情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
―― どこかの家屋 → 自分たちの家屋――
[よその家の玄関に座り込み、足元の雪を弄んでは
ぽすんと枯れ木にそれを投げつけてみたり。いや、なんとなく]
……本気で、ここ寒いだけで何もないじゃん。
あの爺さんの言うとおりだ。義姉さんたちの、変人。
[(>>66)を思い浮かべてぶつくさ言えば、迎えが見えて]
オッサン、遅い。待ちくたびれたし。
あそこで、親父たちと何話してたんだ?
どーでもいいけど、ここ、何か面白くて遊ぶとことかあんの?
[自分から出てったことは、棚の上にぶんなげて、
彼の横に並んで自分たちに割り当てられた家屋の方へ]
[>>107と声をかけられれば]
凛とした…ですか。そうですね。そちらのお兄さんは、なかなか素敵な事をおっしゃるのですねぇ。
[テンマの様子には気がつかず、そのうち荷物を持って出て行くのを見送った。
そこへ、ニキが大きな鍋を持って来たのが見えて>>112]
まあ、ニキさん。熊鍋ですの?美味しそうですわねぇ。
お手伝いお疲れ様ですわ。
[ネギヤの事を伯父さんと言ってるのを聞き>>113、管理人の身内の人と気がついたらしい。
炊事場に戻って行くのを見送って]
…私も、お茶でも準備してた方がいいかしらぁ。
[急須にお茶っ葉を入れ始めた。間違えて*どっさりと*]
[バクの頭にうっすら白く載った雪を払ってやりながら]
ああ・・・ごめんごめん。ここの宿泊客の人たちとね。この村の伝承なんかについて話していたんだ。
[そういってバクに>>97>>98の内容を伝えた]
面白くて遊ぶ所…
[しばらく顎に手を当てて考えている]
夜は星が近くて望遠鏡がなくってもしっかり星座が見えるんだ。こう見えてもね 私は天文部だったから教えてあげるよ。
昼間は管理棟の側の竈で陶芸をする事が出来るらしいよ。
瑞樹がそういうのが好きだった。
君もそういうの好きだったんじゃないの?
[少年のイラついた様子に気がつかないようにニコニコ笑いながら答える]
後ね…まだ時期じゃないけど 春になったら この辺り ハナミズキが咲くらしいんだ。
彼女の名前がつく花だろう。
一緒に見たいね…って話してたんだよ。
[そういって 灰色の空から降りしきる
白い雪を*仰いだ。*]
ああ・・・寒いな。
[部屋に戻り ストーブをつける]
狭い部屋だしすぐに暖かくなるだろう。
あっ そういえば
[と手にしていたハート型のチョコを手渡す。]
学校に行ってないって?さっき言ってたけど 何かあったの?
瑞樹の話だとがんばって受験して入った念願の高校じゃなかった?
[荷物を片付けながら軽くバクに尋ねた]
ふうん。狼かぁ。風の魔物って、カマイタチとかじゃないんだ。なんか、推理小説に出てくる村みたいだ。1日1人ずつ、伝承そっくりの死体がでんの。
[伝承の話を聞けば、縁起でもないことを。
次々に挙げられる、ここでのレジャーに、
寒さゆえの八つ当たりを少し後悔するような表情になって]
だって、中坊の頃からガッコさぼるならせめてそういう事やれって、義姉さんに色々連れ出されたし。他にやりたいこともなかったし。
……別に、嫌いとかじゃ、ないけどさ。全然。
[最後の言葉は、少し小声で。あの木がそうだったのかな、とか
義姉の名の花を話を聞いて無言でテンマの視線を追っていた]
[茶を啜りながら、にやりと笑う。]
さっきのアレ、獏が食うの見てみたかったんだがなあ。
[アレはチョコではなく、偽装した特製激辛カレーハート。
かぶりついたら、きっと火を吹くことだろう。]
後で感想聞いてやろう。うしゃしゃ。
[ひっそりほくそ笑む。**]
………どーも。えと、サンキューな。
[チョコを手渡されれば、少し目線を下にずらして礼を言う。ほんの少しいつもより低い声で、さりげなく他の事への礼の意味も込めた]
[屋敷に入れば、荷物をそこらに適当に放り投げ、
早速屋敷の中を色々探検に歩く。
そんなに広いものでもないので、テンマの声には背中で答え]
…まぁね。進学校に言ったら、ハブとか、そういうのもうないと思ったんだよ。義姉さんも、「せめて高校は行っとけ」ってうるさかったし。
でも、やっぱ、ガッコなんて馬鹿ばっか。中学校から何も変わらないし、煩く言う奴いなくなっちゃったし、別に行く意味ないじゃん。大検でも取るよ。
で、オッサンは? 仕事とかいいの?
[キッチンから包丁を見つけると、それを持ってチョコの元へ。
テンマにも分けようかと巨大なチョコをいくつかに叩き切った]
……あんな。俺、あの事故、別に怒ってとk……ぅおふっ!
ぇほっ ぇほっ ……………っ!
[照れ隠しに、喋りながらひとかけら口に放りこんだのが運のつき。
口の中を暴れる火の竜に、涙目になって咳き込んで。
キッチンに飛び込み水をがぶ飲み]
…………悪ぃ、ヤボ用。
[腫れた唇から低い低い声。チョコを手に飛び出して行った]
てめぇ このクッソ親父っ! 自分で食いやがれっ!
