情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] 絞り込み / 発言欄へ
先立たれた、って――
チカノちゃんのこと?
[神社でため息をつくユウキの姿が脳裏をよぎる。先立つという言い回しに血の気が引いた]
ふさわしいなんて――
[繰り返された神隠しの行き先など、想像することさえ出来ないけれど。
ぐしゃり、と、手紙を握りしめる]
そんなの勝手に決めないでよ。
[もう、迷わないと、言った相手さえ。
傲慢な神のせいに思えて、唇を尖らせた]
そういうもんかネェ。
[人ならざるものだとしても、人だとしても、自分はレンに対してどうこうする気はない。
単に、そういう存在が実際にいるのかどうか、という興味が湧いただけである]
別に。
[立ち止まり振り返ったレンに、参考に…と尋ねられた言葉には肩を竦めた]
チカノさんの後を追おうなんざ思ってはいないが、できればチカノさんを此方に帰して欲しいだけだよ。
……あとは、まあ。
要望があるなら、私に出きることなら聞いてやるから。問答無用で他人の人生ひっかきまわすな、って言いたいくらいかネェ。
[ささやきのように、
消えたはずの声、幾つか。
向日葵迷路でつまさきをなくしたひと、とか。
まよいみちの歌は無く、
青田を渡る風の音もない。
光の粉。黄金色が空にひかる。
茜色は、鳥居の下で佇んでいる。]
なら、貴方が代わりに、俺と行くか?
[言いながらザクロに向けて、すっと、手を差し出す]
でも――、貴方は、強い。俺の手を取ったりはしないだろう。
[そう言った後、男は苦く、弱々しい笑みを浮かべた。
だが、すぐにその笑みも消え、差し出された手が下される。
目に揺らめく赤い光が、一層の色を増すと、刹那、夏の日のものではない強い風が吹いた]
――時間だ。
[短い声を残して、男の姿は其処から消えた**]
/*
鳩だと、発言窓の直ぐ下に寝言のptが書いてあって、ついうっかり『あ、まだポイントある』と勘違いしてしまうのです。
中の人のうっかり属性は治りそうにないなぁ
[男の手とはこんなだったかと、差し出された、自分より大きな物を見て。
逃げるように遠ざかる手。顔を上げれば、微かに残る笑みが見えたけれど。
それも、消える。
赤き、風と共に]
神様は、いる、か。
[思い出すのは、蒼い瞳の男の言葉。
おおかみの面をつけて舞う]
―― 彼方より 此方へ
―― おあけなせ
―― おあけなせ
―― おおかみ さまの
―― とおりみち
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了