97 未来日記〜Survival game〜
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[頭に優しく触れた扇子>>157に、ゆると顔をあげた]
…――選んでなかったら、アンタを殺してたよ。
日記の通りにな。
[口の端をあげて生意気な顔を浮かべる]
(250) 2012/11/12(月) 22:23:51[水流れる柱]
[が、すぐにくしゃりと相好を崩した。
眉が少しだけ下がる]
でもオレ様の世界には、もうオトナはいねーから。
すぐオトナと一緒に生きることにはならねー。
…止まっていた時間は動き出して、
オレ様たちはいずれ子供ではなくなる。
だから――…
オトナと生きるっつーか。
オトナとして生きる、なんだろなー。
ま、どーなるかは、戻ってみねーとわかんねーけど!
なにせ未来は、これから作られてくんだものなっ。
[けらっと笑う。
もう、日記は何も言わない。自分の足で歩くのだから]
(251) 2012/11/12(月) 22:25:11[水流れる柱]
ゼンジのおっちゃんが言う世界は、
オレ様にはよくわかんねーけどさ。
ちっと、セイジのにーちゃんが言ってんのと似てんのかな?
いろんな世界からいいもん集めて作った世界。
全てのいいもんが重なった世界?
[小首を傾げて]
(252) 2012/11/12(月) 22:26:21[水流れる柱]
…たださ。
いいもんばっかり、じゃなくていーとオレ様は思うんだ。
[それは、先程聞こえてきたセイジの描いた世界>>64への応答でもあったかもしれない]
だって、きれーなもんばっかだと、汚したくなっちまうもん!
子供はさ、綺麗なガラス玉も好きだけど、
泥ダンゴだって宝物なんだぜ!
どんなもんにも、いーところはあるさ。
だから、おっちゃんが、そーいうの全部まぜこぜにして
なんか作るんなら。
それはそれで、おもしれーって思う!
ヨシアキが目指すのとはまた違う、
新しい世界のカタチなんじゃねーの。
(253) 2012/11/12(月) 22:28:13[水流れる柱]
ナオ。
ヨシアキに、言ってくれるか。
ガキにケツを拭いて貰う趣味はない。
ってな。
[自分の感情が解っているかのような、
マシロの言葉に、口元は自然と綻んで>>238]
…悪い。
[二度目の悪態を受ければ視線を斜め下に落す。
もうこちらから送信することは出来ない
タブレットに新着メッセージの光が灯る。]
(254) 2012/11/12(月) 22:30:39[水流れる柱]
―――…
[>>=1 短い言葉がふたつそこには並んでいて。]
あぁ。
俺も、楽しかった。
――― またね、じゃねーさ。
さよならだ、 マシロ。
[届かない言葉は、ナオに届けて貰う事もせず
彼女が柱から消えていくのを、静かに見守った。>>245]
(255) 2012/11/12(月) 22:30:50[水流れる柱]
[この世界の神の姿を目の当たりにし、
それがナオの前で弾けるのを見れば
何も口にする事はしないけれど、
ナオに視線は向けたまま]
胸くらいは貸すけど
あんま、俺も時間はねーぞ。
[光の粒のような、塊が既に下半身を消していて**]
(256) 2012/11/12(月) 22:31:15[水流れる柱]
[世界の外へ、獣が消えた後――、
4thの手にそれはいつの間にか握られていただろう。
獣の首にチェーンで下がっていた、
既に割れていた認識票。
己の世界から唯一身につけていたもの、
この世界に存在のあったというその証]
(257) 2012/11/12(月) 22:33:32[3階]
―争いの世界―
――……ん、
[少年兵は小さく呻きながら目を覚ました。
夜は既に終わっていた
けたたましい鳥の鳴き声と、湿った緑の匂い。
生い茂った林の隙間から眩しい陽光が目に刺さる。
――生きていた。]
っ、……、
[生きていた]
[じわりと目に涙が滲む、泥に塗れた手が草ごと地面を柔らかな泥土を抉る。覚えている赤く開いた口蓋、もう死ぬのだと思った絶望と――引いた引き金を]
(258) 2012/11/12(月) 22:34:04[3階]
[泥まみれの少年の指が、何かを硬いものを捉えた。
汚れたそれを軍服の袖で拭う、きらりと光る――割れた認識票。
あの獣人のものだ、それを捨ててしまおうとして気付く]
同じ名前だ……。
[その少年兵の名前もSEIJI――清慈だ。年齢も同じ。
ふいに血痕が気になって目で追う、それは水辺で途切れていた。――そして思い出す、何故だか留まったその牙を。
捨てようとしたそれを、ポケットに押し込んだ。
けれど、味方の元へ帰還すればまた、
終わらぬ争いの中に身を投じることになるだろう*]
(259) 2012/11/12(月) 22:34:35[3階]
オレ様はさ、
ヨシアキのこと、まだ完全には認めてねーし!
