[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
仮に、仮に、この中に犯人が居たとして。
アンちゃんが殺された、理由は?
禁忌を犯す、どんな理由があったっていうの?
私には浮かばない。
そうですか……。
[集会所を見れば確かに女性が半数を占め、片腕のない栂村も呼ばれている。
力の有無は余り関係がないようだ]
……ん?
[手元で息を吸う若葉を見る]
匂いでわかるんですか?
私も解らないよ。
アンちゃん、まだ若かったのに…
[肩を落として、清治から半歩引いて身体の向きを僅かに変えて半身だけを清治に向ける。]
あとでみんなでちゃんと食べてあげなきゃね。
それがアンちゃんのためだよ。
昨日の夜は、家にいました。
日が沈んでからは誰にも会っていません。
[皆に昨夜の行動を尋ねるワカバに、そう答えた。己以外が答える言葉は静かに聞き]
……私のような者もいますから、ね。
[セイジの疑問とそれに対するワカバの返答には呟いて頷いた。周囲を一望し、目を伏せる。誰もが等しく容疑者であるのだと、再確認したように。
ホズミの言葉を聞けば]
禁忌を犯した理由、なんて……
本人に聞かなければ、わからない事でしょうね。
……尤も、その本人が誰かというのが、問題なわけですけれど。
[若葉の片目で見詰められて、ゆっくりと瞬く]
……はあ、お好きにどうぞ。
[じっとりと見詰める視線に両手を挙げ]
可能性ですよ、可能性。
複数の犯人が口裏合わせてるのを真実だと思ったら、犯人にいいようにされるかもしれないでしょう?
ポルテさんが寝込んでるのが残念だね。
[アンの弔いを想い、そっと呟いてから]
んー…
アンちゃんの死体の状況を見て
複数犯かどうかまでは解らないけど
単独の可能性は高いって
他のお医者さんが言ってたよ。
さてと、…
はいはーい、清治くん一緒にお散歩しよー。
[泣きそうな万代を見て、ぽんと一度肩に手を置く。
それ以上は何も言わず]
はいはい、お散歩ですね。
[若葉に答えて立ち上がる]
[つぶやくように]
そうですね、ちゃんと食べてあげないと。
……でも、よかった。
[腐る前に発見できて、と口に出すことはしなかった]
この中に犯人やその協力者が複数いる、という可能性は……あまり考えたくないですね。
六人の中で一人いるらしいというだけでも、多く感じるくらいですから。
[セイジが口にした「可能性」の話には、否定するわけでもなく、希望のように零した。アンを喰らわねばという声にはただ頷き]
可能性といえば……
……アンさんだけで済むとも、限らないのですよね。
むしろ、……
[小さく呟いて、首を横に振った]
― 集会場の外 ―
[外は天気が良くて、太陽を見れずに目を細める。儀式も近いのもあり2年前の事も自然と思い出される。]
……いい天気だね、清治くん。
えへへ、ごめんねー。
連れ出しちゃって。
―集会所の外―
はあ……暑……。
[肌を刺すような直射日光に思わず呟く。
しかし風通しの良くない集会所と比べればどっこいどっこいか]
そうですね。
……わざわざ外に出たのは、理由でも?
[口調だけは暢気な様子の若葉に訊ねる]
[立ち上がって、マシロの頭をくしゃくしゃと撫でる]
うちのお母さんに聞いてみるよ。
よろしくね。
[集会場にまだいる人にそう言って、靴を履く]
― 集会場の外 ―
[裏口の辺りの近くには日影があり、こっちこっちと清治を手招く。先に辿り着けば小さな背のまま伸びをひとつした。]
んっ! 〜〜…ぷは。
もう一回、確認したくって。
清治くん。手…貸して?
複数犯…というのは考えたくないですね。
[清治の言葉に苦笑いを浮かべて]
それにしても、本当に困りましたね。
アンちゃんはまだ若かったのに…
[唯でさえ閉じた村の中、貴重な若者が居なくなるのは辛い。]
ここに居る人も比較的若い人ばかりだし、早く犯人を見つけないと大変な事になりそうだ。
[今回集められた面々を思うと、思わずため息が漏れた]
――集会場→――
[ワカバとセイジの姿は見て取れたが、声までは聞こえない。
そのまま道を進み、自宅へ]
あっつい、あっつい。
ん……?
