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[果たして彼女に言葉は伝わったか。
あるいは、先に彼女自身が覚ってしまったのか。突如、背を丸めてうずくまる。
知っている…──これは、過呼吸だ]
……三枝、大丈夫か?
[対処に当たる者は冷静でなければならない。そして、過呼吸への最良の対処は、とにかく話をさせる事だ]
なあ、近藤さんはここへ何しに来たんだ…三枝は何か知っているのか?
よかったら、先生に聞かせてくれないか…話せる範囲でいいから。
[亡骸に縋る彼女の背後から近づき、肩に手を置き尋ねる。
当人の亡骸を前にして、何を聞いてるんだ俺は。傍から見たら奇異に映ったりするんだろうな。
まあ、いいけど。
二人目の死体に直接触れて、俺自身…どこか日常から隔離された場所に来てしまったようだ]
[三枝と会話を交わした後だったか、椎名を追ったはずの小鳥遊が戻ってくるのに気づいて顔を上げる]
たかなし、先生…
[鮮血にまみれたその姿は、椎名の身の上に起こった惨状を伝えていた]
あいつも…、椎名も…死んだんですね。
[小鳥遊が手を下した事は知らない。すべては鬼が引き起こしたのだと悟る]
二宮が死んだ時に気づかないといけませんでしたね…生死をかけた状況なのだ、と。
村瀬が聞く者で、見る者のもう一人が長澤か…。
[ボイスレコーダーを再生しつつ]
考えないといけない事が多いな…だが、一旦休ませてもらうよ。
少し、疲れた。
[血なまぐさい車内であってもお構いなく、シートに身体を横たえると深い眠りに落ちた。**]
弓槻が偽者なら、黒出して欲しいなぁー…
聞く者一人の状況で、黒を出すってそれ偽者なら自爆じゃん?とか言えるんだけども
で、次の襲撃ではまた胃が痛むハメになりそうな…悩ましいな
−回想−
ん…、椎名君…。
小鳥遊先生、気を付けてね。
[と、見送ると長澤に声をかけられる。]
ん
[ちょっとごめんと、額に掌を当てられて身を固くする。]
…う、な、長澤君も見る人だったのね。
ん?
[何かおかしいなと思った。]
[そう思う間もなく、人が床に倒れる音がし、そちらに振り向く。
倒れたのは近藤。
三枝が必死に起こしている光景を目にする。]
なっ…。
[またなのか。
ただ、どうしていいか分からず、彼女のを、見ていることしかできずなかった。
須藤の声に、何も言えない。
やがて、ただいまとの小鳥遊の声がして振り向いて彼女の姿を見て、固まる]
せ、んせ。
な、にが、あった、んですか…?
[それだけようやく、言えた。
須藤の声に]
…須藤君も…?
[彼は隣の車両へ行くときに死にたくないと言っていた。
何が起こるのか分かっていたのだろう。]
[ボイスレコーダーを再生してみると]
村瀬が聞く者なのね。
…三枝さん。
[この状態で大丈夫とは言えないだろう。
しかし、このまま放っておけない。
彼女の隣に向かい、彼女が良いのであれば、背をさすっただろうか**]
ん…。少し寝てたのねぇ。
おはよう。
[ボイスレコーダーの再生スイッチを押す。]
聞く耳?とかは村瀬さんだけかしら?
その力はあまりよくわからないけれど、他にはそう名乗る人はいないのねぇ?
…椎名君が鬼じゃないと言われても、そうなの?としか言えないけど。気には留めておくわぁ。
もしそうだと仮定した場合の、票の流れは聞き直しておきたいわねぇ。
何にせよ、村瀬さん以外に耳がどうとか言う人がいないのは考えやすくて先生は好きだわぁ。
それから近藤さんが襲われたのは。
場を纏める力があると思われたり、あまり疑う人がいなかったからかしら、と思ったわぁ。
あとは、力を持つ何かしらの候補なら幸運、くらい…?
[その後、櫻木の疑問を孕んだ声がボイスレコーダー上で再生されるのも聞いた。]
櫻木さん、長澤君に何かひっかかることがあったの?
教えてくれたら、先生も考えてみたいわぁ。
[と、櫻木に話を聞くことにした。**]
[何かが倒れる音にピクリともしなかったが、それから三枝の声が聞こえてゆっくりと顔を上げる。
近藤を胸に抱き叫ぶ姿に休息に血の気が引くのを感じた]
オジさん……?
[何が起きたのか、理解することを拒んでいる。その為ただ驚いた表情で見守ることしか出来なかった。しかし三枝の辛そうな様子が悲しくて、傍に寄るとしゃがんで三枝が泣き止むのを待った**]
-回想-
[櫻木からの問いが自分に向けられたのかそうでないのか少し不思議に首をかしげながら、彼女は口を開く。
どちらにしても言っていて悪いことはないだろう]
櫻木先輩、りぅに聞いてる?
りぅはクルミちゃんはみんなが言ってる受け身って印象があるかなら、あてはまるかもしれないとは思うよ。
櫻木先輩に向こうに行ってほしいって言ったのは櫻木先輩を受け身だからって理由ではないよー。
[理由は言ったよね?と確認をする。櫻木が受け身と言ったことに対して過剰な反応に聞こえたがそれだけみんなと隔絶される隣の車両は怖いところなのかもしれないと不安が過る。
そして、椎名の様子がおかしい。椎名はここに対して近藤と同じ理解のようなものを示していたように感じていたのに。近藤の椎名をつけ放すような言葉はさらに彼女を混乱させた。彼らは何かわかり合っているのでなかったのだろうか]
[小鳥遊の声にそちらへと目を向けて血を見ないようにした]
ん。…先生、その。
いえ、長澤君がひっかかったんじゃなくて、弓槻君も私なんだなと。
長澤君が言う私が気になってた見たいでしたし、見て欲しいと希望してましたが、弓槻君は見たい人は近藤さん?先生?、と見たいと言ってたけれど変えたのは何だろう…と。
[と答えた**]
―回想―
[「様子を見てくる」そう言って、椎名を追う小鳥遊の姿。どこか鬼気迫る様相に、声をかける事は躊躇われた。
それと時を同じくして、長澤が櫻木の元へと向かうのが目に入る。
先に名乗っていた弓槻と同じく、鬼かどうかを見分けられるらしい。そして、長澤が出す結果を聞いた。
弓槻の結果も聞こうと、そちらにも目を移す。]
[異常な事態で、自分が正しい判断が出来ているのかさえ分からないまま。
寺崎は小さく溜息をつくと、ここに閉じ込められてどのくらいの時間が経ったのだろうかと腕時計を見るが、デジタル表示された数字はデタラメに時を刻んでいて使い物になりそうにない。]
疑われたら、ここから離れた車両に移動するだけ…それだけ、だよな。
[椎名が去って行った方を見ながら、ぽつりと声を落とす。
そう口にする事で、大丈夫だと自分に言い聞かせようとしているのかもしれない。
だが、近くにいた村瀬が話した事は―――]
…村瀬さんは、死者の声が聞こえるのか?
信じがたいけど、それが本当だとしたら……椎名の中に鬼が居ないって、それって…
[考えてしまうのは嫌な想像ばかり。
その先を口にして問い詰めるには、うずくまる村瀬の様子を見てしまったら出来なかった。]
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