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113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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[朦朧とする意識の中、腕を伸ばし、イェンニの手を取る。
どこか飄々としたところのある彼女にしては珍しく、今まで聞いたことが無いくらいに、不安そうだったから]
……だ、いじょ……
ひとりに、 は、 ない
[独りにはさせない。
途切れ途切れの言葉でそう呻いて、握る手に力が籠もる**]
(75) 2013/06/18(火) 01:46:38[コテージ・大部屋]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 01:58:10
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 02:00:02
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/18 02:01)
養蜂家 ダグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 10:37:22
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/18 13:26)
[蜂除けのベール越し、イェンニと視線が合う。
女が被り振る所作のちいささは哀れを誘うもの。
庇護を求め弱々しく涙を流す姿。見知る麗しの、]
…
イェンニに、くすり を―― …
[ユノラフに回る毒が、
熱が、移りくるようで、]
(76) 2013/06/18(火) 13:27:18[炊事場-大広間]
(77) 2013/06/18(火) 13:28:11[炊事場-大広間]
[ ぱアん、と鋭い音。 ]
[チキチキと宙で威嚇するスズメバチを
毟り取った頭巾で、床面へ叩き落とした。
――乾いた音を立てて、足で躙り殺す。]
… イェンニ に、
くすりは あげられ ないっ…
[言いながら、大股で二人へ歩を寄せる。]
(78) 2013/06/18(火) 13:31:22[炊事場-大広間]
[早足で食卓を周りこむ。
焦りをうつした五指が、
掻くような動きでサラダに添えられた
サーバーフォークを手繰り寄せて、
逆手に握り返し――
イェンニの胸元へ向け *突き下ろそうと*]
(79) 2013/06/18(火) 13:39:39[炊事場-大広間]
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/18 13:41)
─???─
[――…こぷり]
[――…とぷり]
[こぽ、り――…]
[昏い水の そこに 沈んでいく、
――…ちいさなからだ]
[遠ざかる水面に向けて伸ばされる、ちいさなちいさな手。
それはすぐに力を無くして――…
視界は暗く
音は遠く
意識は――…]
(80) 2013/06/18(火) 16:39:50[コテージ・大部屋]
[それは、誤って湖に落ちた、朧気な記憶。
気がついたときには湖畔に打ち上げられており、命にも別状がなく――
水の流れによって、奇跡的に岸に運ばれたのだと結論づけられた]
[それがどこで起きた事なのかは、定かではない。
3つか4つか――。
記憶も曖昧な、幼すぎる日の出来事*]
(81) 2013/06/18(火) 16:40:28[コテージ・大部屋]
―大部屋―
[とうに忘れたと思っていた、湖に沈んだ時の記憶。
それがちらつくのは、毒によって混濁した意識が、沈みゆく感覚に似ているからか――]
[朦朧とする意識の中、鋭い音>>78が耳に届く。
遠くで聞こえるダグの声は、何を言っているのかは聞き取れないが、いつもののんびりとした調子でない事くらいは分かる]
(82) 2013/06/18(火) 16:50:10[コテージ・大部屋]
[ぼやける視界に、フォークを逆手に構えたダグの姿が映る。そして、その先にいるのは…]
や、め……
[思うように動かない体がもどかしい。
掴んだままのイェンニの手を引き寄せ、身を起こして間に割って入った]
どうして、イェンニを、ころそうとするんだ。
[殺させない。
男の目に宿る意思は、強く**]
(83) 2013/06/18(火) 17:02:29[コテージ・大部屋]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 17:14:38
―大広間―
[大広間のドアを開けようとすれば、なにやら中から騒がしい音が聴こえてくる。
不審に思いながらドアを開けば、其処に在ったのは直ぐには理解し難い光景>>79>>83]
おい、何をしている?
