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待ってる人が、いるんだ。
なら、向かうべきだよね、その人のところに。
[>>198神の絶望云々からひとまず思考をそらし、
10thの向かう先を思う]
……そういえば10th、
さっき笑ってたことは、……。
[1stには見えないように1stを指差した。
笑うに至った原因となる言葉は分かる。
だが、笑うに至った理由が分からない。
というか、このままにしておいていいのか果たして。
礼の言葉にも釈然としない調子で頷いた後、
彼女の眼前でお茶が口に運ばれていく。
素直な賞賛の言葉に、今度は、自然とほころんだ顔を見せた]
どういたしまして。
[>>181 私は、カノウくんの言葉に、耳を傾ける。
>>182カノウくんがしようとしていることに、耳を傾ける。
そこに名前が一つ、抜けていることには気付いたけれど、何も言わないまま。
世界を復活させるでもなく、死んだ人を生き返らせるのとは少し違う、そんな未来。
何がどうなるかは、分からない。けれど。]
……もし、それが出来たら、また、ソラさんたちに会えるね。
[それが私の、肯定の返事。
どれだけ困難な道であれ、断る理由など何処にもない。
一人で出来ないことは、仲間とする。
それは、私の世界でも当然のことだった。
それがもし、いつか命を掛けることになるのだとしても……私の選択は、変わらない。]
両方を選ぶというのは、選ばないことと同じだ。
そして、選ぶことよりも、もっとずっと残酷なことだ。
お前は結局、選ばない。
お前に必要なものはそれだけだと、もう明言しているのに。
僕は世界が好きだ。
神にこそ、世界を――そこに住む多くの人々を、
唯一に何より大切に、想って欲しい……。
僕は、お前たちとはいられないし、
お前たちが神となる世界にはいたくない。
[今、ここにある者たちの柱を見やる。
それは少し名残惜しそうに、視線を留めて、
そして中央の球体に目を映した]
[その姿は一度、消えたようにも見えただろう。
猫科の獣、ラッテンフェンガーに化身した身は、
獣のしなやかさで、その中央の球体へと駆けて跳躍する。
零れ落ちようとする神の一欠けらを、その牙は剥ぎ咥えた。輝く一欠けらを飲み込めば、黒く艶やかな毛並みが波打った。
――前脚はひたと、宙に着く。
神の一欠けらを得た獣は、ゆるりと太い尾をうねらせる。
その場にある生ける者――2ndと9thとに首を向け、最後に4thへとひたと視線を合わせた。それは別れの挨拶のように]
[世界の環の外へ――。
何があるのかは知らない。
ただ願ったのはその場所だ。
ゆるやかに死に向かい、それに抗いながら、死と再生のゲームを繰り返す世界を、循環する世界を環の外から見続けること。
――もしも、万が一。
この世界が自分が作りたいと願ったような世界になった時には獣の失望は購われるから、その時には戻ってくるかも、しれない]
[>>43 この子ならばそう言うと思っていた。
できることできないことで線引きして諦めるわけではなく、ただ手は伸ばせるだけ伸ばしてしまおうとするこの子なら]
[>>45 自分の名前が出てくるのには苦笑を洩らす。神の摂理に逆らう言葉に眉尻をハにし]
この世界がつぶれなきゃ、新しい世界の神に力が満ちないんなら
もう全て仕方がないことなんだな
世界の滅亡がなければ、新しい世界が回らない
そういうことなんだろ。
[選べるものたちを見る眼差しは、真摯。数少ない選べるもの、過ごし方を、太った男の絵の妖精は選んだ。
泣いたり、悲しんだり、そうではなく。
泰然と構えて、全てを受け入れること]
[ヨシアキとセイジの話がはじまり、
男は、それをゆるりと眺める。
セイジの主張は最初から変わらない。
彼の世界を思う気持ちと、ヨシアキやクルミが思う気持ち、同じ、世界を思う強さであるのに、
それは、伝わらない、通じ合わない。]
ああ、
やはり、統合、はない、ですか……。
[世界はそんなにうまくはできていない。
それを証明するかのよう。]
誰かを大切に思うことと、世界を大切に思うこと。
それがひとつでは駄目なのか。
…人の間に、世界の間に心に価値をつくるならば、
それは向ける心によって左右をされるものだろう。
そうじゃないのか。
誰かへの感情が乗るにせよ、最後の心は自分のものだ。
決断は俺のものであり、彼女のものだ。
だから───…、ああ。
[俯く彼>>208へと言い掛ける。
正確には少し、ずれてしまっているのだろう。
誰かの感情を優先するというのではない。
誰かを思い、その上で自らの意思で動くこと。
この2つは似て異なり、それでもひどく形は近い。
少しのずれは、大きな亀裂を走らせて、]
[ぐうるりと、幽霊な面々を見る。小間使いも、使い魔も。
敵意を向けたものもおれば、取引をした相手も、ゆるく話をした面々もいて]
不思議ないきものたちは、人間に否定されたら消えちまうけれど
誰かが覚えていればそれでどこかにいるもんさ
だから、神様らが、おいらのことを覚えていてくれたら
きっとどこかに、おいらたちの住処はあるよ
……それじゃ、な。
[壊れゆく世界とともに、宿るところもなくなった。
もちもちとした肌の太った男は、光の粒になって*消えてゆく*]
彼は自分で選ぶと言いましたから。
[小さく、そのつぶやく。
それから、誰を見るわけでもなく、
また、そこに静かにいる。*]
[輪の外へと飛び出す獣。