[まあ、覚悟を持って手を汚しはしたけど]
相変わらず、誰も彼も大事といってふらんふらんしてっし。
[まあ、クルミを一番と選んだみたいだけど]
二人きりで残すのさ、ちっと心配でもあるんだよなー。
[うんうん。と腕組して訳知り顔で頷いてみる]
(260) 2012/11/12(月) 22:43:31[水流れる柱]
だからゼンジのおっちゃんが、
お目付け役?ぽく残るんでもいーと思うけど。
やりたいことあるんなら尚更なっ。
…――でもおっちゃんさ、
かみさまじゃなく、
もっと世界に揉まれてもいーかも。
[次いでちらっとゼンジに視線を上げて、
悪戯っぽく笑った]
(261) 2012/11/12(月) 22:44:07[水流れる柱]
上から見下ろすんじゃなくてさ。
混じって遊んで足掻くのも、きっとたのしーぜ。
おっちゃんが慌てふためくの、
間近で見ることが出来ねーのは、残念だけどな!
[けけけっと軽やかに笑って。
とん、と距離を取った。
中央の神が割れる。
…もう、終わりの時間は、迫っている]
(262) 2012/11/12(月) 22:44:32[水流れる柱]
[話が途切れ、8番さんの姿が人から獣のものへと変わる。
球体へと向かい、飛び去る様を眺めながら、私は思う言葉を飲み込む。
>>223 傍らから、カノウくんの声が聞こえたから。
言うだけを言って、神になるでもなく、元の世界に戻るでもなく。
環の外に出る彼の姿勢は、……神に向いているとは、私には思えなかった。]
(263) 2012/11/12(月) 22:49:39[水流れる柱]
>>253
ええ、まぜこぜですよ。
異なるものが一緒になれば、
最初は葛藤が起こります。
つまりここでも、そうです。
デンゴくんと私が、相容れないこともあるでしょう、と。
[デンゴの回答にはそう答えるけれど、
結局は、ヨシアキとクルミに託す選択になるだろう。]
(264) 2012/11/12(月) 22:50:34[水の柱]
[そこにいる死者が、消えていく。
その光景を見ることは出来ない。
けれど、そこにいる。
空いた柱に、ゆっくりと視線を巡らせていたけれど、>>#12唐突に響いた大きな音に、私はそっちを見る。
罅割れ、中身を曝すそこにあるのは、血より、肉より生々しいもの。
私は、眉を寄せる。
これが神の死にゆく光景なら、これは私たちの遙か遠い、未来でもあるかも知れない。
だからといって、目を逸らすことはしないけれど。
>>#15 ぱん、と弾ける。それきり。
――― それは古い神が死んだ瞬間、だった。]
(265) 2012/11/12(月) 22:52:15[水流れる柱]
[新しい神が選ばれるまで、そう時間はかからないだろう。
>>238 おじさんとマシロさんの間にあったことは、私には分からない。
それはきっと、二人だけの絆なのだろう。
>>241 帰る、というのにはただ、マシロさんを見る目を瞬くだけ。>>245 こちらを見た一瞬、私が浮かべるのはやっぱり、笑み。]
――― またね。
[呟いたのは、マシロさんの姿が消えてからのことだった。]
(266) 2012/11/12(月) 22:53:20[水流れる柱]
君の世界には、大人はもういない。今まで大人になろうとするものもいなかった?