[涙を流しパニック状態のイェンニ、フォークを逆手に持ち今まさに突き下ろそうとするダグ、そしてその間に割って入ったような苦しい顔をしたユノラフ。
声をかけてすぐ、三人のもとへと駆け寄りダグの手を掴もうとするが、果たして間に合っただろうか。
掴めたとしても、彼よりも力のないニルスの力では振り払われるかも*しれない*]
(84) 2013/06/18(火) 18:43:39[自室→大広間]
学者 ニルスが接続メモを更新しました。(06/18 18:43)
学者 ニルスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 18:47:12
[――――鮮血は飛沫かない。
湾曲の深い長フォークが割って入った
ユノラフの鎖骨上に突き刺さる間際、
年嵩の男の腕ががくりと止められる。
止めるほうは両腕がかりのうえ
反動にたたらを踏まねばならなかったろう。]
(85) 2013/06/18(火) 19:12:21[炊事場-大広間]
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/18 19:13)
[男の額は庇うユノラフの肩を越え、
庇われるイェンニのそばにまで肉薄し、
しばらくはぎりぎりと籠る
互いの腕力の応酬が在る。]
……〜〜 っく、
(86) 2013/06/18(火) 19:15:51[炊事場-大広間]
[遅れ来た学者の訪れが背後からであれば、
頭巾を被っていない男の後頭部に見えるのは
削げた頭蓋と剥き出しの耳孔が覗く獣の爪跡。
癒えているとも言い難い、塞がっただけの傷。]
(87) 2013/06/18(火) 19:17:48[炊事場-大広間]
せん、せい… ?
[止めに入った者が誰かを知ると、
驚いていったん力を抜きかけるが]
…… ッ、
[『どうして、』>>83其処まで耳にした瞬間、
養蜂家は学者を力任せに振りほどき、言葉を
終わりまで待たずユノラフの横面を殴りつけた。]
(88) 2013/06/18(火) 19:18:44[炊事場-大広間]
[意志宿るユノラフの瞳の強さのぶんだけ、
常は長閑な年長者が殴りつけるこぶしは苛烈。
最初の処刑を煽動してさえ、荒事を
避けていた卑怯な自らの傷に響くも。
『どうして、』。
――問う意味合いの残酷さを、殴る。
ユノラフが重ねて問うなら何度でも*。]
(89) 2013/06/18(火) 19:19:57[炊事場-大広間]
[…ドロテアの骸を運ぶ折、振り返らず
雪道を先導した在りし日の司書の背後で、
養蜂家は雪道へ二度がくりと膝をついた。
ほうい ほうい …
振り返らせないための囃し声は 長閑。
その道行を、灯り掲げて見守っていた
ユノラフのみが知る過日の*できごと*]
(90) 2013/06/18(火) 19:21:21[炊事場-大広間]
養蜂家 ダグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 19:35:18
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/18 19:36)
……っ、
[汗が噴き出す。フォークが突き刺さる瞬間、ダグの腕を止めたのはニルス>>84だった。
しかしそれでも尚、ダグは身を乗り出し、男の肩を超えてイェンニに迫る]
何でだ、なんでだよ…!
[あの、のんびりとしたダグとは別人のようだ。
あの時――ドロテアを埋葬したとき、どこか調子が悪そうだった>>90が、イェンニと何か関係があるのだろうか。
問いかけへの答えは、拳>>88。
幾度となく殴られた男の口内は、血の味がした]
(91) 2013/06/18(火) 19:58:49[コテージ・大部屋]
[殴られた弾みで、くらりと意識が跳びかける。それでもイェンニを庇う姿勢は変えることはなく]
殺させない。
イェンニは殺させない。
[もし、万が一、彼女がナッキなのだとしても。
――こいつら『には』殺させない]
[誰かがダグを止めるまで、イェンニをかばい続けていた]
(92) 2013/06/18(火) 19:59:05[コテージ・大部屋]
[思わず咄嗟に止めたものの別にユノラフやイェンニを助けようと思ったわけではないのだが、今殺されては困る。
辛うじて止めることは出来たものの、背後から近付いて初めて気付いたダグの頭の傷にびくりと怯む。
ふと気がついた彼の声>>88を聞いたのも束の間。
止めた手は振り解かれ、ダグの手は握られた拳へと変わりユノラフの横面を殴った]
ッ…!?
