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あの空中で回るやつとかさ。
あと、トランポリンみたいにするやつ。
…あるよね?
[素人視点での語彙の無い訴え]
イェー! ゴー!
フォー ウィン!!
[違うと云われても此処は自信があるらしく]
ゴー!!
[椅子をぐらつかせながらも、両手をバッ!と]
[大きく広げ、にかりと微笑んだ]
[次の瞬間]
あっ…
[そんな無茶を椅子がカバーし切って呉れる筈も無く]
あっ、あっ、
[ぐらぐら、とバランスを失い]
[背中から地面へ向かい倒れ込みそうになり]
――!! …んでっ!
[必死でもがいたせいで表情は険しく]
[体勢は横向きに倒れ込んだ]
いてててて…
[大丈夫?などと掛かる声に]
うん…なんとか…
[腕や、肩をさすりながら頷いた]
ほらー、運動神経ないからー…
[そういう問題では無いのだが]
[めくれあがったスカートを直しながら呟く]
くそー
[幸いと呼んでいいのか、
スカートの下は指定ジャージであるから、
とりわけ、急いで直すものでもなく。]
帰りにさ…
[気を取り直し、椅子に座り]
御飯食べて帰ろうって話してるけど、
一緒にいける?
[チア部の子に声をかけ]
…うん。
……いいよ、いいよ。大丈夫。
[その答えが離れる物であるのなら]
じゃあまた今度、一緒に行こ。
[にこ、と微笑み]
そろそろ出よっか?
[向かいに座り談笑していた生徒に問えば]
[一緒に下校の準備をし、校外へと*出るだろうか*]
-駅前広場-
――。
[言葉を発する事は無い。
其処に流れる音楽に耳を傾けて、
神妙な面持ちで佇んでいる。]
――。
[二人組みの男性が、ギターを手に歌を歌う]
――。
[其れを只、かみ締める様に身を浸し続け]
…帰っか。
[牛乳の入ったスーパーのビニール袋をぶら下げて、公園から出ると、駅前の広場を通り抜ける]
あの変な団子はイマリ先輩?
[神妙な面持ちに声をかけるのを躊躇する]
─駅前広場─
…結局、今日も出せなかったか。
人気有り過ぎだっての、あの白犬っ!
[昼休みは結局、順番待ちで潰れてしまい、なんだかんだで既に夜。
駅へ向かう人の流れに歩をあわせつつ、耳が捉えたのはギターの音色。]
へぇ、こんなトコで演ってる奴…まだ居たのか。
[懐かしげに足を止め、遠巻きにそれを聞いている。]
[やがて演奏も終了し]
――。
[ぱちぱちと演者に向かい小さな喝采を送れば]
一枚、下さい
[其処に並べてあるCDを指差した]
…500円ですよね?
[500円玉を一枚差し出し、代わりにCDを受け取れば]
素敵な演奏でした!
[にこ、と微笑んだ]
[受け取ったCDを鞄にしまい込みながら]
[くるりと振り返れば]
……あ
[其処にはビニール袋をぶらさげた男子生徒]
……新井?
…どしたの、こんなとこで?
[袋に視線を遣り、彼の目に視線を合わせ]
[しばし遠目に眺めていたが、こちらに気がつく様子はない。彼女と同じように、足を止めてギターの音色に耳を傾ける様子がちらほらと目に入る]
…わりと、人気なんだろうか。
[聞くともなしに音楽を耳に入れる]
[挨拶には]
うんうん、ばんわ、ばんわ。
[にこにこと挨拶を返し]
お使い?
…へぇ、それは感心感心。
[少しふざけた様な笑みを浮かべ頷いた]
中身、なんなの?
[指差し、問いかけるも]
あれ…?
[視界の中に、先日見た様な会社員を捉え]
ぎうにう?
[眉を顰め、小首傾げ]
…ぎうにうかぁ。
……沢山飲みなさい、育ち盛りなんだから。
[あはは、とわざとらしく高笑い]
…ん?…あぁ、良く似てる、けど…
[問われ、凝らし見た彼方の人物は]
…ズイハラ、さん?
[その人にそっくりに見えた]
――。
[しかし、聞き入っている様にも見えて]
[声をかけるべきか否か、様子見している]
[様子見していたのがバレたらしい]
あ!
…どうも、どうもー!
[ぺこぺことお辞儀]
ズイハラさん、ですよね。
[にこにこと笑い]
その後、携帯はどうですか?
[悪意の無い笑みのまま無邪気に問うた]
あぁ携帯ねぇ…。
[胸ポケットから覗く、例のシルバーダガーのストラップ]
忙しくてまだ修理出せてないんだよなぁ。
明日の得意先廻りのついでに出してこようかと思ってるけど。
電話さえ出来りゃ良いかと思ってたが、使えないとそれはそれで不便さね。
[はふ、と溜息はすぐに表情に出るタイプ。]
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