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―煌星学園・教室―
[補習終了のチャイムが鳴る]
ふあーあ……
やっと終わったか……眠ーーぃ
[ガタっと音をさせながら椅子から立ちあがり、首をぐるぐる回す]
さてっと。終わった終わった。
さーて遊びに行くかな!
…っと、例の駅集合って今日だったよな
なんかおもしろそー
誰が来んだか知んねーけど。
行く奴いるー?
[教室内を見回し声をかける。
行くという奴がいたなら、一緒に行こうぜ!と声をかけるだろう]
―廊下―
[土曜日ということもあってか普段より静かな学園を歩いていると図書室から見知った顔が見え]
やあ、櫻木さん
今日はいい本見つかった?
[人好きのしそうな笑顔で彼女に話しかける。
階段を降りきって隣に並ぶと彼女の歩調に合わせて歩きだす]
あ!
[犬を撫でていた手を止め、勢いよく立ち上がる]
……補修、すっかり忘れてたのね。
[呟いた後、慌てて荷物を詰め込み教科書も持っていないのに学校へと走り出した。
ベンチに虹色に塗られた絵を残して]
―学校前―
[校門から中を覗き込むとチラホラと帰路につく生徒達の姿が見える]
遅かったのね。
[どうしたものかとウロウロするが、どうしようも無いという結論しか出ない。しかし折角ここまで来たのだからと中に入ることに]
−廊下−
ん?
[名前を呼ばれれば、聞こえた方向へと視線を向ける。]
弓槻君。
ううん、まだ読んでいる本、読み切ってないのよ。
[隣に並んで歩く彼へそう答えた。]
あ、そうだ。
弓槻君は松柏駅、行くのかしら?
よかったら一緒にいかない?
あの駅、誰もいないじゃない。
一人だと不安になるのよ。
[弓槻が偽汽車の噂を知っているかは定かではないが、そう彼へ尋ね、返事を*待っている*]
そう。
おもしろい結末が待っているといいね。
[笑みを浮かべたまま彼女から、前へと視線を外す。
しかし彼女の問いかけに反応して彼女の方に向き直る。]
うん?
駅には、行く気ではあったけれど…今日は何かあるのかな?
うーん…まあ、多分目的は違うけど女の子一人で行くのは危なそうだね。
ふふ、喜んでエスコートさせていただこうかな。
[腹に手を当て軽く頭を下げて見せる**]
[職員室前の廊下で外を見ていると、教師である須藤が向かってくるのが視界の端で見えた]
やべ、モミジちゃんに言われたのに・・・。
[あわてて、須藤から遠ざかるように駆け出す]
ははっ!須藤・・・先生、またね!
―弓道場―
[バン――ッ
大きな音が弓道場を包む。周囲にいた数人の生徒からは、おお、と感嘆の声が。
そう、今しがた放たれた矢は、見事中心に近い位置に刺さったのだった。
だがその隣には、惜しくも的に当たらず、土に突き刺さった状態の矢があった。
寺崎はゆっくりと弓を下ろすと、こちらを見ている部員の方を振り返り口を開く。]
さて……。
さっきの君と、今の僕の動き。どこが違ったかな。
[直ぐに答えを言って教えるのではなく、相手が思考を巡らせるように指導するのが寺崎のやり方だった。相手に、腕の角度が悪かったのだと気付かせるため、次期主将の彼が手本を見せていたのである。
後輩の男子生徒―1本目の矢を放った部員―から、想定していた通りの回答を聞くと、寺崎はその部員の肩に手を置き、にっと笑って見せた。]
よーし。分かったならもう一度。
感覚は自分で掴むしかないからなっ。
[そう告げると後ろに下がり、成り行きを見守る事にした。]
[練習を重ねる間に、土曜の午後は過ぎて行く。
チャイムが鳴ったのを区切りに練習を止め、自前の弓を専用の袋に入れて片付ける。
高校指定のジャージに着替えてから、弓を左手に持ち、弓道場を後にした。
廊下を歩くと、土曜なのに制服姿の生徒が多い事に気付く。
普段は部活動の生徒しか居ないはずだし…。一瞬考え込んでしまったが、思い出した。]
…ああ、隣のクラスが補習だった。
それで人が多かったのか。
[行き交う生徒を見て自己解決。
部活を終えた今、学校には特に用事も無いし…と、教室の前を通り抜けて玄関へ向かう。]
―玄関前―
[そこで、制服姿では無い女生徒の姿を見つけた。
明らかに体育系の部員ではなさそうだし、私服のままの彼女を不思議に思い、やや離れたところから声をかけてみる。]
えーと……、村瀬さん…?
