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―ポルテの店―
こんばんはー。
よいしょっと…採れたての野菜持って来たよ。
[ポルテの店に付くと、野菜の入った木桶を見せて]
お腹すいちゃって。これで何か作ってくれない?
[ポルテに頼む]
―小料理屋―
[ポルテの店へ向かう途中、さっき別れたばかりのダンケとも出会っただろうか]
あ、こんにちは。
[店に到着すると、丁度家を出る所のポルテと出くわした。
金髪の女性の微笑みに、こちらも小さく笑みを返して]
今からお出掛け?
夕ご飯を頂きに来たんだけど、少し待った方がいいかな?
[割烹着を脱いだポルテに問い掛ける]
― 村の外れ ―
[家屋は途切れ、田も畑もなく、それ故に人通りも少ない、村の片隅。虫の声や葉擦れの音しかしない其処に、男が一人佇んでいた]
……
[地味な紫の着物を纏った男は、山の木々を、空を見つめ、そっと目を閉じる]
お、丁度良い。
良かったね。そんなに待たずに食べれそうだ。
[ご飯が炊けたところと聞くと、嬉しそうに来る途中で再び合流した清治に声を掛けて、席に座る]
お、冬瓜の煮付けか。いただきます。
[出された冬瓜の煮物に嬉しそうに手を合わせると、ゆっくりと食べ始めた]
はい。
[ポルテに促されるまま店内へ入り、カウンター席に着く。
目の前の卓には冬瓜の煮付けが置かれた]
頂きます。
[両手を合わせてから箸を手にとり、冬瓜を口に運ぶ]
うん、美味しい。
[前菜を腹に収めながら、ダンケの野菜に期待の眼差しを向けた]
[鰹節で出汁を取り、輪切りにした茄子を軽く炒め、出汁に入れる。
最後に味噌を溶かし、椀に盛り、小口切りにしたネギを散らして2人に差し出した]
はい。お待ちどうさま。
[木桶の野菜を流しの水に晒しながら、2人が食べる様子を眺めている]
最近天気が続くけど、畑の様子はどう?
子供たちも元気なのかしら?
……嗚呼。今日も、空が綺麗ですね。
[再び目を開き、呟く。向ける相手もなく、しかし語りかけるような丁寧な口調で。
語り。男は「語り部」だった。己が記憶する様々な話を、子供に語って聞かせたり、儀式などの際に演じ語ったりするのが男の村での仕事だった。
そして、村の時を――幾つも生み出されてきた虚偽や錯誤も含めて――語り継ぐのが]
……、
[熱を孕んだ風が吹く。男の髪が、着物の裾が、微かに揺れる。左の袖だけが大きくはためいた。右手でついと押さえるその下に、左手はない]
そんな事はないよ。
たまにはこう……あっさりしたものも、いいよね。
[米と野菜が中心の献立に、満足そうな表情を浮かべる。
ご飯の量は多かったが、漬物の塩味で食が進んだ]
あれ、夏ばて? 気を付けないとね。
うん、冷汁もまた今度食べさせて貰えると嬉しいな。
[目の前で作られた茄子の味噌汁を有り難く受け取って、一口啜る]
うん、美味しい。
……ああ、子供たちは元気だよ。
夏場はちょっと森に入れば虫が捕れるし、川遊びも出来るからはしゃぎ回ってるんだ。
ただ、授業中はもっと大人しくして欲しいかな?