でも、そうですね。大人になっていくんですね。
[デンゴに目を細めて…。]
大人になるのは、そんなに悪くありません。
子どもはすぐに大人になれないですが、
大人は、時に、子どもにはすぐに戻れるものです。
こう、好きなものを忘れないでいられるのなら。
[ふと、映画音楽のオルゴールのメロディを思い出す。
男が、命をかけて、戦う映画は、好きでたまらなかった。
そうとはなれないと知っていても。]
きっと、デンゴくんはかっこいい大人になれます。
[それは保証しますよ、と付け加えて]
(267) 2012/11/12(月) 22:55:51[水の柱]
(268) 2012/11/12(月) 22:58:55[水の柱]
4th ゼンジは、微妙にアンカーまちがえつつ、(恥
2012/11/12(月) 22:59:42
お目付け役、にはなれないと思います。
それに、私の視点は、私の勝手な思い込みも多くて、
しかも、私は、
私の世界を実はよく知りません。
[少し気がついたように]
今思えば、そういう世界なんでしょう。
自分の世界のことも知らず、
滅びも知らず、
世界を見ずに、個々が内なる世界に入り込んでしまった、無関心の世界。
[また、きっとむつかしい話だと言われても、一人納得しながら。]
だから、
私は、やはり、私の世界に帰って、
それを直さないといけないと思うのです。
[やらねばならないことをそう伝えて…。]
(269) 2012/11/12(月) 23:04:57[水の柱]
[ナオが来るようなら、手を伸ばして
頭を包むように撫ぜてあげるつもりで。]
…、死んだ魂の救済なんてもんがあるなら
それはきっと、俺は――…、
俺の死んだ家族の魂と共にいることだ。
(270) 2012/11/12(月) 23:08:46[水流れる柱]
だから、ナオも。
他の奴らも、 大事なもんのとこにいんのが
きっと一番なんだろうな。
[ゆっくりと消えていく身体は胸元まで消えて、
もうひとつの腕で少し冷めた茶へ手を伸ばし
口に運べば空のカップをソーサーに置く。]
(271) 2012/11/12(月) 23:08:54[水流れる柱]
俺、もういくわ。
あんま、ここにいても、
やる事もないし…いい気もしない。
ほら、ゼンジの顔見てると
思いっきり殴りたくなるだろ?
[腕も消えると、生首状態。
ソーサーの上のクッキーは食べられずのまま
そのまま、ゆっくりと首が消えて]
(272) 2012/11/12(月) 23:09:04[水流れる柱]
じゃ、ナオ。
ごちそうさん。
[それが、最期の言葉。**]
(273) 2012/11/12(月) 23:09:15[水流れる柱]
きっと、それは、
揉まれる……ことになるでしょうか?
[デンゴのアドバイスには、やや、戸惑って。
そう、ここでやったことは、決して褒められることではないから。
そう、今は、あった自信というものが実は砕けている。]
(274) 2012/11/12(月) 23:09:30[水の柱]
[セイジが獣に変わり、その姿が球体へと駆ける>>211
擦れ違いが産む背中は、
階段で8thが1stを追い越した時>>3:269を
何処か連想させるもの。
けれどあの時と違うのは、
それが互いの描く世界をぶつけあった結果ということ。
ゼンジの言う葛藤>>264が、
此処にもあったということなのだろう]
(275) 2012/11/12(月) 23:09:40[水流れる柱]
[振り返る獣。
セイジの意思強き眼差しが――確かに其処にあった。
彼は、往くのか。
それとも、還るのか。
…分からないけれど。
選んだ未来は、世界は、彼だけのもので。だから]
じゃーな!
お互い、これからも生き抜こうぜ!