[恐らく、渾身の力を込められたであろう一発。普段は物静かな養蜂家からは想像もつかないその荒々しい姿にニルスはかける言葉も出ず、呆然とした様子でただただ見るだけだった。
泣いているイェンニは、そのまともでない光景に声をあげるだろうか]
(93) 2013/06/18(火) 20:42:22[自室→大広間]
学者 ニルスが接続メモを更新しました。(06/18 20:42)
学者 ニルスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 20:53:24
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/18 21:04)
[拳の雨が止むのは、耳鳴りがしだした頃に。
緩慢な動作で頭巾を被ると、地味な顔立ちも
乱れた息も件の傷もベールの下へ覆われる。]
… ほい … お若いの。
庇いたいなら、ちゃんと庇い な
[確かにそのからだでイェンニを
庇っているはずのユノラフへ柔く呟いた。]
もう"逃げる"気は …なさそうだね。
(94) 2013/06/18(火) 21:07:56[炊事場-大広間]
養蜂家 ダグは、写真家 ユノラフの太腿へ服の上から蜂毒の劇症回避薬を突き刺した。 [飴]
2013/06/18(火) 21:10:32
雑貨屋 イェンニが接続メモを更新しました。(06/18 21:16)
せんせい。
…ユノラフは、おれを疑ってなかったよ
[まだ荒い呼吸で、傍観の学者へ告げる。
――――転じて、彼自身への注意喚起。
尤も、"疑ってない"と"殺さない"は別の話*]
(95) 2013/06/18(火) 21:27:21[炊事場-大広間]
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/18 21:29)
養蜂家 ダグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 21:38:21
[ただ泣くだけで動かずにいれば、
ユノラフの体に添えていた手を握られる>>75。]
ユノ、ラフさん……しっかり…、
[意識はあるようだから、早く今のうちに何かしないと。
思っても、…は動けない。
途切れる言葉を拾えば、…は目を見開いて
更に涙を零す。]
(96) 2013/06/18(火) 21:43:03[炊事場@パニック中]
うそよ。
そんなのうそ。
あなたは誰にでも優しいから。
だから
優しい嘘よ。
(*8) 2013/06/18(火) 21:43:16
[>>76まだそこにいるダグを見上げ。
一縷の望みに縋る。]
……ダグ、さん
[掠れた声で名前を呼べば、>>78宙を飛んでいる蜂が
叩き落とされ、踏み躙られる。
その様を、…は虚ろに見ていた。]
わたし、
ぃ……ら、ない……
[>>78薬をあげられないと言う言葉に…は首を振る。
私はどうとでもなるから、それよりもユノラフを──
近づくダグに懇願しようと口を開けば、
その手に見える小さな銀の槍]
(97) 2013/06/18(火) 21:44:45[炊事場@パニック中]
──ッい、や あぁあああああああ!!!
[振り下ろされるそれに。
ダグの表情に。
先ほどよりも長い悲鳴を上げた]
(98) 2013/06/18(火) 21:45:32[炊事場@パニック中]
[裏切り者]
[悪魔]
[化け物]
[この村に何しに来た]
[殺せ]
[ころせ]
[コロセ]
[そんなやつ、]
[ こ ろ し て し ま え ! ]
(*9) 2013/06/18(火) 21:47:30
[ダグの目は、“化け物”を殺そうとする人間の目。
向けられたそれは、その昔、祖母を殺した人間の目。
窓越しに、息を潜めて、見ていたソレ。
いやだ、やめて。
こわい。
こわいこわいこわい。
そんな目で見ないで、私たちは何もしていない。
何もしていないのに、どうして、なんで、
どうしてそんなことをするの
わたしたちがなにをしたの]
(99) 2013/06/18(火) 21:48:45[炊事場@パニック中]
ぃゃ……いや……やめて、ちがう、わたしじゃない
わたしは なにもしてない、 ちがう
ころさないで ころさないで そんな目で見ないで
[いつのまにかユノラフの体の下。
床が見える、涙が落ちる。ぽたぽたと、小さな湖。
ただ震えているだけ。
直ぐ近くでユノラフがダグに顔を打ち据えられている事も知らず>>88、
…は、いやだ、やめてと声を、体を、震わせていた]
(100) 2013/06/18(火) 21:50:09[炊事場@パニック中]
[コテージの外。
雲が唸り、更に激しい雨が地面を叩きつける。
雷が何度も天と地を繋げ、怒号が響く。
風は強さを増して、木を軋ませ枝をしならせた。
湖の上の櫓は、それでも壊れずに、
嵐が止むのを待っていた。]
(101) 2013/06/18(火) 21:54:57[炊事場@パニック中]
雑貨屋 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 21:58:41
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 21:58:42
[ただ見てるだけ。降る拳は暫しの間止まず。やがて彼が止まり、落ちた頭巾を被れば声をかけられる>>95]
…?