[言って、苦笑する]
とは言え、こっちの言った通りに練習するばかりじゃ、あいつらも詰まらないんだろうな。
音楽って、何かの役に立てるための勉強でもないしね。
[笑顔には軽く自嘲も混ざっていた]
とっても美味しい。
ありがとう。ポルテさん。
いつも美味しく料理してくれるから、僕も仕事し甲斐があるよ。
うん。南瓜の煮付けも美味しい。
[出された料理にゆっくりと舌鼓をうつ]
大丈夫かい?最近暑いよねぇ。
僕も最近はよくぼんやりしちゃって、仕事が捗らないんだ。
[...の仕事が捗らないのには暑さはあまり関係がなかったりするのだが]
[ポルテの手際のよさに感心しつつも、茄子の味噌汁が出されれば、それも同じように絶賛したりして]
ウチの野菜たちも最近は暑さにやられてちょっと元気がないみたいなんだ。
ほんと、子供は元気だね。先生役も大変だ。
そんな事はないって、音楽だってほら、その…ま、まあ、覚えて無駄な事なんて無いよ。
[普段音楽と縁がない...は無理矢理ながらも清治を励ましてみる]
大変……か。
いや、ダンケさんほどではないと思うよ。
食べ物がなくちゃ生活が成り立たないんだから、責任重大だ。
[ダンケの無理矢理な励ましにくすりと笑い]
ありがとう。学校があるんだから、教養や娯楽だって、きっと必要とされてる……って、思う事にするさ。
[教室の片隅に置かれた、古びたオルガンを思い呟いた]
[男には先天的に左手が存在しなかった。左腕の肘から先がない状態で生まれたのだった。その特徴から子供の頃に儀式の対象に選ばれかけた事もあったが、結局男が神に奉げられる事はなかった]
高きにおわす 天の御神よ
迷える我等を 導き賜わん
[小さく祈りの歌を口ずさむ。歌声は柔らかくも凡庸なもの。ゆるりと踵を返すと、草履の軽やかな足音を響かせながら、村の何処かへと*歩いていった*]
……ご馳走様、ポルテさん。美味しかった。
[出された料理を平らげた所で、席を立つ]
貰ってばかりも何だし、何か手伝う事があったら言ってよ。
……お役に立てるかわからないけど。
[料理の腕は言うまでもないし、オルガン奏者らしい細い指は力仕事にも向いていない。
それでも、感謝の気持ちだけは伝えたくて、そう口にした**]
/*
今晩は、色々と残念な事に定評がある村建てです。
村建てなのに入村遅くてすみません。どんなキャラをやるかで物凄く迷って……結局いつもやってるような感じに落ち着きそうな。
左手がないという事を忘れないようにと、変な設定の綻びを作らないようにと。注意。
ちなみに呼び名設定は、アンケで名前を書こうとして、「ンガムラって名字でしかないじゃないか」と気付き、咄嗟に考えたという……。
ンガムラ。二回目ンガムラ。オカマじゃないンガムラ。執事国でも思い切り既使用キャラ使い始めたとか。弱い意志でした。
いやいや、この仕事はのんびりしてても怒られないからね。
結構気軽で楽しいよ。
[清治にそう言って、笑みを向け]
そうそう。それにほら、儀式の時だって神様に捧げる音楽を奏でるしさ、必要とされてるんだよ。
[儀式の時に奏でられる音楽を思い出せば励ますようにそう言って]
そうだな。また収穫の時期になったら、その時はお願いするよ。またね。
[家に帰る清治を見送り]
さて、僕もそろそろ帰るよ。ごちそうさま。
また、野菜が欲しい時には言ってくれれば持って来るよ。
[ポルテに料理の礼を言って、店を出た**]
48h経過しましたが、現時点で参加者が少ないため、開始を延期させて頂きます。
十人前後を目安に集まりを見て開始する予定です。遅くなっても今週中には開始できればと思っていますが、都合が悪いという場合は仰って下さい。
状況次第では少人数開始になります。
セイジ君はもうお帰り?
え? 何か……?
[>>33 セイジの申し出に考え込む]
あ。子供たちと森に行く時にでいいんだけど……。
いちじくやあけび、ざくろ、スベリヒユが有ったら採ってきてもらえないかしら。
フキやヤマブドウは遅いし……クコはまだまだ先だものね。
私、この季節はすぐに赤くなってしまうから、外に出る時は大変。
[セイジを入り口まで送りながら、頼みを口にする。
扉を開く手は、昼の野菜取りの時の名残か、ほんのりと赤い。
ふと何かを思いついたように、いたずらっぽい笑みを浮かべた]
あ。ゲンジモノガタリって知ってる?