世界の理の外へと在れば、彼は見ることが出来るのだろうか。
分からない。
きっともう、聞くことも出来ないのだろう。]
[ヨシアキの言葉が響く。
おそらくは、すれ違いだ。
彼も、彼も、世界を愛しているのに。
きっと、その表現が違うだけだ。やろうとしていることは……。
争いのない世界、そのはずなのに。]
――……
[何か言おうとして、何も言えずに、
次に、手をみずからの額に当てて、俯く。]
[ナオが1stを指差すのを見れば、
瞼を落とし首をゆるりと左右に振る。]
あいつには、言わなくていい。
別に俺の魂だけ救済されても
俺にとっては何も意味を為さない。
だから、名を呼ばれなくて
ホッとしちまったのさ。
[温かいお茶を飲んだせいか、眼鏡が湯気で曇る。
白む視界は、一瞬、全てを見せなくした。]
[額にあてた手は、しっとりと湿りを含み、
自分でも自覚しない大ため息。
それをゆるりとあげたのは、
球体から流れ出てた気というものだろうか、それがふいに途絶え……。
まるで、卵が孵化するかのように、壊れたから。]
[そして、獣が駆ける様を見た。
猫科のしなやかなうねる身体。
その毛並みに唸ったのは狩人の性か]
嗚呼。
あれは…、うちの世界では。
[良く似たシルエットの獣を想う。
否―――獣では無かったが。
だがそれはまた、彼では無いのだとも想う]
俺は……お前のことが好きだった。
ただそれだけだった。
世界なんて選んじゃいない。ただ、人を……、
手を伸ばす相手を選んだだけだった。
…世界は。俺の世界を俺は無くせない。
だから、こそ。出来るだけをと………
[彼の世界にも変化あれと願った。
争いをなくして、いつか、この世界で出会えて良かったと言える世界を。
それなのに。]
[争いを終えた今、クルミは守る対象から共に立つ対象へ変わっている。
それを言えば良かったか。何かは変わったか。
いや、変わらなかっただろうか。]
世界を…慈しむさ。大切にしてみせる。
クルミと、共に。お前の夢も……追ってみせるよ。
[届くかも分からぬ言葉を紡いで]
…、…?
[ナオがグリタの側にいる。
彼が何事か話しているのかと、目をやった。]
グリタ、お前も。お前の世界の魂もまた。
諦めることはしない。
反論があるならば、聞く。
[名を呼び忘れた自覚なく、彼への言葉を置いた。]
[ナオが10thの柱にお茶を渡すのを見る。
ああ、そこにいるのか、とただそれだけを思った。
言葉が聞こえることはないし、姿も見えないけれど。
まだいたのか、と]
――ばぁか。
[さっさと楽になればいいのに、なんだってまだいるのかと、そう思った]
……私も、還るか。
あんたたちがどんな世界にするのかわからないけど。
私の世界は、私の世界のままでいい。
[そう願って、球体を見る。
壊れ始めた球体が中身を曝け出すのを、ただ見ていた]
[ただ、ヨシアキとともに神になろうとする
クルミには、一言だけ伝えて欲しいと頼む]
もし疲れたら、神の仕事なんて
あいつに押し付けて
さっさと元の世界に戻っていいからね。
[あいつ呼ばわりするのは誰とも言わず。
いや、言う必要もなく。
獣は世界を離れ、神は死す。
そして死者も消えゆく時を迎える。
汚れた世界でもがき続けた少女もまた同じ]
*――それじゃ、ね*
世界の魂…、か。
俺が負けたことで失われたものか。
[思い返せば崩れる世界が脳裏に浮かび
また、吐き気を催しかける。
眉を顰めて、口元だけは笑み刻んで。
10thに悪態をつく2ndをみてから、
コハルが言葉を零すのを見て。
見おろす自分の足元
キラキラと白い粒が形を消していく]
[残ると言う隣の柱には一度視線を向け。
それから少しはなれた4thと9thへとこげ茶の瞳を向ける]
それじゃ、ね。
[そんな、簡単な挨拶をして。
マシロの姿もまた、柱から消えた**]
マシロさんも、お達者で…。
[マシロの声が聞こえれば、そう呟いて。]
デンゴくん
[そして、そこにはデンゴがまだいただろう。
彼は彼の世界に帰るだろうと思った。
そう、なにより、その執着があったのだから。]
もう、会うことはないと思います。
ただ、君の夢の国がどう変わっても、
君の世界は、
君の思う幸せな世界になればいい。
[デンゴはどう答えただろうか。少し、話をしただろうか。
ともかく、彼とは笑みを見せることができるだろう。]
[そして、デンゴがその世界に帰る時、
その姿が消えるのを見送る。
子どもの世界がどうなるのか、それをきっとその後男が知ることはないけれど…。
振り返れば、
ヨシアキとクルミは並んでそこにいただろう。
その姿には、もう、むしろ穏やかさも湛えて、丁寧にお辞儀をする。]
…まぁ、俺は…やっぱり、頭悪いからさ。
何がどうなったら拙いとか判んねぇから…
また、機会があれば。
守ると決めたもんに命かけるだけ、だな。
残る者に、後悔が無いと、良い。
[光の塊に身体を下から消されていきつつ
ポツリと落とす言葉は
誰に対してのものでもなく――――
けれど]
あ、そうだ、はじ
[ふと 思い出すように添えた言葉は
最後まで紡がれる事は 無かった*]
私も、お二人にお任せして、
自分の世界に帰ります。
ただ、もう少し、ここで、
景色を眺めていてもいいですか?
[そう二人に告げて、
人がいなくなっていった柱と、砕け散った球体と、
彼が消えていった、宙の彼方を見上げた。]
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