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─運転席─
でね。わしはこう言ってやったのさ。
「ウォトカでもかけておけ」ってな!
[ロシアンギャグに一人で大ウケしている]
─運転室─
そう思わないかね。君。
[運転士の向かいにしゃがみこんで、笑顔のまま小銃を向ける]
「おかしい」そう、顔に書いてあるよ。
「ミズノフスキー閣下がこんなおかしなことを言うわけが無い」その通りだね。
[実に楽しそうな表情]
ミズノフスキー閣下の部下は無能ぞろい。
ロマネス家の秘宝を持ってくるものも居なければ、突入するものも居ないし、主人すら守れない。
[銃口を運転士に向けたまま、ゆらりと立ち上がる]
──少しは楽しくなるかと思ったが。
[引き金に指をかけた所で>>44>>46が耳に入る]
『残念だが、すでに奪われた後のようだ。
今は、どこぞの悪漢の手にあるようだよ』
[低い声で外に向かって応える]
あの声はじゃないな……誰だ?
>>53
ようこそ悪漢君。
[一瞬だけ目を丸くした後、銃口をアマルウェルに向けようとする]
ロマネス家の秘宝を持ってきたのかね?
>>57
ないのか。
[大げさにため息をつく]
まったくいまどきの若いモンは……わしが若い頃は、押し寄せる兵をちぎっては投げちぎっては投げ……。
秘宝はどこかの誰かが持っていった。嘆かわしいことにな。
[>>59にイラっとしたように怒鳴り返す]
静かにせんか!
……。
[外から聞こえてくる声たち]
仲間同士というわけでもなさそうだし……正義の味方というわけでも無さそうだな。
ええい、これだけ悪党が居て、誰もロマノフ家の秘宝を持っていないとは何事だ!
[いくつかが操縦桿にあたり、何発か兆弾が飛ぶ]
この程度じゃ……あまり効かないか。
[アマルウェルの動きには気付いていない様子]
忌々しいほど丈夫だな。
骨折り損のくたびれ儲けか…──。
[大きくため息をついて、がっくりと肩を落とすと]
まぁでも、ここには秘宝がないと分かっただけ、よしとするか。
[なにやら一人言い聞かせている]
……!?
[気を取り直そうとしたところで>>71でスパナが切断されるのを目撃する]
君、危ないじゃないかね!
[自分を棚に上げた]
[窓枠に手を掛け、ふと気付いたように]
これじゃあ体が重い。
[呟いて、そのまま、列車のお仕着せの制服を着た赤毛の少年に姿を変え、にっこりと笑顔ひとつ]
お先に!
[小銃を床に残して、そのまま屋根の上へ]
捕まったほうが逃げたほうがいいのか。すげー悩みます。
捕まったら捕まったで話が停滞しそうな予感したので逃げたけど……どっちでもいいのかなぁ。捕まったら隙を見て逃げ出せばいいか。
[屋根に上ろうとしながら考えている]
(そもそも、お宝って……どんなもんなんだろう?)
[モノに執着しない自分には想像もつかないことで]
あ……逃がしてくれる方向かな? だとすればラッキー……。
明日から何をしよう。
ウルスラはきっと安眠しているんだろうな。おやすみなさい。よき夢を。
─屋根の上─
──…っつ。
[割れたガラスのせいか、白い手袋にいくつかの赤い染みができている。
強風に目を細めながらも出てきた窓を伺えば、いつかの少女の頭が見えてくる]
どれだけ屋根に興味があるんでしょうかね。お客様。
[階下に居た人を思えば長居をするのは思わしくなく]
邪魔だからって置いてくるんじゃなかったな。
[捨ててきた小銃に一瞬だけ思いを馳せて、一両車のほうへ駆け出す]
[階下でのざわめき、そして急ブレーキ>>90]
……!?
[バランスを崩してしゃがみこむ。落ちないのが不思議なくらい]
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