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――今日は誰にしようか?
[わたしはふと意識を飛ばしてかの人に問い掛ける。]
誰が居なくなったら悲しむかな?
恐怖で怯え泣いてくれる人は誰かな?
おいしい獲物…たべたいなぁ。あのたましい。
[わたしは舌舐めずりをする。]
/中/
昨日のログを読み直すと、表に出てる部分は、そういった修行してない雰囲気だよなぁ。
昨日の独り言をなかったことにする?それっていいの?
うーん。個人的主張だけど、キャラとしての設定を貫くよりは、物語としての臨機応変及び、狼陣営への話のトスを考えたいね…
じゃ、その辺方針変換しよう、うん。
――回想 台所――
[握り締めた呪符が、淡い光を放つ]
え?
[驚くヨシアキの目の前に、呪符から印が現れる。八卦…幼い頃におばばさまから教え込まれたもの。
ヨシアキは事もなげに読み上げる]
陰・陽・陽……『巽』か。
巽は風を司る。風か…
[頭の中に、昼間読んだ村の伝承がよみがえる]
風…カマイタチ…人狼?!
[絵描きの青年の事を思い描いた時に、浮かんだ狼の証。
おばばさまの呪符が間違うとは思ってない。けれど、青年の笑顔を思い出せば、どことなく信じられない話でもあり。
居間に戻って寝ようとしたけれど、考えると眠れもせず。
隅でひざを抱えるようにして夜を明かしたのだった…
――回想終わり――]
[気がつけば、夜は明けていたようだ。うつらうつらしていると、どこかでロッカの声がする]
「桜が…!」
さくらかぁ…桜?
[寝ぼけていた頭に、ありえない季節の花の名前が飛び込んでくる。まさかと思って、窓の外を見ると、風に舞う桜の花びら]
ほんとに…桜だ…
[ありえない景色に立ち尽くしている]
そして翌朝、井戸の脇で管理人の安藤の遺体が横たわっているのが発見された、まる、っと。
[鉛筆を置きメモ帳を閉じると、窓の外に目をやる]
[目覚めてからずっとそこにいたのだろうか。
外。管理棟からそう離れていない場所。桜の乱れ咲くのがよく見えるところに薬屋が立っていた。
思案げにただ立ち竦んでいる。何かを思い出そうとして、思い出せない人間のように]
――美事だ。少なくとも。
[鈴木緑花の驚きの声が遠くからしても、それに続いて人々がざわめき始めても、夢中で何事か考え続ける]
[夢の中、自分を呼ぶ少女の声が聞こえた気がした。ゆっくりと覚醒していく。夢の内容は忘れてしまった。酷く美しかったような、それとも怖かったような、そんな夢]
あれ?私……あぁ、そうか。
[昨夜はナオ達に雑炊を持っていって、そのままそこで寝てしまっていたのだった]
どうしたのロッカちゃ……。
[問いかけつつ少女の視線の先を追って息をのむ。舞い散っている白いものは、雪ではなく……]
桜!?
/中/
結局ヨシアキ当人は八卦などは読める程度だけど、それほど力のないということに変更w
(力が弱いので、サクラにはひっかかるけど、それが何か理解できない、という程度でつじつまは合うはず…だ…orz)
今日、できればヌイと2人で会って、問い詰めはしてみたいけど。
…誰かがアンの遺体を見つけた後がいいかな。
お、先生と薬屋がいるー。どっちかアン見つけてくれないだろうか。
[詩を暗誦するように唇を開く]
“その年の桜は、それは見事に咲いたのです”
否、否……。そんなはずも。
[言い聞かせるように独りごちながら、ゆるゆると桜へ向かって歩く。桜の根元。そうも呟いた]
あれ。井戸の横にいるの遺体!?(笑)
昨日の乃木の前ふりをあれするのかと思いきや
どうしよう。
よし、とりあえずお茶だ。暖まろう。
[どれ位見とれていたんだろう。さくらに。
急に寒さを覚えて、わたしは着込んだカーディガンとパジャマ姿で居間へ向かう。]
[怖かった。ただ純粋に怖かった。
思い出される村の伝承。風が吹くと同時に人の命を奪う。人狼の話。全てはイコールで繋がらないと思ったけど…でもわたしは――]
やだ…怖いよ…っ!何で?何でこんな吹雪の中に…さくらが?