部活やりに来た感じじゃないけど…忘れ物でもした?
[村瀬六花。普段はあまり接点の無い人物だ。
1年時にクラスが同じだったが今は違うし、久しぶりに話しかけたような気がする。]
―学園・教室内―
やっと…終わったぁ…。
あーもう嫌。補習なんかこの世から消えちゃえばかぁ…!
[補習をミッチリ受け、ぐったりとうな垂れていたところに成瀬のクレープ食べたいとの叫びを耳にし]
おぉ〜!リウいいこと言う〜!
いいねいいねっ!
やっぱ疲れた脳には甘いモノだよねっ。
あたしもっ…………もにょもにょーん。
[一緒に食べに行きたい、と。
そう言いたかったのだが、全てを言い終わる前に成瀬が須藤に窘められているのを見て、咄嗟に発言の方向転換を試みた結果がもにょもにょーん。だった]
[須藤が教室から出て行ったのを確認してから、成瀬の方を見やると申し訳なさそうな笑みを浮かべつつ、軽く両手を合わせてみせた。
ほんのりと罪悪感のようなモノを感じていたのだろう]
……って、あ。
例の駅って、もしかして松柏駅の事?
はいはーい!あたし行くよ!
幽霊電車とか超おもしろそー。
ヨシアキも興味あるんだったら一緒に行こうよ。
[視線を成瀬から長澤へと移すと元気に挙手をしながら参加表明をし、誘いの言葉をかけてみる。
そのまま成瀬の方に再び視線を戻して]
リウは偽汽車って知ってる?幽霊電車。
暇だったらリウも一緒に行こーよ。**
そうね。
このまま面白い結末で迎えてくれるといいのだけど。
[一遍の文章を思い出してそう答え、くすりとほほ笑む。
「今日は何かあるのかな?」の言葉に]
ん?
偽汽車の噂、確かめにいくのよ。
[知らなかったかしら?と首を軽く傾げた。
弓槻の返事と自分へと、腹に手を当て軽く頭を下げるその仕草にこそばゆくて顔が熱くなっていくことに気付く。
このくらいで赤くなる自分に落ち着け、と心の中で言い聞かせ、こほんと咳払いをした。]
弓槻君、ありがとう。
[そう礼を述べて、玄関へと向かって行っただろうか。
もしかしたら彼と話をしながら玄関へ向かったかもしれない**]
[ケンに声をかけられ、声の主を探してキョロキョロと辺りを見回す。現在のクラスメイトでは無い彼の姿を認め、記憶を手繰り寄せる]
んーと、んーと……ケンくんだー!
[思い出せたのが嬉しかったのか、両手を上げて名前を呼んだ。そしてすぐに手を下ろし]
六花ね、補習忘れてたのね。でも思い出したから来たのね。でも遅かったのよ。だから先生にごめんなさいしに行くのね。
ケンくんも補習?