昔の人って歌を贈らないと一夜も過ごせなかったのよね。大変よね。
歌とか音楽ってそれくらい大切なものだったんじゃないかしら。
じゃあ、またいらしてね。
─小料理屋─
[やってきた村人に料理を振る舞い、代金代わりの食材や物品を受け取る。
そうして誰も居なくなった頃]
まだ早いけど、いっか。
[お櫃に残ったご飯をおむすびにして、ごまを振り大皿に並べる。
痛みにくい惣菜を小鉢にとりわけ、布巾を被せる]
『留守にしております。ご自由にお召し上がり下さい』
[割烹着を畳み、住まいの入り口の脇に置くと、メモをカウンターに残す]
─夜道─
[月明かりの下、うちわをもてあそびながら、下駄の音も軽やかに夜道を歩く。
川までたどり着けば、臆すことのない足取りで岩場を下りて、川岸へ。
下駄を脱ぎ岩に腰掛け、足を川に落とす]
もう蛍も居ないわね。
[うちわで扇ぎながら、のんびりと星空を眺めている*]
―回想・小料理屋―
うん。了解。じゃあ、明日にでも持って来るよ。
[言われた野菜のメモを取る。帰り際、聞こえてきた小さな言葉には、振り返るでもなく、ただ、少し困ったような笑みを浮べ]
ありがとう。また来るよ。
[背中を向けたまま、ポルテにそう言うと、小料理店を後にした]
―自宅―
ただいま。
[家に帰り着くと、誰に言うでもなく、声に出して]
いやー、今日も疲れたなぁ…
[寝床に寝転がり、窓から夜空を見上げる]
おや、今日は満月か。綺麗だな…
─川のほとり─
[月明かりに反射する水面を楽しそうに見つめていたが、しばらくすると足を遊ばせるのに飽きたのか、夜空を見上げ、そのまま仰向けに岩の上に寝転がる]
痛たた……。
[頭を打ったのか、右手を後頭部に置いた。
足を水に浸し空には満月と星が見える]
……
[いつしか*うつらうつら*]
/*
この村は男性ばかりなので、実はポルテも男性にしたほうがいいのかと迷います。
そしたら名前は『ジョン・トラ・ポルタ』で決定です。
だめだ脳が寝ています。
― 診療所 ―
[消毒液を滲みこませた脱脂綿を赤い膝にちょんとあてる。]
わ、… わわ。
沁みちゃったかな?
んー、もう少しで終わるからねー。
――― はいっ、これで大丈夫だ。
お大事に。
─川のほとり─
[東の尾根から太陽の光が覗く頃。
横になったままもぞもぞと動き、伸びをする]
痛い。さすが岩場。
[また何処かをひっかけたのか、苦笑い。
川に入れていた筈の足はいつの間にか引き上げられていた。
半身を起こし膝を抱えるように座り込む。
それでも手をあてるとひんやりと冷たい。
足にいくつかの赤い虫食いのあとを見つけると、しかめつらで爪で十字を入れてみる]
帰ろっと。
[徐々に日が上る中、唐突に立ち上がり、少しよろける。
着物を整え、体についた枯れ葉を落とし、脱ぎ捨てた下駄を履き、からころと小料理屋へ]
─小料理屋─
[店には誰もおらず、おむすびも惣菜もほんの少しだけ減っていた。
住まいに上がり、水で身を清めて着替え、折り鶴の横に線香を上げ、厨房に戻る]
母さんが居た頃は頑張って片付けたものだけど……さすがにひとりだと無理ね。
[言い訳めいた呟きとともに、余った惣菜は堆肥に出す桶に落とす]
すべてのおむすびをざるに入れ水で洗い、匂いを嗅ぐ]
大丈夫そうだけど……出すのは怖いな。干飯にしようか。
[大きな簾を水で洗い、手の平ほどの大きさに薄く伸ばしたご飯を並べる。
すべてのご飯を並べ終えると、店の前に石を並べて高さを出し、その上に簾を置いた。飛ばないように四隅にも石を置く]
今日も天気が良さそうだし、子供達が遊びに来る頃には出来るかな。
[だいぶ明るくなってきた空を見上げる]
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