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[すぱん、すぱん、すぱん。
ヨーヨー風船を、誰かが
手の中で跳ねさせる音がする。
『福引き屋さん、景品がなくなって、
店じまいしたのかもですよね。』
作家は若者の憶測を耳にする。]
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こんばんはですこんばんは。
てるくにじんじゃ
街中ではない、とも言い切れない そんな立地です。
県内一の繁華街は徒歩数分だし、
文化ゾーンのどまんなかだし、
西郷さんが腹をお召しになった城山のふもとだし。
舞台は実在の神社ですが、イメージは
皆さまがそれぞれに思い浮かべる神社で
いいんじゃないかなあ的なおおまかクオリティ。
[『お名前伺っていいですか?』
若者の唐突さよりは、いつからか耳にする
当世風の言い回しがおかしくてすこし笑う。]
…そこから尋ねなくとも、
伺ってしまえばいいのに。
[そこから重ねられる問いにはひとつ頷いた。]
[ばらけた学習帳を揃えなおしながら
何気なくつけくわえるのは――――]
… 神社の、宝物殿。
きょうは まだ開いているらしいよ。
[掠め取った対価に見合う『思い出』の在処。]
[拝観者の多い今夜は、国宝の刀剣について
熱く語ってくれる中年の学芸員がいるだろう。
調子よく ひと懐こく もちもちと笑う男は、
参道でテキ屋をしていた若い時分の客の面影も
忘れ得ず―― 懐かしむに*違いないのだ*。]
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脳内から出力するばかりというのに
明朝が4時起きになってしまいました ぐぬぬ。
続きは明晩になりそうです すみません…!**
[作家は、どこか得心のいった響きで
若者と交わしたその名を反芻する。]
夢を食べる、獏か。
[思い出屋の噂も、文字にした過去も、
みんなみんな喰われて消化され
彼の日常という現実に昇華され――]
うん。
[作家は、離れ行く若者を見送る。
件のご婦人はどうしていたろうか。
アツタハズノオモヒデを想うまま、
罫線のないノートを渡された彼女は。
肩が触れ合うほどもない緩い雑踏は、しかし
些細な不思議を共有した人々を見失わせる。]
[前日の降灰は、カバンの底や
眼鏡の蝶番の隙間へ僅かに残る。
書店の片隅には少ない部数ながら
不行 後家(フユキ・ノーチェ)の
旅情サスペンスシリーズが並ぶし、
この現代日本に、思い出屋のうわさも
地方を問わずいまだに*途切れない*。]
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はっ だらだら書いてました
[正座]
エピは今宵で終了です。
人集めもままならない突発村でありましたが、
一緒に遊んでくださって本当に有難うございました。
またどこかの村で
ご一緒できる機会があることを祈って、
お疲れさまでしたーと愛を散布するのです。
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いっしょにしみじみ。
一人じゃなければそこは村なんだよ、とか
言ってみます。
レシーブし損なったあれやこれやは私もわたしも。
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女流作家を騙ってたのが最近ばれたとか
そんな不行さんでした。
獏は高校の部活でーという描写があって、
あれっ少年あつかいしてはいかんな的理由な
若者認識をしてました ました。
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RPまでうつくしく〆ていただけて
ほっとしたりほんのりしたり。
六月燈が終われば台風の季節です。
ことしはもうでかいのきてますが!
バクくんホズミさん、もちろん皆さまも、
つつがなく嵐の夏をお過ごしになれますように。
お疲れさまでした!
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