[腫れた唇。涙目。怒りで真っ赤に染まった頬。
全力で走ったため、激しく上下している肩。
勢いのまま棟の扉を蹴り開けて、にっくき顔に怒鳴りつけた]
……………。………………ぅわ。
あ、と。その、俺………すんませんっ!
[思い切り親父にチョコを投げつけようと腕を振りかぶり、ふと気が付く幾人かの他人の目。見る見るうちに、首筋から耳の先まで別の意味で赤くなり、管理棟の扉をまたバタンと閉めて、外、玄関脇にずるずると頭抱えてしゃがみこむ]
……何やってんだ、俺。馬鹿。超馬鹿。
[そうしてしばし、自己嫌悪に落ち込んでいる**]
―雪道―
[定規で何やら計測している少年の横を、小さな鼠が通過中。]
頑張ってるネ!
[どんぐりを運んでいるせいで、足取りはややふらついている。]
―管理棟入口―
ひ、ひ、ふーッ!
[ど根性で段差を越え、うずくまる少年を迂回して管理棟に入る。
囲炉裏の側に向かいながら、顔触れを観察。]
あんかけ炒飯、焼豚テンコ盛りお待たせしました。
堂禅先生いつもありがとネ!
[医師のポケットに鼻先を突っ込んで、どんぐりポトリ。]
―雪道―
〔吐く息は白。立ち昇る煙の様に
杏奈を包んでは闇に吸われていく。
きっと残るものは彼女の足跡、だけ。〕
……。
〔当の彼女はというと、不機嫌な色を隠さない。
管理棟から離れ、5分。
ふと立ち止まると手持ちランプを空いた手で覆う。〕
なにこれ、ふざけてる。ホントに真っ暗じゃない。
〔感情を凝縮した言の葉をようやく一枚、ぽつり〕
〔覆った手は、手持ちランプの灯りを消した。
直後、慣れない闇が杏奈を飲み込むが。〕
―――。
〔立ち尽くし、前方を凝視する事、3分。〕
…やっぱり。
〔納得した様に呟いたのは思惑通りだったから。
手持ちランプの灯り以外に無い雪道は、
かえって灯りの無い方が視界がはっきりする。〕
〔地を覆う、幻想的な白。
其れは進む道に敷き詰められ、続いている。
まるで杏奈という姫を迎える為に敷かれた、
"居城"までの絨毯の様だ。〕
……ふふ。
〔文学部の部長は、表出している性格と反し。
内面はそんな夢見がち少女。
自分だけの絨毯を踏みしめ、我が物顔に胸を張る。〕
灯りが足りなくてよ、セバスチャン。
もっと足元を照らして頂戴。
本当に気の効かない執事だこと。
〔そんな雰囲気に酔ってか、一人芝居。
しゃくしゃくと踏みしめ、おほほ、と笑う。〕
……。
〔笑いの数秒後。芝居を止め立ち尽くしては、〕
……バッカみたい。
〔現実に戻る言の葉を一枚、雪道へ降らす。
その程度の分別はついた、夢の様だ。〕
……ついたら、ゆっくりしよう。
続き、読まなくちゃ。
〔しゃくしゃくと歩みを再開し。
呟きながら鞄の中へ伸びていく、手。〕
楽しみ…。
〔ほぅ、と息を吐き。
瞳は再び、夢見がちな色で染まっていく。
鞄から這い出た手が所持するのは一冊の本。〕
あっはっは。
バレンタインプレゼントとは言ったが、チョコレートだとは一言も言ってないぞーぅ?
…行っちゃったな。
[予想通りの反応を見せる息子にそんな言葉を投げ。
荷物を手に、後を追った。]
ま、あれはちょっとしたサプライズでな。
本物のプレゼントはこっちだ。ほれ。
[コートの内ポケットから小箱二つを取り出し、座り込んだままの息子に手渡す。]
万年筆と機械式腕時計だ。社会人になったら使え。
んじゃ、ちょいと仕事行って来るわ。またな。
[鞄と紙袋を手に、管理棟とは違う方へと歩き出した。]
[適当に彷徨い、見つけた家屋の扉を手当たり次第にノックしていく。]
ふーゆきせんせー、隠れても無駄でーすぞーぅ?
年貢の納めどきというやつですなーぁ?
[人の気配が誰だろうとあまり気にしていないよう。
もしかしたら、読書中の誰かを邪魔することがあるかもしれない。**]
[鍵を開けて家の中に入る。頬被りとサングラスを取り、荷物を置いて家の中をゆっくりと練り歩く]
聞いていた通りの場所ですね。
綺麗で静かな村。いかにも、精霊たちが好みそうな……
[微笑み、傷の残る柱を手で撫でながら独白。やがて畳の上に大の字に寝転んで眸を伏せた時、外からノックの音と男の声が響く。顔を顰めて体を固くし、嵐が去るのを待った]
はあ。どうやらここにいても安息の時は訪れなさそうです。
……名残惜しいですが、明日の朝にでも発ちましょうか。
[家屋に途中、時折立ち止まっては村の風景にカメラを向ける]
んー…いまいち。
…?
[遠くに見えた雪に浮かぶ黒点に気づく。目を凝らし、それが傘だと気がつくとそちらにレンズを向ける]
白と黒。
雪、降ってないのに…。
[呟くと白くなった息が寒さを知らせる]
あ。これがさっきの?
[足早に歩を進めると、まだ花の咲く気配もない花水木に出会う。シャッターを切るが顔をしかめ]
これじゃ管理人室にあった写真の方がマシね。
[自嘲気味に溜息をつき、今度こそ部屋にたどり着いた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了