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[呼んでいる。エビコの声が聞こえた]
呼ぶのはどうして。寂しいから。
ここにいると、気づいて欲しい。
誰かの心と触れ合いたい。
倦まれても嫌われても。
必要とされていないとしても。
心は渇いて、求めずにはいられない。
[鈴に触れようと、手を伸ばした]
[鈴の音に、心が乱れます]
……呼び声なんて聞こえない。
そんなものはただの音だ。空気の振動だ。
神と同じ!夢と同じ!
何もない現象に、人が勝手に意味を付与して、幻を形にするのだ。
想いが、幻を形にする。
どうして。心がそれを必要とするから。
[そっと、鈴に触れる]
[彼の手の上で、ちりりと音を立てる鈴]
わたしはここにいる。
あなたもここにいる。
チがウ!そんな物は無意味だ。ただノふるイスズにスギナい。
騙されるナ。イマ必要なのは変革。道路ニ鉄道、てれビに電気。発展シタ豊かで文化的な生活。
[鈴と会話をする少女に、無表情な鬼の面が向きます]
ニュータウンカケイカクサエジツゲンスレバ、スベテガウマクイクノダ。
[ノイズのように、彼の声に混ざる異質な響き]
[鬼の面を、まっすぐに見つめ返す]
ねぇ、どうしてそんなに、
苦しそうな顔をしているの……?
[それは無表情な鬼の面に覆い隠されたその奥へ]
[鈴ごと包むように。彼の手に両手で触れる]
……あなたはここにいる。
フレルナ!
[鈴ごと包む手に、口をついて出たのはいつかと同じ台詞]
[声は異常な程の低音で、波長も安定していません。面の口元から唾液が流れます]
スズもカミカクシ、も、こんぺい、トウもテ、ガみモ、なにもか、もガ幻。
ヒトがヒトハヒトがカワラねばならナイカミがカミハカミヲコわさねバならナイ
ココニいるのハ、げんじツの生き物。チガウ違ウチガウカミはイテハいけないいてはイけナイ
……ここにいる、オレは――ダレ?
[プレーチェに鈴を投げつけると、石木に向かって赤の木刀を大きく*振りかぶります*]
[鋭い制止の声に、手が微かに跳ねて]
[壊れたレコーダーが吐き出すような声]
[乱れた声が紡ぐ言葉は自らを追い込むかのような]
……っ!
[最後の言葉に、ハッと息を呑んだとほぼ同時]
[投げつけられた鈴を、胸の辺りで受け止めて]
[ぐっと握りしめたまま、彼の姿を見つめた**]
だから…暴力は最終手段だと…。
[流しきれず、左腕には痛みと共に重い痺れが残る]
詭弁には詭弁を、暴力には暴力。
あなたが何者と自覚していようがいまいが、
「吉野空彦」だろうが「葦野の吾鬼」だろうが。
どんな事情があろうが…暴力は暴力。
[一歩下がり間合いを取る。
悲しそうに、それでも不敵に笑う。
黒い鞄にメタルフレームの眼鏡をしまい。
鞄から出てきた手には、白鞘に収まった短刀を取り出した]
それとも、こちらの方がいいのかしら。
もう片方は「むこう」にあるわ。
私には、真珠の囁きも聞こえないけれど。
[鈴の声も聞こえては*居なかった*]
[投げつけられた鈴から彼へと視線を移した時には、木刀は既に振り下ろされた後]
ダメッ!!
[悲鳴に近い叫び]
[鞄を盾にしてザクロが身を守ったのを見、一瞬安堵するも、
取り出された短刀を見て小さく息を呑んだ**]
ここじゃないのかな……。
[暫く居座ってはみたが、ただ静かなだけで何も変わらない。]
神社の方なのかな……。
―――――――…。
[いつものように空を見上げる。]
とりあえず…行ってみよ…。
[白衣を持ってまた*走り出した。*]
あなたに死んで欲しくない。
けど、神隠しで消えた人に帰ってきて欲しい…だから…あなたが、神隠しに
私は、これ以上のことを思いつかなかった。
ひひっ
[木刀への手応えに、不敵な笑い。
遠き昔、狐と鬼が争っていた頃。
鬼に組する老人が、樹齢数百年の御神木から作り上げたという名刀。
毒を持って毒を制すと、宿りしは化け物への力]
オマエ、ナニモノだ?
いや、ナニモノでも構うまい。
[僅かに重心を落とし、短刀の煌きに、鬼の面の下の瞳が輝きを増します]
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