[人懐っこい笑顔を浮かべて聞き返した。
今では散々注意されてやらなくなった走り幅跳びの砂場でお城を作ったり、チョークを教壇に並べて電車や動物を描いたりしていたことは去年同じクラスだった彼は知っているだろう。
当時クラスでも遠巻きに見られ勝ちだった六花にはこのように話しかけてくれる相手は嬉しい存在だった]
─3日前・授業後の塾の教室─
[塾講師が授業の終了を告げると共に、堰を切ったように年若い男女の話し声が溢れ出す。
早速席を立ち帰路を急ぐ者、友人同士寄り集まって暫く溜まる者など行動は様々だけれど、どの生徒の顔にも僅かな開放感が滲んでいた。
そのうちの一人である三枝小春も、使用したテキストや筆記用具を手にとっては、一つ一つ鞄に収めている]
……あ。 冬樹も夏海も、ちゃんとご飯食べたのかな。
[荷物を収めきってから、ふと独り言が漏れた。
鞄の中からやや旧式の携帯電話を取り出して電源を入れると、新着メールが届いた旨を知らせるために、ぶるぶると震え]
To:お姉ちゃん
From:夏海
Re:夕飯は
友達とマックに行った
から、いらない。
>冷蔵庫の中です。
>
>レンジで温めて、食べ
>てね。
>
>鍋の中にはお味噌汁が
>あるけど、火を使った
>後は、きちんとガスの
>元栓を締めなきゃ駄目
>だよ。
……そっか。
[ひとつ、ため息。
冬樹──弟からの返信は無かった。
代わりに届いていた母からのメールを開くと、表情をやや緩めて]
お母さん、土日にお休み取れたんだ。
[休暇が取れたので、その日の家事や弟妹の世話については心配しなくてよい、と書かれていた。
その代わり、昼までは寝かせておいて欲しいとのこと]
じゃあ、土日は外食かなあ。
冷蔵庫の中身、使いきっておかなきゃいけない食材って何があったっけ。 お茄子と、鯖と……お豆腐?
[須藤教諭の声が聞こえなくなったら足を緩める]
えーっと、松柏駅は深夜だったよな・・・。
家に帰るのは面倒だけど、それまでどうしようかなあ。
[ぶらぶら校内を歩く。制服じゃない姿は浮いて見えるが、本人はまるで気にしていないようだ。気がつくと自分の所属する教室に戻っていた。中から肝試しの話題が漏れ聞こえてくる]
お、なんだ、みんなも行くんだな!俺もあいつらと・・・
[とドアに手をかけるが、思い直す]
いや、俺は遊びじゃないし、空気つまんなくするだけか・・・。
やっぱり一人のほうがいいよな・・・。
[そういってきびすを返す。だが誰かに気づかれれば、自分にしょうがないと言い訳をして行動を共にするだろう**]
[クルミの声に反応し、視線を止め、クルミに近づく]
お!そうそう松柏駅!
クルミ行く?じゃ一緒しようぜ!
面白そーだよなー
リウもヒマだったら一緒に行こうぜ
なんか面白そうじゃん!
クレープぐらい俺がおごってやっからさ
腹ごしらえして遊ぼうぜー
[クルミと一緒にリウにも誘いをかける。
リウも同意するなら3人で、しないならクルミと2人で教室を出るだろう。
他に行く奴がいるなら声をかける]
[ふっくらとしたフォルムの指先を口元に当てて、暫しの思案。
冷蔵庫に入ったままの夕飯は、明日の朝ごはんに回して、弁当にも入れてしまおうか。
2人分残っていたらきっとそれだけでは片付かないから、夜の内に少しは食べておかないと、……なんて。
無意識に唇に触れていれば、荒れた指の腹が引っかかった]
……痛、……。
[思考に沈んでいたために遠くなっていたざわめきが、身近に戻ってくる。 時計を見て、慌てた様子で席を立ち]
い、いけない。遅くなっちゃう……!
