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ううん。バスは……まだみたい。
そうだ。おみやげ。
[そう言って手に提げた紙袋から、ごちそうやら小さな木の箱やらを取り出す]
>>+4
久しぶり。
[パオリンににこりと笑い返す]
>>+5
で、でも……来るよ。きっと来る。
落ち着いたら、何処にバスが来るか聞いて来ようね。
ええとね、かーさんからおみやげ、お団子はヌイの奥さんの分もあるんだよ。
あと、おいらが作ったんだ。
[何かを思い出したかのように声を上げた]
──あ。
ねーちゃん……ケーキありがとね。食べれなくて、ごめん。
[パオリンの腕の中の赤子に気がついた]
あれ? すごい可愛いね。
きっと将来美人さんになるよね。
[目を細めてそっと指先で頬を撫でる]
じいちゃんが居るってことは……きっとちかは、大丈夫。
あとは……ユウキさん。
かーさん……ツキハナさん。ユウキさん……とーさんを、助けて……。
[>>+9 ヌイは文字通り首を捻った]
『あの俺?』おいらには難しいな。ええと……。
まず、ギンは『トウサン』じゃないんだ。
[紙袋から顔を出したギンの頭をなでなながら答えた]
ヌイさんは、バスを待ってたの?
[ここならバスが着くと思っていたけれど、
未だ待ち人きたらずなヌイに、
心配そうに尋ねる]
/*
……そー言えば、冥銭って硬貨?
紙幣と思っていたのはおいらだけっぽいね。
うわぁ。何でだろ。中国の方で、死者に対して紙幣を燃やすって風習があって、そこから来たようなんだけど。
……えへ。
>>+11
にゃ?
[ヌイの父サンに反応してギンが首をかしげる]
バス来るかな。
じゃあおいらも少しだけ一緒にまとうかな。
だーかーらー。
ギンは『父サン』じゃないんだって……あれ。もしかして、ヌイの実家の方の言葉だと……『父サン』って……。
『父サン』って何?
[真顔で聞いた]
>>+13
えええええええ!
ホントに『父サン』なの?
ギン……いつの間にこんな大きな子供を。
しんぴすぎるとおいら思う。
[ギンをじいっと見るが、
ギンはまったく気にする気配も無く、
スイの手からひょいと降りると、後ろ足で頭を掻いている]
[しばし目を閉じ、"家"を想う]
──。
怖いよ。おいらがやったことを許してもらえるなんて思えないよ。
でも、謝らないと。
ずっと立ち止まったままだと……。
おいらも、おいらの大好きな家族が、心配してくれる人が、幸せになれないんだ。
>>+15
うん。可愛い。
スグルにーさんか、ミナツちゃんなのかな。
[名前を忘れた様子のパオリンに一瞬だけ真顔になる]
そっか、徐々に向こうに行くんだね。
[……おいらは忘れないようにしないとな。と小さく呟く]
あ、そうそう。パオリンって呼んでいい?
明るくて食いしん坊で、面白いおねーさんの名前なんだよ。
[にこりと笑うと、紙袋からお土産の草団子を取り出した]
[ヌイに撫でられてギンはごろごろと喉を鳴らす]
うーんと……XX町
[町の名前を告げて苦笑い]
遠い、遠いところからだね。ヌイさんほどじゃないかもしれないけど。
あれ──あ。スグルにーさんだ……。
おーい。ごはんあるよー。
[スグルに大きく手を振った]
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