[何処へ向かうにせよ。
彼が彼らしく生きていけばいいと、思う。
あのカッコイイ獣の背中、
ちょっと乗って見たかったな…なんて。
場違いな子供心もちょっぴり、浮かんだけれど。
…それはひみつのおはなし。]
(276) 2012/11/12(月) 23:11:37[水流れる柱]
[やがてナオは言葉を伝えてくれようか。
最初にソラの言葉を伝えられれば、
彼女のほうへと視線を動かし、少し、笑って]
…、今頃かよ。
[それだけを返すのだが。]
(277) 2012/11/12(月) 23:19:02[水流れる柱]
[続くマシロの言葉>>238
更に続くグリタの言葉>>254に眉を顰めた。]
────…、
[反論はある。
それを乗せた視線が、じっと10thの柱へ向かう。
けれど音にするのは、]
(278) 2012/11/12(月) 23:19:11[水流れる柱]
…旧き神が認めた世界の代表は、あなただ。
だからあなたが世界全ての魂までも道連れにするなら、
それはそれで構わない。
選択権すら要らないというなら、そのようにしよう。
───おっさんの覚悟に付き合わされる命も、気の毒だけどな。
[怒りを叩きつけそうになるのを堪えて、
そのままふいと顔を逸らした。
びしり。と、神の崩壊する音が耳に響く。]
(279) 2012/11/12(月) 23:19:31[水流れる柱]
[それは少しだけ、慌てた顔になったかもしれない。
そして、それから、
セイジが去って……。
いつのまにか手にあった認識票に気づくのは、実は目を閉じて開けた時だった。]
――……
[眉が寄る。
違う、
額に手を当てたのは、
本当は、何かがこぼれそうになって、
それは、きっと、らしくなかった。
だから、我慢をしながら、
溢れる感情を出さないように、
出さないように、していた。]
(280) 2012/11/12(月) 23:20:04[水の柱]
[でも、それが、
きっと、いつも上から見下ろす男の、視点を
確実にかえるものであることは確かで…。
そう、世界に戻っても、その認識票は形保ったまま、あるだろう。
彼がいた、という、確かにいたという…。]
(281) 2012/11/12(月) 23:24:52[水の柱]
1st ヨシアキが接続メモを更新しました。(11/12 23:26)
[はらり はらりと旧き神が崩れ逝く。
それへ目を遣りながら、神はこのようなものかと思った。
すぐ傍らの人を見遣る。
このようにはさせないとも思った。
コハルの言葉>>242は耳に届かず、
ただ、セイジの後姿にこれもまた我侭なのだと思う。]
それでもやっぱり…、…自分の世界に殉じるものかな。
[魂に転生を選ばせても、拒むものはあるだろう。
世界を大切に思う心に殉じるものもあるだろう。
届かず零れ落ちていくもの。
それらを思って、目を伏せる。]
(282) 2012/11/12(月) 23:29:27[水流れる柱]
4th ゼンジは、デンゴには最後は笑って見送りいたいと思っている。
2012/11/12(月) 23:32:36
ああ、…元気で。
[隣からの挨拶>>245へは短く返す。
殺しあった相手、その未来へと思いを馳せるのは一瞬の間。
みっともなく零してしまった涙を拭いて、
残る生存者へと目を向けていく。]
もちろん、構わない。
神は逝っても……今暫く、この場は残る。
[ゼンジへと礼を返して、頷いた。>>249
新しき神の力続く限りは残るであろう。
けれどきっと、いずれここの景色は変わる。
このまま残す気分には、なれそうにない。]
(283) 2012/11/12(月) 23:34:34[水流れる柱]
うん。否定してたって感じかなー。
[ゼンジ>>267に頷いて、
それから続く言葉に、ああと口元を綻ばせる]
そういやおっちゃん、最初に大人子供だって言ってたっけ。
[ほんの数日前>>0:217のことなのに、
なんだかずっと昔のことみたいだ]
――…なら、おっちゃんも
好きなものを忘れてないんだな!
[無邪気に笑いかけて、保証に嬉しそうに頷いた]
おう! まかせとけ!
(284) 2012/11/12(月) 23:35:04[水流れる柱]
[ゼンジの世界の話>>269には、彼の予想通り、
鼻の上に皺を寄せながら怪しく頷いている。
ただ最後の言葉に、にっと笑みを浮かべて]
ほらっ。
でもそーいうこと言うってことはさー。
今はゼンジのおっちゃん、
自分の世界に興味あんだろ。
もう、無関心じゃねーじゃん。
おっちゃんも、変わったんだ。きっと。
(285) 2012/11/12(月) 23:44:16[水流れる柱]
そうか。
ならばそうすればいい。
死ぬ場所を選ぶ権利を存分に享受すれば。
[>>228死ぬ場所を選べるのは死者の特権、とすら思いかけたが、
すぐに思いなおした。
だが実際、彼女は誰も引き止めない。
消える死者も、神の欠片を得た獣も、
いずれ、元の世界に戻る生者も―――
ただ、淡々と死者からの、
遺言と呼ぶには遅すぎるがそうとしか呼べぬ伝言を伝えたり、
しっかり口止めされたり、
届かぬ言葉が流れていくのを聞いたりしている最中、
崩壊の音が一際大きく聞こえて、振り返る]
(286) 2012/11/12(月) 23:44:30[水流れる柱]
[球体の最中心たる人のかたちを目の当たりにして、息を呑む。
一歩距離を詰めたその時、球体が中のものごと弾けて、――消えた]
……!
