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…――ドロテア…
[湖の方。
短い答えにひとつ、小さく礼を言い
彼の歩む方向へと顔を向ける。
焔の灯りを見る事は出来ないが
ただ
ざわめきを
風の動きを 感じようと]
[ラウリの足音が向く方角が、ドロテアの居る場なのだろう。
男はその方角へ一歩、足を踏みだしたけれど
杖で先を確かめつ、くるりと踵を返した。
森に背を向け、ゆらり、歩く――]
…――…
――やはり、…――、
[ぽつり くぐもった声で独り語散らせ
森から離れ小屋並ぶ集落へと足を向ける。
ざりざり、ざくり、特徴的な音がなる]
[見えぬ瞳の上に瞼を縫い止め、包帯までした男の視界は真闇だ。
僅かな光をぼんやりと感じる事すら出来ないが]
…――、
[鳥肌覆う肌で、微かな温度を感じる事は出来る。
生贄の行列が雪を踏み、松明の灯りと共に進むのを
体の正面で感じつつ 見送るひととき。]
[自身の行動>>128に、ただひとこと理由を問うた>>184少女が、最後のそのときまで出来る限り寒くないと良いと想う。
ちろと、尖らせた舌でのひと舐めが、
視力無き自身がひとを記憶に残す為、味と匂いと触感を一度に残す有用な手段だと、男が少女に説明する事は無かった。
記憶に残すなと言われそうだと想ったのか、
理由は自身でもわからない]
…―――きっと、余り時間は無い…――
――誰に聞けば、
[良いかな…?
呟きつつ、ざりざり、とまた杖で行く先を掻く。
足を踏み出す男の手元には、レイヨから受け取った膝掛けだけが暖かい*]
…――寒いな…
[レイヨの膝掛けを持った侭、ざりざりと杖先で雪をかき、足を進める]
[あん]
[微かな小さな鳴き声に足を止める。
自身の小屋の方向へと顔を向け――
ゆったりと、歩を向けた]
― 自身の小屋 ―
[男の小屋は、必要なものすら足りて無い程、ものが少ない。
キィ、と扉を開けると中にあるのはひとつだけ不似合いな程大きな本棚と、質素な木の机と椅子のみ。
尻尾を振って足元に纏わりついてきた子犬の感触に頬を緩めつつ、寒い室内へと入る。
火を入れる気にはなれず、コトリ、椅子に腰を下ろし子犬を構うひととき。]
…――お前が、…――
――いや、何でも無い…
[彼に語る自身も詮無いな、と呟いて]
…――マティアスだ…
――って、俺が言っても詮無いか…
[カウコの声に、一歩、其方へと踏みだす]
…容疑者仲間、だったな。
お前も…
…お前に温かくされても、驚くかな…
[軽口を言うのは、男が群れにおいてカウコの衣着せぬ言葉を吐く事を知って居るから]
…2人、…――
――誰か判って居るならそれだけ「始末」すれば良いか、と思う数だが
…――誰か、判らん状況では、
[多いと感じる。と呟きを添えて
見えぬ顔を彼へと向ける。
声を聞き、空気を感じ取る為に]
[触れられる位置に近寄られても、
男が足を引く事はない。
ひとつ、深めに頷いて]
…そう、だな――憂鬱だ。
普通は、そうだよな…?
[狼のトオボエがやんだということは。
思いつく考えから、思考を遠ざけた]
…ラウリは、傍観者なら愉しいと言っていたな。
…――傍観者じゃないから、
きっと、憂鬱、だが…
[瞬く音を拾い、頷いた。
からり、みみのプレートが音をたてる]
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