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[北東の方…管理棟にあった宿泊社用の手書きの村の地図を見比べながらタブンここだという場所に着く。
湖を見下ろせる丘の上に管理する人もいなさそうな小さな神社。ただ見るからに大きく古いハナミズキの巨木。
なぜかこの木にだけは花はついていなくて。]
樹齢ってやつなのかな
[誰に問うでもなく呟き、後は小さな神社の中をうろうろ]
[この神社の縁起がかかれているのか 雨風で文字が消えた木板]
魔封封じの宮。禍々しい風起こり…死者の声起こる。ここに…。占卦を見る者…争い死者の数…。
よく見えないが伝承に似ている。
はじまりのくらくについては別にかかれてないみたいだね。
[しばらく由来書の前で*考えている*]
[夜。管理棟を出てから、暗い村を一人歩いていた。ぽつりぽつりと独りごちつつ、時折ハナミズキを見やるなどしていたが]
……
[ふと痛んだ腹部を押さえる。目を細め、空を仰いで]
お父さん。
僕は役に立ちます。
僕は嘘つきではありません。
僕は……
……彼らを、何とかするんです。
[呟き、痛みに追われるように割り当てられた家屋へと向かう。
辿り着くと、着のみ着のまま、隅で*眠った*]
[動揺しているのか、問われるままに状況を説明してしまう]
[ニキを宥めようとするも、先ほど見た無惨な姿が頭から離れず、上手く言葉に出来ない。
──白い肌に、鮮やかとも思える血の朱
乱れる長い黒髪──
脳裏に浮かんだ映像は、ネギヤとは異なる姿]
違う……?
[──あの時も、
ハナミズキの香りに包まれていた──]
[医療従事者としてあり得ないミスにため息をつく]
……すまん。オレも疲れているようだ。
風呂に入って休ませてもらう──望みちゃんだけでなく、みんなも休んだ方がいい。
[こつこつと控えめに家屋の扉が叩かれる。レンズの手入れをしていた手を止めて声を返す]
はーい、どちらさま。
[上着を肩にひっかけて僅かな隙間から外を覗くと編集者息子の義兄]
ええと、…天馬さん。
何か御用?
[ほんの少し力を入れて、扉を横にずらす。神社に行かないかと誘われると、しばし宙を眺めて考えて、頷いた]
そうね、興味もあるし…一人よりは安全よね。
[辿り着いたのは、シーツの女性が眺めていた木の前。無人のその場所で、思い起こされるのは、木への賛美と熱い視線]
不思議な雰囲気の子でしたね。
ねえ、君なら知っているんじゃありませんか?彼女が何を言いたかったか。
彼女、何だか似ていますね。君と。
[木の幹を撫でながら問いかける。ざわ、と葉が鳴り、風が粉雪を運ぶ。見上げると、広がる薄紅色の世界から星明りが漏れる]
[突然、そこに立つ者にカメラを向けると一枚。また一枚。しばらくの間シャッターを切るがふと手を止めて]
それ、なんですか?
[由来書を天馬に問いかける。読み上げられるのは例の伝承のようなもの。ここに来る前に耳にしたものとも酷似していた]
天馬さんはこの村の伝承を知っていました?
[彼女の目が*見つめる*]
[翌朝。管理棟へ行くと、テンマから昨夜の管理人の話を聞いて眸を伏せる]
そうですか。それで今、管理人さんは?
何でしょうね。ハジマリノクラク、とは。
……テンマさん、神社へ行かれるのですか。僕も同行させて頂いても構いませんか?
[途中で写真屋とも合流し、テンマについて神社へと向かう。そこで目を惹いたのはハナミズキの巨木]
これはまた……凄い。
元気ですね。
[遠く神社の中、写真屋がテンマと戯れる様子を眺めながら、唯一花をつけていないハナミズキの巨木に右手を当てる。しばらくそのままにしていると、手から流れ込んでくる言葉にならない思考の渦。冬だというのに汗が滲む。しばらくすると息をついて]
……そうですか。
彼女は違いましたか。残念です。
[つぶやくと、微かに落胆したような表情を*浮かべた*]
[夢を、見た。無数の花びらからなる底なし沼。
人形のように立ち尽くし、少しずつ花に埋もれていく人々。
銀の毛並みになった自分。皆を早く引っ張り挙げようと、
近くの義兄の手を引くと、遠くで『ズボン』と音がした。
誰かが、完全に花にうずまった]
…………。腹、減った。
[目が覚めれば、もう義兄はいなかった。寝坊した。
ぽつり、呟くと持ってきていたスナックを手にふらふらと外へ]
……らない……
なんか、じゃ……
! ……、……
[冷え透き通った朝の空気の中で目を覚ます。上半身を跳ね起こして、息を呑み]
……嫌な夢を、見ましたね。
久し振りに……ええ、久し振りに。
……。もう、朝……ですか。何時ですかね。
[呟きつつ、額に滲んだ汗を拭い]
[起き上がると、寝癖や服の皺を軽く直し、定規や手帳などを用意した。ペットボトルに残っていた水を飲み]
……さて。
彼らは……兎が見た犯人というのは。
どこに潜んでいるんでしょうね。
[最後に傘を持ち、外へ出る。静まり返った村を、周囲の様子を見つつ、緩慢な歩調で進んでいき]
[寺社を散策中 カメラ越しのペケレの視線を感じる。はい チーズという言葉に思わす。振り返ってピースサインを作ってしまう。]
[なんにでも興味を持つのだろう---クルクルとした目でいきなり覗きまれる。]
いや、知らなかったけど。妻は知っていたかも知れないな。色々と調べるのが好きな人だったし、オカルトっぽい話って女性はスキでしょう
[はんなり笑って答える。]
それより…ぼくよりも あちらの方が 絵になるんじゃないですか?
