小野寺 リウは、重い瞼と戦っていてユウキ達の姿には気づかない。

小野寺 リウは、ヤスナリに頷くと立ち上がり、家の中に入った。

風祭 ユウキは、猫村 ナオに、今、リウさんが中に入っていきました、と告げる

瀬田 タカハルは、数分後、漸く探り当てた携帯機能を元に、改めて湖へ。

小野寺 リウは、ミカちゃんにも渡して、とサヨにキャンディを二つ渡した。

小林 サヨは、小野寺 リウに礼を言ってバクの後を追う。

武藤 ヤスナリは、箕鏡 バクに頷いて中へと入っていった。

風祭 ユウキは、猫村 ナオに微笑み返した。そして突入しようと構えている。

箕鏡 バクは、武藤 ヤスナリに頷き返し、外へと視線をやる。

小野寺 リウは、眠るミナツの手に梅キャンディを一つ握らせた。

武藤 ヤスナリは、部屋の端に座り、右足首の包帯を巻き直し始めた。

箕鏡 バクは、人の姿を確認すると、サヨに対し静かに、とジェスチャーする。

猫村 ナオは、箕鏡に姿を見られてることに気付いていない。

箕鏡 バクは、ポケットで震える携帯。僅かに意識はそちらへ。

風祭 ユウキは、猫村 ナオが近づいていくのを確認して、

風祭 ユウキは、いつでも飛び込めるようにゆっくりと進んでいる

小野寺 リウは、椎葉 ミナツ>>138　を手を振って見送った。

武藤 ヤスナリは、椎葉 ミナツが突然起きたように見えたので驚いた。

猫村 ナオは、箕鏡 バクだと思ったのが、実は玄関の飾りだったことに気付いた。

武藤 ヤスナリは、椎葉 ミナツと部屋の入口で入れ違いになって見送った。

小林 サヨは、戸口にあった竹箒を手にした。蜘蛛の巣だらけだ。

箕鏡 バクは、猫村 ナオがそのままやって来るようなら、通り抜け様に足を払おうとする。

猫村 ナオは、足を掃われて地面とキス。顔面を強打して眼鏡にヒビが入った。

小野寺 リウは、裏口の音には気づいていない。