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[目が開いているのか閉じているのか、判別できないほどの暗闇の中で意識を取り戻した]
なぜ、ここは?
何かをしなくてはならなかったはずで…私は、俺は、僕は……だれだったっけ。
[そんな考えはすぐに頭の隅に押しやられる。この闇は、この浮遊しているような間隔は、どこか懐かしく、そしてひどく安らいだ]
[背中を丸めてまどろんでいると、懐かしい声が聞こえてくる]
なあんだ、ののちゃん、こんなところに居たんだ。
ねえ、今日は何をして遊ぶの?
[声のするほうに伸ばしたがあまりに周りが暗くてよく見えない。代わりに、腹のあたりから、すぅ、と一筋、紐のようなものが遠く上のほうに伸びているのが見えた。掴もうとするが、するすると逃げられて上手く掴まらない。しばらく夢中になって追いかけていたが、やがて再び背を丸めて*眠りに落ちた*]
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