そうだろうな、ユノラフが疑ってるのは僕だろう。
[突然のダグの言葉の意図を汲み取れず、自身が思っている事を話す]
…それで。
何がどうなって、こんな状況に?
[戻ってきた冷静を掴み取り、こんな時にも無愛想な顔は健在。落ち着いた様子でユノラフとイェンニを一瞥し、視線をダグに戻し問う。本当は、傷のことも聞きたいのだけれど]
(102) 2013/06/18(火) 22:10:54[大広間]
[きしきし きしきし 窓枠が歪む。
天候は荒れるばかり、女の涙は溢れるばかり]
[養蜂家は痛ましさに軽く頭を振って、
腰のベルトから薬入れのポーチを抜く。
すこし考える素振りをしてから、
被ったばかりの頭巾をはずして薬入れと共に
――遠いはずの間合いの裡にいる学者へ渡す。]
(103) 2013/06/18(火) 22:10:55[炊事場-大広間]
学者 ニルスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 22:15:48
盲目 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 22:23:37
……ン?
[ノックの音>>55で、マティアスはゆるやかに意識を浮上させた。]
……朝食?あァ、わざわざ悪……
[その時だった、つんざくような悲鳴が聞こえたのは。]
(104) 2013/06/18(火) 22:30:22[自室]
[いったいどれだけ、殴りつけられたのか。
このままダグに殴り殺されるかもしれない――ふと、そんな事が脳裏をよぎった頃、殴打は止んだ>>94]
…う、
[ちいさな呻き声が漏れる。口の中は血まみれで、瞼も腫れているのか前はよく見えない。
しかし、血と一緒に毒も多少流れたのか、幾分体が楽になった。気がする]
(105) 2013/06/18(火) 22:30:23[コテージ・大部屋]
……あ、おい、待てよ!
あァ、くそッ……杖どこだ、杖!
[駆け出す足音を聞き、自分も慌てて立ち上がろうとしたが、白杖が手元にない事に気づき急いで手さぐりで探した。
どうやら転寝をしている間に蹴飛ばしてしまったらしい。]
(106) 2013/06/18(火) 22:30:27[自室]
杖、杖ッ……あァもう面倒臭ェ!
[手さぐりで杖を探すが、中々見つからない。
じれったくなったのか、マティアスはそのまま立ち上がると扉があった筈の方向へ歩き出した。
ときおり壁などに体をぶつけたが、そんな事には構っていられない。
それでも、なんとか大部屋にたどり着いた時には騒動は一応の落ち着きを見せ>>102>>103ていただろう。]
……何があったってんだ?
[焦るあまり、周囲の声を全く聴いていなかった為に、呟くようにそう訊ねた。]**
(107) 2013/06/18(火) 22:30:33[自室]
盲目 マティアスが接続メモを更新しました。(06/18 22:30)
… ホホイ。
[かみ合わない応答のかみ合わなさばかりは
学者に通じたようで>>102養蜂家は相槌のみ。
ただ状況説明を無学な己に向けられる辺り、
理屈だった話を求められているわけでなしと]
蜂でイェンニを刺したんだよ。
[杖なしのマティアスがあらわれたのは、
その頃だろう――]
(108) 2013/06/18(火) 22:43:44[炊事場-大広間]
怯えながらでも、
イェンニが とっさに言ったんだ
[独りの彼女は、
まだ手首を押さえていたろうか。]
…… 『 だって、』…って。
[会話の前後も、なにもなく。
挙げることばがただひとつ>>53]
(109) 2013/06/18(火) 22:45:57[炊事場-大広間]
[何度も聞こえる、肉がぶつかる音。
そういえば私は今何をしているの。
そうだ、ユノラフさんが、蜂の毒を、ダグさんに頼んで、
顔をあげる。丁度ダグの拳が終わった時>>94。
すぐ近く、ユノラフを見れば、なぜかしら。
血に塗れた顔、うめき声。>>105]
なんで、どうして、
なにが、
[いつの間にこうなっていたのか。
誰がこんな事を。
ユノラフの前に立つダグ。その手。赤い。血が。
その手が、ユノラフを殴ったのだと如実に語る]
(110) 2013/06/18(火) 22:48:15[炊事場@パニック中]
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