[老木の下でじっと手を当てているフユキを指差した]
[棒状のスナックを適当に齧りながら目的もなく歩いていると、
ふと目の前に黒い傘が目に入った。小走りになって、並んでみる]
おはよう。
…………食べる? 朝飯どうなるのか分からないし。
[昨夜のことについて話そうと思ったが、上手く言えず、
スナックの箱を軽く振って聞いてみた]
……あ。
おはようございます。
[ぼんやりと考え事をしていたためか、近付く足音には気付かず、声をかけられてようやくはっとしたよう、バクに挨拶を返し]
いえ、お気遣いな……
[続く言葉には遠慮しかけるが、昨夜は夕飯など食べていなかったせいで。痛まなくなった腹は小さく鳴り]
……すみません。有難う御座います。
・・・?もうひとつ…よく読めないけど最後に結ぶ者ってかいてあるけどなんだろうね。
此処は引っ掻いたような傷ですごく見えにくいけど…縁結びの神様かなにかかな…。
[ネギヤの死体にあったように無数の傷がつけられている]
あ、風雪センセ。これ、例のチョコですんで。
[紙袋を風雪に押し付けつつ、兎を抱いた少女の嘆きを聞いていた。
何をするでもなかったが、彼女が部屋に寝にいくまでは管理棟から離れずにいた。
心配ではあったらしい。
シーツを被った少女からの意味深な視線は、なんとなく曖昧に返しておいた。
用事があれば話しかけにくるだろうと。]
ん。
[自分が1本つまむと、スナックの箱を彼が取りやすいよう傾け。
そんな作業を繰り返しながら]
……あの、さ。昨日のって、本当だったんだよな。
あれってやっぱり、風の化け物なのかな。
[テンマに手を振られると、二人の傍へと近づいて行く]
何ですか、それは?
[木板を前にすると、目を凝らして文字を読み進める。占卦の文字に一瞬目を止めた。最後まで読み終えた後、考え込む]
何かがここに封じられていたのでしょうか。
するとあの開花は、何らかの理由で魔封じが解けたか……。
[神社に行くつもりはなく、適当に見送っておいた。
何故か炊事場にあった割烹着を拝借し、調理開始。]
腹が減っては戦は出来ませぬぞ、っとぉ。
[意外に手際がいい。割烹着は恐ろしく似合わないが。
献立は御飯と味噌汁、あと適当に焼き魚にする心算でいるようだ。]
結ぶ者ですか。
……ハナミズキの花言葉と関係があるんでしょうかね。
[テンマの言葉に写真屋の顔を一度見た後、引っ掻き傷を指でなぞる]
熊……かな?
[辞儀をしてスナックをつまむ。少ししてふと、昨夜の話題を出されると]
ええ。この村に伝わるという伝承のように……
被害者が出てしまった。
直接見てはいませんが……
人の手でも可能な様や状況なら、もっと違った騒ぎになる事でしょう。
[そして、思い出すように]
昨夜、兎を抱いた彼女は……
犯人は集まった人間の中にいる、と。
そう、兎が伝えたのだと言っていました。
はは、違いますか。
伝承を考えると、熊よりは狼と呼ばれるような風がつけた傷かもしれませんね。何にせよ……
[傷をなぞり終えると、テンマの顔を見つめ]
管理人さんのこともあるし、気をつけないといけませんよね。
そっか。伝承の通りなら、まだ続く、のかな?
それは、嫌だなあ……。
[ここに居るだろう人を指折り数えて]
犯人って、だって、化け物なんだよね?
それに、ここに居るのは俺の家族とその仕事仲間。雨園君と、医者のおっさん以外は女の人だし。あんまり想像できないなあ……。じゃあ何って聞かれても困るけど。
[そこまで言うと、魚の焼ける匂いにひくりと鼻を動かして]
……管理棟の方だ。少しはマシなもの、食えるかも。行く?
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