[大声を出してしまいナオを起こしてしまう]
あ、ごめんなさ…。
[反射的に謝るが、そんな言葉は届かないまま、窓に駆け寄った彼女はただ立ち尽くす。手元ではエビコがわずかに身じろいで、ゆっくりと起き上がり...の視線を追って、窓の向こうの風景を目撃した]
なんで桜が?
[彼女達が答えを持っているとは思っていなかった。しかし、その異常な、美しい風景にそこはかとない恐怖を感じた。おとといの晩読んだ本のせいかもしれない。あるいは昨日耳にした伝承か。]
[冷え切った風の中、男は歩みを単調に繰り返す。花びらを降り注ぐ桜の群れ。その中に踏み入る。
男は何も言わず、さくさくと、雪を踏みしめる音だけがする]
……。
[やがて薬屋は立ち止まり、何かを見つけ、屈みこむ。
半ば雪に埋もれた少女の姿。ああ。と呟く。
名前はなんだったろう。確か]
――アン。
[気付くとナオが部屋を飛び出して行った。それなのに。病み上がりの少女に声をかけるのを忘れて、窓の外の光景をただ、見ている]
あら?あんなトコに人がいる。
[目を凝らすと薬屋を名乗った男性のようだった。悄然とした姿が気になったのか、それとも単に、目の前の光景が間違いなく現実だと確かめたかっただけなのか]
ちょっと、見てくるわね。
[そう言うと、外へ出る準備をしに居間へ*戻っていった*]
[...の疑問を掻き消すように、ナオが踵を返して部屋を出て行く。部屋に残されて、行き場を失っていた手で、エビコの服をぎゅっと握った。]
なんで。
[同じ疑問を繰り返して、手を握り締めることで恐怖に堪えようとした]
[ふっと導かれたように来たのと別の方角を見た。
こうしてみれば井戸とそう離れていない。
彼女はいつからここにいただろう]
……昨日水を汲んでいたとき、君は既にここにいただろうか。
[嘆息した後、無表情に薬屋が呟く]
勝手に決めまくったけどごめんね。
怖い。怖いよー。ほんとに怖い。狼さんごめんね…。
な、悩んだんじゃよー?
こういうのは最初は村側がやって狼の居場所を煙幕するのが良いのかどうかとか
でも狼側にやりたいことがあるかなとか考えたけど
死体を見つけるのが深夜すぎても話がすすまないかなと……。
わー。でも。わー。こわ。こわー。
なんかあれだったらほんとごめんなしゃい。
エピでスライディング土下座するじゃよー。
井戸は冬樹のネタ帳とのリンク。
桜は乃木の昔話とのリンクでした。
[コートと帽子を身につけると、エビコの後を大人しくついて行く。居間にいつもの面々がいるのを確認すると、詰めていた息を吐き出して会釈をする。フユキはちょうど出て行くところのようだった]
おはようございます。
冬樹さん、どこへ?そのままでは寒……
[答えは得られぬまま、ぱたりと扉は閉ざされた]
[男は決心したかのように、ふー、と長く息を吐く]
まあ。ここに放置しておいて何くわぬ顔で「今日の晩御飯なんだい」と言うわけにもいくまい……。
おいで。帰ろう。
[そっと手を伸ばし、アンの遺体についた雪を指で払う。どこか困ったような顔で抱きあげ、立ちあがると、管理棟へと歩き出した。誰かが外に出てきているのが男にも見えた。冬樹だろうか]
[夢を見ていた。懐かしい夢――3つ年上の彼女の後ろを幼い...はいつもついてまわっていた。温かい、静かな笑顔――ああ、随分久しぶりに思い出した気がする]
[やがて夢は遠のき、徐々に覚醒する意識に皆の慌しい様子が伝わってくる]
…ここで寝てしまっていたのか。
[起き上がろうとして身に覚えのない毛布に気がつき、ああ、とも、うぅ、ともつかない呻き声をあげる]
こいつのせいかな。調子は狂うけれど…
[小さく微笑んだ]
悪くないな。
[桜の舞い散る中、男の姿が見える]
あれは確か、薬屋さん……
何か抱えているみたいだね
こんにちはー
[近づいて声をかけつつ、彼の腕の中に抱かれたものに目を向ける]
[窓の明るさに、安堵しながら外を覗き込む]
心配していたほど長く吹雪かなかったようですね。
明日には……っ。
[息を飲み、じっと丘の上に認めたものを睨みつける]
来たか……。
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