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[ヌイに撫でられてギンはごろごろと喉を鳴らす]
うーんと……XX町
[町の名前を告げて苦笑い]
遠い、遠いところからだね。ヌイさんほどじゃないかもしれないけど。
あれ──あ。スグルにーさんだ……。
おーい。ごはんあるよー。
[スグルに大きく手を振った]
[うん、と素直に笑ってチカに答え]
覚えてないのか。それはきっと、一番辛いね。
――いま、思い出す勇気は出せそう?
[それとも、まだ出せない? と目で問う]
さっきアルバムを開いたら、一緒に写った写真がないんです。
家族は皆一人ずつでしか。
[知らず頬を伝っていた涙を、指先で拭う]
あなたも消えてしまうんですか?
何も、話して下さらないまま。
あなたが何を言っているのか、私にはわかりません……。
[ちら、とユウキを窺ったが、すぐに視線は手元へと落とした]
お互い様によくぞいらしたな。
次のバスを見るまでよろしく楽しもう。
多少の縁と聞きかじったぞ。
[そう言いつつも重たそうに頭を振ると*腰を降ろした*]
頭に手をやると生温い感触。
誰かに呼ばれているような気がする。
嗚呼――そこに居たのか。
『降りてしまったのは俺の方だったのだな』
[草団子を見ると、目を輝かせて]
わあ!美味しそうです。
[名前を呼んでも良いか?という問いには]
良いですよ!
どうしてだか、とても嬉しい気持ちになりますね。
えっと。貴方のおねーさんだったですか?
その、面白いお人は?
[団子をもぐもぐしながら]
どうかな。経験から言えば、辛すぎて忘れたいことは、
わりと忘れられるけど。
[わからない世界であるものの、一応答えて]
爺ちゃんはね。思い出せるけど思い出したくないだけなら、ユウキを出してちゃんと思い出したほうが、笑えると思う。
思い出せないなら、もう思い出さなくて良いと思う。
[できないならできないで良いのさ、と笑って]
うん?
んー……どうだろう。
でも、きっとおいらたちのことをよく知って居てくれた人なんだよ。
遠慮って文字が辞書に無いんだって、アンねーちゃんが言ってた。
[美味しそうに食べるパオリンに、次から次へとご馳走を手渡した*]
あなたは誰なんですか?
[逡巡して、浮かんだのはそんな言葉。
何かがズレていることを認識しながらも、それを認めることが出来ずにいた]
[ベックの言葉は、ちかにはちょっと難しくて。
しかし何度も意味を考えながらじっと聞き入っている]
じゃあ、えっと、思い出せるようにがんばったほうが、いいのかな・・・?
[消えていった人たちを思う。
どんなに嫌でも、もう引き止めることはできないのならば、思い出すべきなのか、どうなのか]
誰、っていうのも、難しいな。
俺は、俺。
君の“あなた”じゃない、とだけは言える。
[手を口元に当てた。煙草は、その手にない]
俺の “お前”も君じゃあ、ないから。
チカが本当の意味で笑えるようになって欲しい。
そのためにはどうしたら良いかは爺ちゃんだけが決めることじゃない。ってことかな。
[ごめんね。わかりにくいね。とやや赤面]
実は本題これからなのだ。
……思い出せなくても、別のことはちゃんと覚えておこう。
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