[1] [2] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
おい、君、
黒胡椒を持ってきてくれないか?
[問いかけるのはさっきのチップを弾んだボーイ。
彼が頷けば、飲み物に手を伸ばし]
驚く発言かの?
[ザクロのリアクションは予想していたとはいえ、それでもなお楽しそうに目を細める]
そもそも、わしらは大仕事をするために集まったんじゃろ?
仕事をするために手段を選んでる場合でもあるまい。
囮にすべき相手、か。それは誰かの?
わしは取り立てて武器の扱いに優れたほうではないが、それでもこのくらいの距離であれば、銃の的を外したりはしない。
しかし、そういうやり方も好みではないしのう。
時間を稼ぐ間に──捕まってしまうのは、もっとばかばかしい。
[近づくザクロに特に警戒することは無いように見えた]
[飲み物を飲み干したあと、
ボーイがもってきた胡椒引きに頷いて、席をたつ。
そのまま手洗いにいくと見せかけて、向かうのは・・・。**]
確かに……
[潜入も、格闘も、この老人よりは自分の方が優れているのかもしれない。囮になるということが、イコール捕まって終わるという事でもないかもしれない]
けれど、この男はスリーピングキャッツ。
いつでも寝ている、否、寝たふりの上手な大悪党]
おじいさま。
警察でなにかやることでも?
[僅かに目を細めて、首を傾ぐ]
まさか。
[余裕の笑みは崩れないけれども、それは平常過ぎる表情]
むしろ、わしが警察に捕まったと聞けば、嫌がる人間の方が多いだろう。
「あれ」を含めて、な。
[心底楽しそうに笑った]
では、協力頂けるかな?
たとえばそう、ファンクラブとか──**
[1] [2] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