[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
うし………美夏ちゃん達の様子を見に行くか。
………暇だし。ここにいたら野暮だし。
[すぅ……っと、自宅へ移動]
………なんでぇ、寝てやがるのか。
よ、デンゴ。
ねぇちゃんをよろしく頼むな?
あぁ、聞こえねぇか?
[デンゴの頭を撫でようと手を伸ばす。どちらにしても、触れる事は叶わないんだけれど]
あ……美夏ちゃん、起こしちまったな。
………ごめんな、約束、二回も破っちまって。
[美夏に触れようと。抱き締めようとするのだけれど。]
誰だって言われてもな………
そっか、デンゴには見えてんだな?
ほら、男の子だろ?
びびってないで、しっかりしやがれ。
[触れられないこの身を呪い。それでも、彼に手を振って]
触んな……か。
あはは、ちげぇねぇや。
俺はもう………違うんだもんな。
わかったわかった、触らねぇよ。
[両手を上げて、後退り]
おう、デンゴ。にーちゃんだぞー?
………っつっても伝わらねえよなぁ。
どうしよっかなぁ。
[しばし考えた後]
………麻雀以外、俺には特徴ねぇや。
[諦めたように項垂れた]
美夏ちゃん………俺、ここにいるから。
ずっとずっと、ちゃんと見てるから。
[これは、アンから投げられた言葉。あぁ、あいつはこの世界にいるんだ。触れられず、見られず………そんな世界に。]
………悔しい……のかな、やっぱ………
[手をまっすぐ伸ばして、美夏の頬に触れてみる]
ごめんな、サヨナラは言わないつもりだけど。
それでも、無事に帰れる保証、ないし。
だから…………
[きっと見えていない美夏の頬にそっと口付けて。実際は、触れてすらいないんだけど。気持ちだけは届くかなと思うから。]
………今だけは………サヨナラ………
きっとあいつも、こんな気持ちだったんだと思うから。
大好き……だよ?
[届かない言葉を呟いて、すっと彼女から離れた]
雀鬼学生 ジュンタは、つも!国士無双![栞]
雀鬼学生 ジュンタは、ろん!大三元![栞]
告げ人 アンは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