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……おい、ウサ公。
お前も忘れ物してくなよ。
[揺れるような感覚に目を瞑る前、チラリと見えた兎に左手を伸ばす。
飛び出したナニカは銀の光の尾を曳いて、本来の持ち主、兎の元へ。
フゥと息を吐き瞼を閉じた]
[カチカチと左手の腕時計が時を刻む。
秒針も短針も長針も。いつものように動き出す]
……ただいま。
[目を閉じたままでの呟き声は風がヒュルリとどこかへ運ぶ。
見つけた「忘れ物」をしっかり持って「現在(いま)」を歩くために。
瞼を上げて、次の一歩を踏み出した**]
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兎さんに力を返すよ、の巻。
デコピンくらいはしても良かったカナと投下してから思ったw
時間が圧倒的に足りない…!
というわけで、後日談的な何かはSNSとかでお許しくださいませ(汗
失敗しないうちに、ご挨拶もも。
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ご挨拶っ。
執事国は2年ぶり、普段は幻夢とか薔薇の下国とか、くろねこさんの企画に参加してるrokoaと申します。
今回見切り発車で参加したお陰で「ワスレモノ」は見つけず終いになりましたが、それもまた一つの結果かな、と思ってます。
皆さんが「ワスレモノ」を見つけたみたいだし、いっかな、って気分ですw
皆さんが「ワスレモノ」を見つける過程が素敵なものばかりで、眼福の極みです。参加して良かった。
楽しい時間を共有させて頂き、ありがとうございました!
また同村した折はよろしくお願い致します。
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駆け足に後日談どーん!
貢さん勝手に確定しちゃってごめんね!
見合い相手は確定にはしてない、けど。貢さん想定は、した!ごめん!
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と、言うわけで、ご挨拶っ。
今回は、『風の音・刻の音・ワスレモノ』へのご参加、まことにありがとうございましたっ!
GW横断、というとんでも日程にも関わらず、フルメンバーでの開始となった事、心より感謝しております。
一人一人の物語がとにかく綺麗で、日々とても楽しませていただきました。
強縁故でまさかの赤まで一緒になった貢には、改めて感謝を。
楽しかったよ、赤やり取り!
大雑把な企画を素晴らしきものにしていただけた巡りあわせに感謝しつつ。
改めまして、お疲れ様でした。
また、機会がありましたら、どうぞよしなに!
以上、くろねこたすくでしたっ!
― 後日/ギャラリー 刻 ―
いらっしゃい――… あ、菊子ちゃん!
[扉の音に振り返れば、弾んだ声が菊子を迎える。]
来てくれたんだ。ありがとー。
お茶も出すから、ゆっくりして行って ね。
あれから幾つか写真も追加したの。 ……ふふ。ウサギの写真だよ。普通のロップイヤーだけれど。
[声弾ませてお茶を淹れながら、視線はふと菊子に向く。友達とふたり、並んだ背。
固い声で名乗ってくれた出会いの日より、何だか少し大人びたように見えた。**]
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今回もまた素敵な村にお邪魔させていただき、いっぱい楽しませていただきました。
執事国の雰囲気と、この村の空気は本当によく合っていたと思います!
色々失敗もしたけれど、ご一緒してくださった皆様、本当にありがとうございます。
特に縁故貰って後半ずっとつきあってもらったロッカ君には格別のありがとうを。
一方で接触できなかった人までいるのは残念だけど、後日このご縁が生かせたりもしたらいいな、と脳内妄想しつつ。
普段は幻夢国、薔薇下国辺りに出没しております兎猫のMeyでした。SNSやmixiなどにも生息してますので、もし良かったらそちらでも。
いつもお世話になってる方々は今回もありがとうございましたー!
お祝いの言葉もいただいてしまって、とても素敵な黄金週間を過ごす事ができました。
またご一緒できたりしたらよろしくお願い致します。
もう一度重ねて、ありがとうございました!(ぺこり)
[>>46金色の光など知らないという言葉に首をかしげて、>>100二人がうさぎに力を押し付けられたという話を聞く。
ふと、この空間にいる飛鳥の声を拾ってくれた人がいたことを思い出す。
ならば力を押し付けられたのは二人だけではなくて、他にもいたのだろうか思考を巡らす。
>>101チカと佑樹に加えて、時計屋さんも探してみたらどうだろうと提案しかけ――>>102]
無事でよかった。
[合流できたことを喜びあい、情報交換にいそしむ。
>>106歩き回って、あちら、にいる人をみかけても干渉することはかなわず、時折浮かぶ幻はたわいのない日常の風景。
ワスレモノ、が彼女にまつわるものであるという以上の情報はみつけられなかった。]
― 更に後日/青海亭 ―
チカノちゃんー!来たよー。
…あ、おばさん。お久しぶりです。
[青海亭の入り口を潜り、案内された席につく。
チカノやチカノの母親と二言三言挨拶を交わし、お勧めを聞いて注文を幾つか。
そうして、省吾へと向き直った。]
今日もお疲れ様でした。
……個展ももう直ぐ終わりです、ね。
何だか、色々なことが一度に駆け抜けたような心地。
/*
ちなみに、ロッカ君と一緒に戻るかどうしようか迷って。
なんとなく、俺は公園に戻って灯台まで迎えにいくのもいいかなーとか思ってたんだけど、そこまで間に合いそうにもなかったので、どちらでもいけるような曖昧なものにしてしまったとか(爆
うん、最後までこんなでごめんなさい(苦笑
[あれから、少し慌しかった。
みんなの無事を確認しに奔走して。ほっと安堵するもつかの間、勝手なウサギに対しての盛大な愚痴大会に参加したり。ほんの少し来客の増えた「刻」に日々通い、接客に明け暮れたり。]
この間も言ったけど、今日はわたしがご馳走します。
色々なお礼なんですから。
[じゃんじゃん飲んじゃって良いです!と、相変わらず重い荷物をぽんと叩いた。
「刻」を離れれば、自分の周りは何も変わらない。今も、街の小さな会社でキーボードを叩く日々。
けれど、灯台で燈した新しい夢の欠片は静かに自分に息づいていた。**]
/*
と、チカノちゃんと省吾さんとの約束を同時にこなしつつ。
取り敢えずこの辺りでタイムアップかな、と。
皆様お疲れ様でした…!
