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[育ち盛りの言葉に拗ねたように眉を寄せた]
ズイハラさん?
[耳慣れない名前を繰り返す。どうやら知り合いらしいその男に、イマリの後ろから会釈をした]
[相手の返答にこくりと頷き]
まだ修理出せて無いんですかー
修理自体もそんなに時間かからないと
いいですけどね?
[言葉を紡ぐも、相手の表情に]
そうですよー、動かないと動かないで、
結構不便ですもん、携帯って!
普段は動いてくれてるから気付かないだけで。
[胸元のストラップを見遣り、残念そうな顔]
[自身の後ろ辺りに居る後輩の声に]
うん、ズイハラさん。
…えっとね、中央公園で携帯無くしちゃった人。
それを一緒に探したりしたの。
見つかったんだけど、液晶壊れちゃっててねー。
[とても簡単な説明]
別に、それ以外の関係は無いよ
[ふふ、と意味深な笑み]
俺らが学生の頃には、携帯なんか無かったんだけどなぁ。
ポケベル持ってる奴はいたが。
いつの間にかもう、生活から切り離せなくなっちゃってるね。
[胸ポケットをトントンと叩いて。]
で、その子は彼氏さん?
こりゃ、邪魔しちゃったかな?
そうですねぇ。
携帯無い生活なんて考えられないです。
…多分、3日そんな日が続いたら発狂する。
[冗談とも本気ともつかぬ呟き]
[しかし、表情は淡々と、笑う事無く]
…え?
[続く問い掛けに瞳をぱちぱち]
…カレシ?
[後ろの後輩を見上げ]
…カレシなの?
[思わず問いかけた]
そーなんっすか。
[イマリの説明に頷いて、意味深な笑みには少しビビりながら]
そら、大変でしたね。
[この先輩に絡まれてという言葉は、なんとか呑み込んだが、ズイハラの「彼氏」の言葉にずるりとビニール袋を落としそうになる]
滅相もございません。
[あはは、と力なく笑った]
[戸惑う後輩を、じぃと見つめ]
こういうのは真顔で聞くもんでしょ
[真顔で言い放った]
[しかし直後、へらりと砕けた様に笑い]
滅相もございません、だそうです
[ズイハラに向き直り、返答した]
うう。後輩いじめだ。
[言い放たれた言葉に涙をぬぐった]
あ、ヤベ。
そろそろ帰らないと。
[広場にある時計を見て慌てて、携帯でも時間を確認する]
つーことで、先輩、俺はこの辺で。
あ、ズイハラさんお会いできてうれしかったです。
[勝手に手を取るとぶんぶんと縦に振った]
そーかそーか、トモダチってとこか。
[二人の様子を微笑ましげに眺め、肩を揺らす。]
ぁ、えぇと…
そういや、キミの名前…聞いてなかったね。
何ゆってんの、可愛がってるんだよー
愛おしくて堪らない後輩ちゃんだもの
[涙を拭う仕草の後輩に、けらけら笑う]
ん。
気をつけて帰るんだよ。
夜道には危ない人も沢山居るからさ。
[何か間違った台詞を]
[自分よりも大きい後輩に向けて云えば]
バイバイ。
[にこにこと、手を振るだろう]
俺ですか?
[問われて初めてまだ名乗っていないことに気がついて]
タカハルです。新井 貴晴。
この…女性の学校の後輩っす。
じゃー、また。いつかお会いできれば。
先輩はまた明日!
[袋を握りなおすと、駆け足で家に*向かった*]
[二人が手を取り合う様子を見ながら]
…名前?
[ズイハラに問われ、挙動停止]
――…(あれれ…)
[云ってなかったっけ、と思考を巡らし]
――
[一切、名前の"な"の字も出していない事に気付く]
えへへへへ…。 イマリです。
上原、イマリ。
[笑って誤魔化そうと、無邪気に笑い]
あ、あぁ、うん。よろしく。
[少年に勝手に手を取られて、訳もわからずぶんぶんされたりとかして。]
気をつけてなー。
[手を振って見送った。]
へぇ、イマリ…。
良い名前だね。
個性的で一度聞いたら忘れられなさそうな辺りが、キミにぴったりだ。
そうですか?
[素敵、と言われれば悪い気はせず]
まぁ、それほどでも
[にこにこと上機嫌]
何でか友達にも同じ様な事言われます
自分でも自分の名前大好きなんですよ
イマリ。
[人差し指で宙に"イマリ"と書き]
ぴったり。
[満面の笑み][其処にある思いは都合よく消化された]
ズイハラさんは、えっと…
[下の名前を思い出そうとするも思い出せず]
[しまったままの名刺を引っ張り出そうと鞄をごそり]
じゅうさち…
[小さく、トンデモナイものを呟くも]
しげ、
……しげゆき
[其れらしいものを言い直した]
しげゆきさん、ですね
そ。幸せが重なると書いて、重幸ね。
[ジュウサチと呼ばれたのは多分はじめてだろう。]
まぁ…どっちかというと、ちっちゃな不幸が重なりまくりだけどなぁ。
[たはは、と情けない笑みを浮かべて、胸ポケットをチョン。]
良い名前ですね
[相手の目を見つめ微笑んだ]
ちっちゃな不幸?
[ぱちぱちと目を瞬かせ、チョンと触れる胸元を
目線だけで追った。
其処には確かに小さな不幸が自己主張]
あははは
[思わず笑い]
其の分の幸福がきっと後々、来ます
[自信満々に言い切る人]
大きいのがひとつドカンと来るよりマシさ。
[笑う姿に多少不満げに。]
人間万事塞翁が馬、って奴かね。
…良いこと、そろそろあってもいいもんだけどなぁ。
[頭の後ろに手を組み、のんびりと歩き出す。]
じゃ。
…たまにはちゃんと家へ帰れよ?
[ひらりと手を振って、帰路へ。*]
[大きいのが一つ、ドカンと…には笑顔が消え]
…それは…ちょっとヤかも
[こくりと喉を鳴らした]
だぁいじょうぶです。イマリが保障します。
絶対良い事、ありますから!
[吹き飛ばす様に笑い]
ハーイ。ズイハラさんも、
ごゆっくりお休みに下さいねー
[去り行く背を見送り手を振った]
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