[肩掛け鞄をかぶって、長いマフラーをぐるぐると巻く。
桜の季節は間近といえど、日が沈めばまだまだ寒い]
[足早に出入り口に向かう途中、一際賑やかなグループが歓声を上げたのを聞いた。
視線をやれば、中心となっている塾講師、近藤天馬が一番に目に付いて]
──土曜日の夜、松柏駅……。
[青玲学園の噂については、知っている。
この塾に通う生徒の一人が失踪したという事件とオカルティックな噂話が絡み合い、一時期大変な騒ぎになったのだ。
それは噂ごとに疎い小春の耳にも入ってくるほどで、例え意識して情報を集めておらずとも、殆ど話もしたこともない小山内のプロフィールに妙に詳しくなってしまった。
近藤は元々生徒に対してフランクな気質を持っているけれど、その中で小山内と懇意にしていたことも知っている。
けれどそれは、噂話から知ったことではなく、近藤を目で追っている内に気づいたこと]
おー。名前覚えててくれてた。
[六花に下の名前で呼ばれ、笑顔を返す。]
…なるほどね、村瀬さんは補習組かぁ。
ん?僕は部活やってたよ。
[これだよ、と左手にあった弓を少しだけ動かしてみせる。]
あ、ねね。職員室行くなら、これ届けてもらってもいい?
来た時に、玄関で拾ったのすっかり忘れてた。
[あちゃー、という表情をしながら、ごそごそと鞄から取り出したのは[櫻木 ナオ]の名前が書かれた生徒手帳だった。]
…いや、用事を押しつけるのは良くないか。
ごめん、やっぱ自分で届けに行くよ。
[向かう先は同じということで、一緒に先生のところへ行こうと、六花に向かっておいでおいでと手を動かした。]
せ、
[先生も来るんだ、と続けようとして、言いよどんでしまった。
唐突に雑談に混じれるほど、盛り上がっている生徒たちと仲が良いわけでもなく、社交的なキャラクターでもなかったから。
小春が立って居たのは近藤のやや後方、死角となる位置。
マフラーに口元を埋めて、幾度も口を開きかけては躊躇っていると、生徒たちの笑い声に紛れるように、近藤の苦い呟きが漏れ聞こえた。
『――小山内がどうして死んだのか、知りたくないって言ったら嘘だしな』]
──先生、さようなら!
[とっさに口を開いていた。 明瞭な発音につられて、背筋まで伸びた気がする。
努めて大きな声で挨拶を発すると、相手の返事も待たずに、駆け出すようにして教室を出た。
何だか、秘密を盗み聞いてしまったような。
駆け足からくる動機と共に、胸騒ぎを抱えて]
……土曜日の夜、松柏駅……。
[近藤が「偶然」足を運ぶと話していた場所の名を唇に乗せてみる。
その呟きは、分厚く巻かれたマフラーに受け止められて、小春以外に届くことはなかった]
偽、汽車…?
ああ、そういえばそんな噂を耳にしたね。
それが今日なんだ?
だったら尚更櫻木さん1人で行かせる訳にはいかないな。
[聞き覚えがあるような単語に首を傾げる。
何とか記憶の片隅から噂の話を引き出し噂の内容を思い出せば苦笑いで彼女を見やり]
いやいや、気にしなくていいよ。
松柏駅にはどうせ行こうと思ってたからね。
[小さく咳払いをして礼を言う彼女に緩く手を振ると連れ立って玄関に向かう。
途中誰かに合えば気さくに話し掛けるだろう。**]
えへへー。ケンくんはクラスのおにーさん的存在って誰かが言ってたのね。六花、ちゃんと覚えてるのね。
[覚えててくれたという笑顔に嬉しくなって得意気に他にも覚えていることを言う。
部活をやっていたと言いながら動かされる弓に目をやり]
部活?キュウドウ?弓大きいのねー。
[言いながらテレビ等で見たことある弓を射るポーズをしてみせる]
用事?落し物なのね。
[寺崎が誰かの生徒手帳を取り出すのを見つつ、だが思い直して職員室への同行の誘いに笑顔で頷いて答えた]
うん、行くー!
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