終わったらゆっくり〆読むんだ…。
/*
うむ、半年後まではとても間に合わないwwww
そっちは、後から補完、かなー。
エピがこの長さなのも久し振りだにゃー。
[今は引退して店を閉め、散歩とガーデニングで日々を送っている職人だったが、店も道具もそのままの姿で残されていて、時折、どうしても他では直せなかったという古い時計の修理を無償で引き受けている]
[人通りの絶えた昼下がりや、明るい月の夜に、慌て者の二足歩行の兎が店に駆け込んで行く姿を見た、という者も、たまには居たかもしれない…**]
―雷電堂―
ちわ。
今大丈夫っすかね?
[あの一件の後。
人の少ない時間帯を選んで、入り浸るようになった場所があった。
最初は買い物のついでに少し話す程度だったのが、いつからか話すことの方がメインになっていた。
時には猫を構いなどしつつ、いつも他愛ない話から始めて、けれど最終的には]
そーだ、さっきお菊サンが……
[先輩の名前を口にする時、傍目には分かる表情の変化も、本人にはまだ自覚はない**]
― 青海亭 ―
お邪魔します。
[客なのに、そんな言葉を出してしまったのは、六花が店の人達と親しそうにしていたからか。
家に戻れる限りは自炊の癖があったので、この店に入るのは初めてのことだった]
ああ、お疲れ様。
予想外も多くて大変だったと思うけど。
ファンも増えたようだし、良かったな。
[必然的にギャラリーの客も増えていた。
商談に直接結びつくかどうかは問題でない。そうした縁の広がりの方が大切になる店だ]
じゃ、まずは今日一日に、乾杯。
─ とある日のこと ─
そりゃーまぁ、一度受けたのはなかなか断れないもんだよ。
見合いなら尚更。
[愚痴を零す話し相手>>150に茶を用意しながら肩を竦める。あの日以来、柏餅のために来店する若いお客さまは、いつの間にか常連のようになっていた]
ひとまず会っておいでよ。
断るのはそれからでも良いんだし。
親父さんの面子もあるだろうしさ。
一回会った後なら「性格が合わない」って言って断るのも可能だしね。
[家族を大切に思う彼女のこと、こう言っておけば少しは素直に受けるようになるだろうか]
(この様子じゃあ相手の見合い写真見てないんだろうなぁ)
[くつくつと笑いそうになるのを柏餅を口に含むことで隠す。突然頭を横に振る仕草>>159も、一つのことを暗示しているように思えて可笑しくなった]
そらお茶、飲んで落ち着く。
[用意したお茶を差し出して相手の気持ちを落ち着かせようとする]
(当日が楽しみだなー)
[心の中で呟いて、自分もお茶を口にして。その日は何も言わず彼女を店から送り出した]
[そんなやり取りをした後。
見合いの当日、自分は気が乗らなそうな彼女をいつもの笑みで*出迎えたのだった*]
―― 後日談 ――
元気してた?
[久々にかける電話は相手に緊張を伝えてしまっただろうか。
友人の夢はいつしか自分の夢になって、同じ夢をおいかけていけると思っていた。
けれど、家庭環境の複雑だった彼女は同じ夢をたどることはできず、後ろめたさを抱え込んでしまった心は、自分から連絡をとるということに臆病になってしまった。]
ん、ちょっと懐かしくなっちゃって。
[彼女からも連絡がくることもなく、自然と遠ざかってしまった。
今ならば慣れない異国で大変だっただろうと、そんな風にも思えるけれど。
置き去りにしてしまったのは自分の心、そして、確かめることをしなかった彼女の――。
一緒にみつけられるだろうか、ワスレモノ、を**]
/*
皆様おつかれさまでした。
駆け足になってしまったけれど、なんとかこれで締めで!
RP村にはgarnetで参加してますがふぁうなと覚えていただけると幸いです。
またどこかでお会いできたらよろしくお願いします。
お付き合いありがとうございました。
学生 バクは、ここまで読んだ。[栞]
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