダグはどう受けたのか。
ただただ沈黙が重い*]
(54) 2013/06/17(月) 23:08:36[炊事場]
雑貨屋 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/17(月) 23:11:56
[>>59ユノラフの登場に…は、はっと我にかえる]
……ぁ ユノ ラフ、さん
[ダグへの返答を聞かれただろうか。
聞かれても、何のことだか分からないはずだが。]
なんでも、ないわ……。
蜂、が 雨を逃れて、 やってきたのかしら。
(61) 2013/06/17(月) 23:37:59[炊事場]
[ダグに渡した財布から出てきた事を…は、
誤魔化すように。
次第に腫れる手首には蜂の毒が回り出したのだろう。
常人であればこの後全身に毒がめぐり、
運が悪ければ死ぬかもしれない。
だが、ナッキであれば、その血が蜂毒を浄化する。
それまでが辛いが、大事には至らないはずだ、と
…は考えていた]
大丈夫、 わたしは、
だいじょうぶよ
[>>60ダグを見遣るユノラフに、何度も自分は大丈夫だと繰り返した]
(64) 2013/06/17(月) 23:42:40[炊事場]
[>>62…を人だと思っているユノラフは、…の言葉を聞き入れず。
手を取られ、そのままユノラフの唇が患部へと]
…………っ!
だ、だめよ、それじゃユノラフさんにも毒が……!
[吸い出した蜂毒を、ユノラフは飲み込んでしまうかもしれない。
強く手を引こうとするが、所詮は女の力。
ユノラフの口元から手を引けたか、彼の力次第]
(65) 2013/06/17(月) 23:47:24[炊事場]
/*
▲マティアス:ユノラフさんのSAN値ガリガリ削り隊
▲ユノラフ:と見せかけて場合によっては襲撃パスへのルート分岐あり
と思ってるんですけど、どうしたら面白くなるかしら?
(*1) 2013/06/17(月) 23:49:46
ねえ、だれか。
だれか。
……寂しい。
[語りかけても、決して返ってこない聲。
永い時間の中、すでに…の知る仲間の殆どは
失われてしまった。]
(*2) 2013/06/18(火) 00:09:49
[祖母は、ナッキの中でも珍しい人間好きだった。
普通は、退治しようとする人間を恐れ、
憎悪して近づくなんてことはしない。
変わり者の祖母。
たったの一度だけ、人間と恋をしたと言っていた。
身を明かしてもずっと一緒にいてくれた人間と、
恋をしたと。
その一度得た愛や温かさ、優しさを忘れられず、
何度も人里に下りて、人間の真似事をしていた。
その人が忘れられず、2度と恋はしなかったと
言っていたけども。]
(*3) 2013/06/18(火) 00:10:35
[…は、祖母から何度もその話を聞いた。
聞く度に人間への憧れが募り、
両親や他の仲間の反対を押し切って祖母と共に
行く事を選んだ。
水底でひっそりと暮らし、外の世界を見てみたいと
好奇心もあったのかもしれない。
人の中で、人として生きる。
当たり前に出来れば、とても幸せで、楽しい時間、
楽しい世界だった]
(*4) 2013/06/18(火) 00:11:40
[ナッキが本来、若く、生気あふれる人間を
引き摺り込んで血肉を与えて仲間にするか、
餌にして自分の力にする。
これが、邪険にされる理由の一つだったが、
…の祖母はそれをしなかった。
ただ、死の淵にいる者。
激しい悲しみは苦しみの中にいる者。
絶望し、自ら命を投げ出す者。
永遠の幸せを望む者。
その人間達を、誘って、夢を見せ、幸せを与えていた。
決して、自身の血肉を与えることはなく。
こうやって、私たちは幸せを与えるんだと、
聞いたせいか、人間を仲間に出来る事なんか…は
知らなかった]
(*5) 2013/06/18(火) 00:15:26
[…が、死の淵にいたミハイルに行った行動は、
おそらくナッキの本能からくるものだったのだろう。
血与え、知らずの間に同じモノにして。
ミハイルが、湖に引き摺り込む事を楽園への誘いと
思っていたのも、…から血を受けた影響。]
(*6) 2013/06/18(火) 00:16:45
[だから、永い永い、時を経てめぐり合った、
子とも分身とも呼べるべき同胞。
それは奇跡のような、存在で。]
聲を
聞かせて、
ねえ。
誰か。
[何度呼びかけても、必ず返って来た聲は
一度だって、返ってこない。
それが、>>34ダグの言葉を、恐怖に変える。
私はずっとひとりなのだと*]
(*7) 2013/06/18(火) 00:27:31
[ダグの言葉に>>66、…はふるりと一度だけ小さく首を振る。
確かにユノラフは優しい男だ。]
[でも]
[私がナッキだと知ったら]
[きっとこのひとは、私をころすのよ。]
[大事な人を まもるために]
(67) 2013/06/18(火) 00:38:08[炊事場]
雑貨屋 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 00:42:08
[これが、>>3:163あの時言わずにいた、
ユノラフがマティアスを選ぶという答え。
まだ、ユノラフは気づいていないだろうけど。
…の正体を暴かれる事になれば、
この答えに辿りつく事が出来るだろうか]
(68) 2013/06/18(火) 00:47:38[炊事場]
っや、 はなし、て……
[>>69やはり、強く掴まれた腕はユノラフから放すことが出来ず。
蜂毒の混ざった血が吐き出されるのをただ見ていた。
何度か繰り返し、応急処置が終わればユノラフは
微笑んでいただろうか]
あなたのほうが
………だいじょうぶ、じゃ、 ないわ
[重みを感じた頭は急に軽く。
ずるり、倒れるからだ。
その体は熱を帯びていた。]
(70) 2013/06/18(火) 01:25:08[炊事場]
[どうしよう、どうしよう。
私に何ができるの?
ダグを見たが、どんな目で見ていただろう。
何も言わず、動かず、そのままなら。
ひとまずベッドに運ぶべきだろうか。
ベッドは遠いから、ひとまずソファへ寝かせて。
違う、先に口を注ぐために水を]
(71) 2013/06/18(火) 01:25:30[炊事場]
(72) 2013/06/18(火) 01:26:10[炊事場]
だめよ……。
[今の私は、人間で。
そんな事をしてはダメ。]
……だれか、たすけて。
[…は、涙を零しながら、助けを求めた]**
(73) 2013/06/18(火) 01:27:11[炊事場]
雑貨屋 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 01:34:03
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