[玄関の前でしゃがみこんだ]
あはは。
[扉の前に置かれていたのは、仕事道具が入った鞄と、いくらかの服が入った鞄の二つ。
蹲った姿勢で、独りごちる]
帰ってくるなってこと?
[手を差し出されれば、その手、爪も眺め その大きさを確かめるように見た。
彼の手へ視線を落としたまま顔を上げずのまま]
………、双葉がね
清治先生は優しくて大好きだって言ってたよ。
昨日も「さくら」を練習してて
家にいても 縦笛をよく持ってるの。
……、清治くん。
アンちゃんの手の爪に誰かの皮膚がついてたんだ。
きっと必死で抵抗したんじゃないかな。
…清治くん。
[髪を撫でられて、少しだけ目元が柔らかくなる。頭を下げて]
ありがとうございます、ホズミさん。
お願いします。
[出て行くホズミを見送りながら、外の日差しを見て]
この気温では、あまり持ちそうにない…。
急がないと。
[独りごちた]
[ワカバとセイジが連れ立って去っていくのを見送った。続けてホズミが去るのも見送り]
本当に……若かったのに。
ええ、集められた方も、皆さん若くて……
私くらいならまだ、仕方ないですけれど。
[ダンケが漏らすのに同意した。男自身も三十を越えて程無いまだ若い範疇ではあったが、容疑者の中では最年長であったために]
・発見時の状況からこいつが一番怪しいというポジションになる。
>わりと中途半端である。
・おばあちゃんが行方不明なんですけど探してくれませんかと村長に頼んで断られてがっかりして誰かに腐ったら食べられなくなるよどうしたらいいの?って泣きつく。
>だいたいできたってことにしよう。
・適当に誰かを疑う。
>これからがんばる
――→集会場――
[しばらくしてのち鞄2つを手に集会場へと戻り、マシロへと会釈するように頭を下げた]
ごめん、お母さん出かけてたわ。
途中で会った人にも聞いてみたけど、知らないって。
でも、探してくれるって、言ってたから。
[たたきに立ったまま、室内を眺める。
泳いだ視線を自分の足元に落とし、*呟き声を零した*]
私がやりましたって村長さんに言ったら、それで終わるかなぁ?
/*
もしかしたら直に手は下して
ないかも しれないっ
ってすごいすごい思ったりしたし
こじつけ っぽいかな
でも医師だけど現代ほどすごい子でも
ないので この程度の占いで
いっぱい いっぱい だ、ぜ
清治くん ごめんね…!
双葉さんが?
……そう。楽しんでくれてたなら、良かった。
[ぽつりと呟く声に、感情は籠もらない]
…………。
[若葉の指摘に、差し出した手がぴくりと僅かに動く]
そうですか。
それを理由に、僕を犯人だと告発すると?
[怒る風でもなく、若葉の顔をじっと見て問うた]
[ンガムラの言葉を耳に挟み]
アンは若いから殺された…?
じゃ、栂村さんよりずっと年取ってるばーちゃんは無事かな…。
ねえ、栂村さんは村で人が殺される話は知ってる?
こういうときって、犯人って誰なのかな。
[昔、いくつも話をせがんだ時のように、軽い調子で声を掛けた]
ははは、栂村だって。まだ十分若いですよ。
[集会場を出て行く人たちを見送りつつ、栂村に声を掛ける。]
お帰りなさい。ほずみさん。
ん?ほずみさん。何か言いました?
[かえって来たほずみに声を掛けつつも、何か呟いたのは分かったが、上手く聞こえずに聞いてみる**]
ホズミさんおやすみー!
絡めてよかったー!
でも優しくされるとちゃんと容疑者扱いされてるのか不安になるにゃ。
ホズミにゃんのママが出てけっていうのは、これからはみんな集会所で寝泊まりするフラグ?
[上からの視線を感じ、手は握ったまま見上げる。]
告発してるなら、さっきとっくにしてるよ。
[清治の目を、まっすぐに見上げて言葉を返す。
ぼさぼさの髪が顔の横で風に揺れる。]
アンちゃんの手、まだ村長さんの家にあるよ。
そこは残しておいてって 言ってあるから…
[ぎゅうと清治の手を握る手に力が籠る。]
犯人じゃないって言うなら
一緒に来て…、確かめさせて。
[帰ってきたホズミに微笑むと]
ありがとうございます。
本当に、助かります。
[零れた言葉が一部耳に届き、首をかしげた]
………。
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