[彼女の中の思い出と呼ぶには淡い記憶も、
眼前で弾けて追想される。
だが、消えはしない]
(287) 2012/11/12(月) 23:44:48[水流れる柱]
―――貴方は馬鹿だ。
[最後のひと粒が消えるのを見送った後、ぽつり、と。
それは二度目にして最後の悪態]
(288) 2012/11/12(月) 23:45:02[水流れる柱]
――へ?
[やがて、背後から声>>256がかかれば、
呆けたような声をあげて再度、振り返る]
貴方の胸で泣いてもいい、と。
……それをやったのがばれたら、怒られない?
[無論10thの家族に、である]
………。
(289) 2012/11/12(月) 23:45:30[水流れる柱]
うんうん、なるなる。
[安請け合い>>274して、ぽんと自分の小さな胸を叩いた。
ここでやったことが、
ある意味悪いことなのは知っている。
でも生きることを、悪いことだとは思わない。
そのために足掻くことを、悪いことだとは思わない。
生き物の世界は弱肉強食。
失われるものがあるから、世界は輝く]
(290) 2012/11/12(月) 23:45:47[水流れる柱]
6th コハルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/11/12(月) 23:48:03
>>285
[デンゴの言葉に、
最初はきょとりとする。]
ああ、
そう……でしょうか?
[目が泳いだ。
そうれはらしからぬ表情で。]
(291) 2012/11/12(月) 23:51:10[水の柱]
…クルミ。
俺は俺の選択が、真に正しいのか今も良く分からない。
クルミをここに引き止めてしまったことも。
けど……、
後悔しないためにと、いつか君は言ってくれただろ?
俺も後悔をしないための選択をした。
死なせたやつや、滅ぼした世界のやつら。
そんな、俺たちと変わらない違う世界の人々に、
謝ることは出来ないけれど、未来を…それでも未来を示したくて、
(292) 2012/11/12(月) 23:53:04[水流れる柱]
[古い神が死んだということは、新しい神が生まれるということでもある。
けれど、私たちにとりたてて変わったところはない、ように思える。
いつか、古い神のように不必要な部分を削ぎ落とした形になるのかもしれないけれど、だとしても……それはきっと、片方が欠けた後の話で。
私は当然、カノウくんを一人にする気なんて、ない。
デンゴくんとゼンジさんが言葉を交わすのを眺め、その内容を耳に留めながら、私は自分達の幼さを思う。
私の理想は我儘で、傲慢で、自分勝手なもの。
それはきっと、カノウくんの理想だって同じだ。
でもスタートラインに立っているのは、私一人じゃない。
私は、ちらりと横に並ぶカノウくんの横顔を見た。]
(293) 2012/11/12(月) 23:53:08[水流れる柱]
そして生き残った世界。
俺たちの世界にも可能性を残し続けたい。
変化して、いつしかより良くなって──…
8thの、セイジの望んだような世界になればいいと…、思って、
だから、俺は────…、
(294) 2012/11/12(月) 23:53:11[水流れる柱]
(295) 2012/11/12(月) 23:53:45[水流れる柱]
[マシロの視線がこちらに向く>>245
別れは簡素に。それで充分だ、と思う。
最後。殺さなかった相手。
生き抜く先を見てみたいと思った相手。
異なる世界に居る以上、
直接は、勿論無理なことだけれど]
ああ。マシロのねーちゃんも元気でなー!
[遠い空の向こうで、彼女は強く生きるんだろう]
(296) 2012/11/12(月) 23:54:11[水流れる柱]
[出会うはずのなかった存在たち。
ここで会わなければ良かった、
けれどここで出会えて良かったと、
セイジと交わした会話>>4:183を覚えている。
神の日記越しに、時に悩みもがきながら、
言葉交わした仲間たちのことを覚えている。
ソラの力強い笑顔も、フユキの穏やかな声も、
命取り交わしたすべての人々の声も仕草も。]
(297) 2012/11/12(月) 23:54:19[水流れる柱]
忘れないで、そうして未来に繋いでいく。
新しい時を重ねていく。
…君と一緒に。
[手を繋いだまま、視線に彼女を見返した>>293
視線を交わせば、少し表情は柔らかくなる。
頭上を仰げば、いつしか空にかかるは金の月。
獣の毛皮を思わせるが如き漆黒に、瞳のような月が輝く。]
(298) 2012/11/12(月) 23:58:40[水流れる柱]
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